二日目は参戦できませんでしたが、概ね順当に実力者が勝ち上がった様ですね。
準決勝は濃いメンバー構成になりました。
4R
周回 ⑥② ⑤⑨ ⑦①④ ③⑧
新鋭⑦山口多が負け戦で結果を残せるか。それとも③大石や⑤津村がS級先輩の意地を見せるか。
スタートは②棚橋と⑨山口貴が飛び出す。③大石は後ろ攻めから赤板で⑦山口多ラインを押さえ込む。打鐘で③大石が上がって先行体勢。すかさず⑦山口多がカマシにいく。
ここで③大石が突っ張れば両者互角のモガキ合いになり、⑤津村の一発が決まりやすい。③大石が迎え入れて4番手確保なら、脚をためなおしてバックから捲る。
5-9-1, 3-1-57
➜ 7-1-4 3連単1,460円 (ToT)
⑦山口多が予想以上に強かった。打鐘先行から③大石剣とのモガキ合いを制した上で逃げ切りとは。
5R
周回 ⑤⑦③ ⑧①④ ⑨②⑥
実力伯仲の激戦レース。⑨中島詩が逃げれば②金子幸の二段駆けがあるが、⑤大川剛のカマシ逃げも強烈。
特進の⑧室井蓮は7車の似非競輪から卒業したばかり。短い隊列でペダルを速く回すだけで勝てた7車徒競走との違いを実感しているだろう。本物の競輪を走るのは三走め。まだ勝てるレースはできないとみる。
ここは、後ろ攻め⑨中島詩が打鐘で出るが、⑧室井蓮が中途半端に並走、その隙を突いて⑤大川剛がカマシ逃げを決める。
追走の⑦佐藤雅が抜け出し、中団取ったラインの番手①上野雅か②金子幸が追い込み連下に食い込む。
7-12-5, 7-2-3
➜ 3連単1-2-5 12,360円 (ToT)
展開から読み違い。⑨中島が⑤大川剛だけを執拗に牽制、無視された格好の⑧室井蓮が前受けから逃されてしまった。これでは⑦佐藤雅が連に絡む余地がない。
6R
周回 ③⑤⑦ ④⑨⑥ ①②⑧
重戦車①野口に地元②湊⑧三ツ石がつける混成ラインが格上。ただし、北日本が③磯島成⑤坂本周作の二段駆け体勢。
初手で①野口は後ろ攻めを選びがち。すると北日本が前受けになる。こうなれば、もう③磯島成は赤板突っ張りに出るはず。
ここで突っ張られた①野口がすんなり下げれば⑤坂本周作の二段駆けが決まる。
しかし、①野口が簡単に下げずモガキ合いになれば、4番手で脚ためる④笠松将の一発がある。5-4-9, 5-9-7, 4-9-2
➜ 2-9-5 3連単29,000円 (ToT)
①野口は慣れない前受けから中途半端な組み立てで自滅。③磯島が逃げて④笠松将が4番手という理想的な展開だったのに、⑤坂本周作は前をかばい過ぎて伸びず。
7R
周回 ③④ ①⑥ ②⑨ ⑧⑦⑤
機動力上位は③福永と①長島。3車ラインとなる⑧木村佑の大駆けも侮れないが、外枠後ろ攻めから押さえ先行という展開は難しい。後ろ中団の②渡口が打鐘で叩いて逃げ体勢。
そこを③福永がカマシを決めるかどうか。すんなり決まれば、車間離れ気味に④吉田敏が何とか追走してワンツー。②渡口が猛抵抗に出れば両ライン共倒れで、①長島の一発から⑦東⑤福永の追い込み。
3-4-1, 1-57-57
➜ 1-9-2 3連単29,770円 (ToT)
①長島の一発は良かったが、③福永が⑦東に競りかけるという暴挙。生粋の番手屋⑦東が退くはずもなく、両者共倒れ。
9R
ケース1 周回 ④① ②⑨ ③⑤⑥ ⑦⑧
ケース2 周回 ③⑤⑥ ④① ②⑨ ⑦⑧
バック二桁が②③④3人もいて激戦。こういう構成での決まり手は逃げるラインの直後を取った自力の捲り。
初手の並びを決めにくいが、前受けは内枠④貴志か3車の③酒井雄のどちらかだろう。
ケース1なら、逃げるのは前中団の②緒方で③酒井雄が3番手捲り。
ケース2なら、逃げるのは前中団の④貴志で②緒方が3番手捲り。
5-3-9, 9-2-35
➜ 9-5-3 3連単3,190円 (ToT)
展開はケース2で予想どおりの展開。後半まで脚ためる③酒井雄⑤大槻の連下まで正解だったが、結果はタテ目。捲った②緒方がゴールまで保たなかった。
10R 準決勝
①犬伏vs②新田の好カード。両者とも捲りカマシを得意とするスプリンター脚質。実績は圧倒的に②新田だが、現時点の純粋なスピード勝負ではどちらが上だろうか。
内枠両者が初手でどう並ぶかでレース展開が大きく変わる。
ケース1 初手①犬伏が前受け
初手枠なりの場合。赤板で先頭に出た④菅原大に早駆けはないので、②新田は前を叩かず①犬伏を外並走で押さえることができる。
そして最終ホーム前で②新田が発進。8番手に置かれた①犬伏は即座に反撃に出るも、ほぼスピード互角の②新田を捲り切ることはできない。
ゴール前⑤佐藤慎が残し気味に差してアタマ。北日本の独占模様だが、自力で外踏む⑨島川が連下にとどく可能性十分。
5-279-279
ケース2 初手②新田が前受け
