精霊たちの住まう山 | 石の妖精と夜の虹

石の妖精と夜の虹

石たちのお話やオーラの事、引き寄せの法則や不思議な世界についてのブログです。
無限の幸せが、いつでも心の中に広がっていますように。
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先日、また、石割山に行ってきました。


山中湖は紅葉祭りがはじまって、かなり涼しいーというより、むしろ寒いくらい。


前回、時間がなかったこともあって無理なペースで石段をのぼったためか、あの後、腰と足を痛めてしまったので、今回は渋滞しすぎないことを祈りつつ、早めにでかけることにしました。


無事、時間がたっぷりあったので、のんびり石段の攻略開始(笑)


涼しい季節なのも◎で、写真をとりつつ、のんびりのんびり~


休みながらのぼったので、かなり楽でした。


この石段は、


①急がないこと


②のんびり景色を楽しみながら、途中でたちどまって自然の音を聴いたり、景色をよく眺めたりすること


が、かなり重要な攻略ポイントみたい。


色々な鳥の鳴き声がして、かなり楽しい~



石の妖精と夜の虹


途中の景色。




石の妖精と夜の虹


紅葉はまだ微妙な感じだったかな。



前回よりかなり楽な状態で、石割神社に到着。


御神体の隙間をきちんと3回まわってきました。



石の妖精と夜の虹


この隙間を通り抜けます。


かなり狭いのです。


この御神体のすぐ手前には、桂の御神木さまがいらっしゃるのだけど、ほとんどの人はほとんど目もくれず通りすぎるだけ。



石の妖精と夜の虹


御神体そのものも、あまり気にせず、お賽銭だけを投げて手を合わせる人がほとんど。



色々な楽しみかたがあるとは思うけれど、みていて本当に寂しい感じがしました。


石割神社までの道のりは、急な石階段があるものの、体力がある程度あるひとなら、誰でも問題なくたどりつける状態だから、山登りなどというものではなく、もっと楽に、周りを楽しむ余裕があるはずなのに。


神社のお社は、どこの神社でもそうだけれど、結局のところ、なにかを守るための器でしかないし、本当に大切なのは、そこにいらっしゃる神様や精霊さんたちだと、私は思っています。



昔話を読む限り、昔の日本人は、もっと自然と仲良くしていたように感じます。



前回のブログの「夜の虹の向こうへ」の中にのっていましたが、原住民とよばれる方々は今でも自然と仲良くしています。

だから、雨乞いをすればスピリット(精霊)が雨を降らせてくれるのです。

実際に、テレビの撮影を受けた時、ハワイのカフナであるカイポさんは、「雨を降らせてみようか」、といって、実際に雨を降らせたので、テレビのクルーはびびってしまったことがある、と書いてありました。


少し目をむけるだけでもいい。

わたしたちは普段気にもとめないけれど、守ってくださっているということに気づくことが出来れば、もっと幸せな気持ちになれると思うのに。

そんな気持ちになることができれば、もっともっと、心が楽になれるのに。

そう、思います。



今回の一番の目的は、桂の御神木さまに会うことだったのだけれどーというか、呼ばれたのか、何故かとても行かなきゃ、という気持ちになって神社に来たので、山を登るとまでは思っていなかったのだけれど。


そのまま、石割山の天辺に行くことに。



と、これがまた、びっくりな道でした。



山登りなどなにもしない私。


別に、そこまで大変な場所とは書いてなかったので、まぁ、普通に、ズボンで運動靴だから大丈夫だろう~と思っていたら、思った以上に面白すぎる道。。




石の妖精と夜の虹


1メートル以上の段差があるのです。。



石の妖精と夜の虹


こういう場所が何か所も。


黄色と黒のロープに頼ることになろうとは、まーったくなにも思っていませんでした(笑)


小学生の頃は、こういう所が大好きだったけれど、まさか大人になって、こういう所を登ったりおりたりしようとは。。


木の根の強さに感謝(笑)


そして、草取りのときは「なんでこんなにしぶといの~ぬけない~」と思っていた野草にも助けられました。


野草と木の根と、ロープを頼りに山登り。



石の妖精と夜の虹


安全な場所では、景色を楽しみます。


細いけもの道みたいな場所だらけで、これはたいへーん。




石の妖精と夜の虹


やっと頂上。


曇っていて富士山を眺めることができなかったけれど、無事に登りきれたことに感謝。


あとは、、、無事におりられるのかな、、あの場所汗


ちなみに頂上では、七輪をもちこんで肉などを焼いて食べている方々がいました。



おりる時に使う筋肉って、本当に違う場所なんだなーと、実感させられつつ慎重に下山。



石の妖精と夜の虹


少しずつ雲が流れて晴れ間がのぞいてきたのか、陽射しが葉にあたってキラキラしていました。



そして。。


なんとか桂の御神木さまのところまで戻れました。


素晴らしい(笑)


挨拶をしてからまたのんびり帰ることにしました。


風が冷たくなってきて、肌寒い~




石の妖精と夜の虹


やっぱり、この山は大好きだな~



私は東京も大好きです。


なにしろ、車を運転しなくても、色んな所にいける(笑)


でも、たまーに、緑の中にとても戻りたくなる時があります。



色んなことが出来るようになって、色んなことが発達して、世の中はとても便利になったけれど、私たちは本当に大切なコトをどんどん忘れていっているように思えてなりません。


今の状態から昔に逆戻りしてほしいとは思いません。


洗濯板でお洗濯なんてとても耐えられないし、ネット環境のない時代に今更戻りたいとも思いません。


でも、今以上の便利さって、本当に必要なのかと言われると、私は特に必要には思えないのです。


丁度テレビでみたのですが、日本の高度成長期時代に大会社に創りあげた方々は、皆、とても崇高な理念をもっていらっしゃったそうです。


福祉の為に、人の為に。


お金を稼ぐためではなく、掲げる理想が美しかったから、縁やタイミングをあらゆる方向から与えていただいて、会社は自然に大きくなったのでしょう。

そこに、付属としてお金がついてきたのだと思います。


とても素晴らしいと思いました。

そんな風に、時代がもっと、あるべき姿に変わっていくといいのにって、本当に思います。



無理をしすぎる必要は全くないと思います。

ほんのちょっとでいい。

ほんの少しずつでいいから、誰もが、ヒトに対してだけでなく自然に対して「思いやり」を持つことが出来れば、自然と真っ直ぐ向き合う事ができれば、一番幸せになれるのはヒトだと思うのです。



宇宙のどこかにあるヒトが住める星を探すのもいいと思いますが、ヒトはヒトである以上、地球から離れては決して生きていけないからーこれを科学的に証明することはできないけれど、恐らく、気づいている人はたくさんいるのではないでしょうかー自分たちの住む大事な故郷を大切に想う気持ちが増えていって欲しいと、心から思います。



自然の中にはいると、葉擦れの心地よい音や、鳥のお喋り、吹き抜ける風……


たくさんの存在から、大切なことを教えていただける気がします。



是非、自然の中に入ったら、耳を澄ませて、目を大きく開いて、自然と触れ合ってみてくださいね。



今日も読んでいただいてありがとうございました。