ファド最終回 9・1のファド
気づくと、ファドが連載化していました。
ポルトガルでロマの人たちを「ヒターノ」と言いますが、差別語かもしれません。そのロマの男性たちの歌がとてもいいのです。ただし、ファドというかどうか分かりません。さらにプロかどうかも分かりません。
居酒屋に定期的に来て歌うのです。近所に住んでいるとのことでした。
ポルトガル料理は塩が強いので有名です。そして甘口ワイン。
さて、ここでいう9・1は9・11の間違いではありません。
1923年の関東大震災の時の9・1です。
この時、流言飛語によって多くの人が虐殺されました。
亀戸事件では社会主義者や労働運動をやっていた人たち。
朝鮮半島出身者、中国人
被差別地域の人たち
そして大杉栄、伊藤野枝、橘宗一
です。
被差別地域の人たちが犠牲になった福田村事件は、現在の千葉県野田市であるが、地震の被害はほとんどなかった。
これらの虐殺事件はファドの中で行われた、と思う。そうでなかったら説明がつかない。排外主義というファドである。
映画『CASSHERNH』(2004年紀里谷和明監督)の寺島進がその狂気を実に巧みに表現していた。つまり市井のなんの変哲もない子煩悩な男性「坂本さん」が虐殺側にまわるという狂気と恐怖である。
日中戦争時、三光をやった人々は「フツーの市井の人々」であったはずだ。
9月12日には名古屋で橘宗一の墓前祭がある。