初手で①犬伏が前を嫌い②新田にS取らせた場合。
②新田は赤板で突っ張ることはないが、素直に最後部まで下げることもない。おそらくインで粘り、①犬伏がカマシたときには中団を確保しているだろう。
しかし①犬伏のカマシは超加速。3番手に切り替えたい④菅原大だが、大きく口が空く。それにより②新田から先頭までは10車身くらいに広がるだろう。
こうなれば②新田の捲りがとどくかどうかは五分五分。二日目の再現で⑨島川が①犬伏を交わす。
29-1259-12579
上記の他に、②新田が前々に運んだところを①犬伏が叩いて逃げるケースも無くはないが、両者の脚質からすると、その可能性は低いとみる。
初手の選択権は内枠の①犬伏にある。何も考えずケース1の前受けなら勝ち目は薄いが、小倉あたりが作戦を伝授しているはずで、ケース2を選ぶとみる。応える⑨島川のアタマから。
3連単 9-2-1
3連単 9-1-2
3連単 9-1-5
➜ 2-5-1 3連単2,690円 (ToT)
展開は狙いどおりケース2。しかし⑨島川が踏み出しで少し口が空いて北日本に捌かれてしまった。昨日の二次予選の録画を見るかぎり①犬伏にしっかり追走していたのに。
11R 準決勝
逃げ捲りともに弱点のない⑦深谷。この最強重戦車に②嘉永や③取鳥が挑戦するレース。
ケース1 ③取鳥の押さえ先行
初手枠なりから始まる場合。
後ろ中団に構えた③取鳥が打鐘で前に出て先行体勢。ここで②嘉永と⑦深谷が後方並走で若干絡むかもしれないが、⑦深谷が下げて7番手。
この形で③取鳥が逃げて一本棒になれば、⑦深谷に合わせて②嘉永が中団捲り。③取鳥のカカリも良く、⑦深谷が不発に終わる可能性も。
2-58-14589
27-27-159
もし後方で②嘉永と⑦深谷の並走競り合いになれば両者共倒れ。③取鳥が最終4角まで押し切る。
こうなると、2,3,4番手無風できた⑧堤④小森⑥高橋和が恵まれる。理屈が成り立つ超大穴はこれ。
468-468-468
ケース2 ⑦深谷のカマシ逃げ
初手で③取鳥が前受けした場合。前中団になる⑦深谷が自然な形で最終ホーム手前カマシ先行。こうなれば8番手になる③取鳥は万事休す。4番手から②嘉永の捲りがどうかだが、現状態では⑦深谷を超えることはないとみる。
①諸橋より直線伸びる⑨佐藤礼の逆転あり。
17-1279-1279
③取鳥としては⑦深谷を悠々逃がすケース2より、⑦深谷を後方に置いて主導権とるケース1の方がまだ勝機がある。
よってケース1。好調な⑦深谷は位置取りに拘らず下げるとみて、②嘉永との捲り両立か、②嘉永の捲り押し切り。
3連単 7-2-5
3連単 7-2-9
3連単 2-5-4
➜ 2-7-5 3連単4,490円 (ToT)
初手はケース2。③取鳥は自ら前を取りに行った。いったい何を考えて前を取ったのか理解に苦しむ。
⑦深谷のペース駆けのなったが、②嘉永が辛うじて捲りきってしまった。
12R 準決勝
シリーズリーダー①清水としてはクリア必須の準決勝。好調③岩本が相手だが取りこぼすわけにはいかない。
徹底先行不在のレースだが①清水が一周以上逃げる展開はあるだろうか。
ケース1 ③岩本の先行
初手枠なりから③岩本が出て、打鐘で①清水と⑧林大が中団並走。ここは横に強い①清水がイン側なら確実に競り勝ち4番手確保。
③岩本もペース駆けでカカリ良いが、それでも4番手捲りなら①清水が上回る。
1-59-2579
ケース2 ⑧林大の先行
ケース1の打鐘の場面で、①清水に競り勝てない⑧林大が車を下げずに前を叩きに行った場合。
③岩本が突っ張らずに迎え入れ、最終ホームでは①清水を7番手に置いての一本棒。
こうなると①清水の仕掛けに合わせて③岩本が中団から高速捲りを繰り出す。
3-125-12579
これら以外に①清水が逃げるケースがありそうだが、初手で①清水が前受けから下げるなら、どうあっても先に③岩本が踏み出すことになるので、①清水の先行はないとみる。
そそて鍵を握るのは⑧林大悟。近況では先攻に迷いがあるようだが、7番手に下げても勝機はない
3車の先頭で②山田英を連れていることもあり、思い切ってケース2の先行に出る可能性は小さくないとみる。
3車の先頭で②山田英を連れていることもあり、思い切ってケース2の先行に出る可能性は小さくないとみる。
③岩本のアタマから。とどかない①清水も地脚発揮で連下に残る可能性をみる。
3連単 3-5-1
3連単 3-1-5
3連単 3-1-2
➜ 1-9-2 3連単820円 (ToT)
展開は期待どおりのケース2。それなのに①清水の7番手捲りが鋭すぎた。③岩本は4番手からまったく合わせられず。
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