奈良記念競輪 三日目 準決勝 | 車券三点勝負

車券三点勝負

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準決勝に勝ち進んだ近畿勢は10人。
このうち11Rと12Rではそれぞれ古性と脇本が3車ラインを引っ張る。その近畿6人が決勝に勝ち上がる可能性は高い。さらに10Rでは、新山と守澤が勝ち上がるとしても、もう一人は高確率で東口か中井太。
決勝は近畿勢で7枠を占めるかもしれない。もし10Rで新山守澤が失敗でもすれば、決勝は9人全員が近畿ということも。

少し気が早いですが、もしそうなったら決勝のライン構成はどうなるでしょう。
新山/守澤がいれば、確実に近畿から優勝者を出すために脇本/古性でタッグを組むはず。
しかし、もし9人全員が近畿なら、全員に優勝のチャンスがあるよう同県にこだわらず戦力均等なラインを組むかも。

4R
周回 ⑤① ②④⑧ ③⑦ ⑨⑥
③青柳⑦佐藤幸が格上だが、②格清との先行争いで末を欠くとみる。⑤奥村の捲り一発が狙いめ。二日目の逃げ粘りで好気配。
5-1-467
➜ 1-5-6 30,420円 (ToT)
裏!①大屋差しちゃうかーーー。⑤奥村の仕掛けが早すぎた

5R
周回 ⑦⑤① ③⑧②④ ⑥⑨
総合力なら⑦片岡率いる中四国だが、上越②④が3つけて長くなった③村田瑞⑧栗山が主導権を取れば二段駆けも可能。
⑦片岡の打鐘前カマシが決まればラインで押し切り独占。
③村田瑞の早駆けで⑦片岡が捲りにまわる展開なら、⑧栗山の番手捲りから②藤原憲の交わしまであり。
7-5-1, 28-28-4
➜ 8-2-5 3連単5,960円 (ToT)
道中で④鰐淵が⑨菅原晃に擦られ離れてしまった。

6R
周回 ⑤①⑦ ②⑨④ ⑥③ ⑧
⑤貴志が前受けから突っ張り先行なら、初手から中団で脚ためる②川口雄の捲りも互角とみる。
しかし、⑤貴志が引いてカマシの展開なら②川口雄は脚を削られ不発。
昨日は番手に斬り込む動きの良さをみせた③松尾だが、今回はどうか。
2-9-1, 2-1-7, 1-5-7
➜ 1-7-5 3連単2,270円 (ToT)
2-1-7で取ったと思ったら②川口雄は1着失格。あんな内抜きでせずとも中団捲りでよかったのに。

7R
周回 ①⑧ ⑨②④ ⑥ ⑤③⑦
①橋本優と⑨道場の同期対決だが、ラインの総合力は南関が優位。①橋本優は2車では駆けにくく、逃げるのは⑨道場だろう。その4番手の取り合いは、後ろ攻めの⑤吉本卓が制する。
⑨道場がすんなりペース駆けならラインで押し切り②中村浩。前受けから下げた①橋本優が苦しまぎれにカマシて出ると、⑨道場は脚を削られ九州の捲りが決まる。
2-9-37, 5-3-7
➜ 9-2-4 3連単1,460円 (ToT)
逃げたのは⑤吉本卓で、⑨道場がライン丸ごと引き出す捲り。この展開から一番人気とは。

8R
周回 ⑥⑨③ ⑤①⑧ ②④⑦
ほぼ②池野の逃げいち。中団は⑤雨谷と⑥瀬戸の位置争いになりそうだが、技術高い⑤雨谷が制して中団捲り。
ただし、②池野も上位着に残って特優秀に進みたい。踏み出しは早くないだろう。その場合にカマシを仕掛けるとしたら、中団で外並走になる⑥瀬戸の方。迎え入れて4番手確保の②池野が逆に捲りを決め、④鷲田幸は離れる。
5-1-78, 2-9-1
➜ 5-3-9 3連単117,240円 (ToT)
一言で言うなら「裏切りのレース」。全ラインの連結が早々に外れたのもファンに対する裏切りだし、③稲吉がバックで外踏んだのもラインに対する裏切り。

9R
周回 ②⑥ ⑤①⑦ ③⑨④⑧
⑤小川真①小倉の中四国が強力だが、北と南関の4車連合も侮れない。
③坂本紘が逃げて⑤小川真が捲ったとき、⑨佐々木堅がタイミング良く番手捲りを仕掛ければ⑤小川真が不発という可能性もあるか。
たとえその展開でも、①小倉はインに降りて④山本紳あたりを退かして攻め込む。
5-9-1, 9-1-27
➜ 9-1-4 3連単6,200円 (ToT)
レース展開は予想外。⑤小川真が③坂本紘を叩いて逃げて、それを②川口聖が捲り更に⑨佐々木堅が自力で捲って①小倉が切り替え。






10R 準決勝
②新山⑤守澤が格上だが、11Rや12Rと合わせて見るとアウェーに厳しい組み合わせとなっている。
北日本や関東をもう一枚入れず2車ラインしか組めないようにしているし、⑥小森⑦藤井侑といった②新山と同型先行を当てて潰し合いを期待。さらに近畿は二段駆け体勢。
近畿勢の対抗格となる北日本コンビを決勝に上げたくない奈良の番組屋の思惑が透けて見える。
その劣勢を跳ね返して②新山⑤守澤は勝ち上がれるだろうか。

全ラインが主導権を欲しがるレース。理想は前受け全ツッパ。スタートは①東口②新山③笠松信でS取り合戦になる。
どのラインが初手前受けを取るかでケース分けしてみよう。

ケース1 近畿が前受け
①東口がS取って⑥小森が前受け。まず⑦藤井侑が押さえにいくが、当然⑥小森は突っ張り先行にでる。
⑦藤井侑が諦めて車を下げるのを見て⑥小森はいったん緩める。その隙を突いて②新山は5番手で構えずカマシていくだろう。
②新山と⑥小森の加速差は大きい。⑥小森は3番追走できず口が空く。⑨中井太が自力で捲り上げるが、2,3着がいっぱいか、とどいても⑤守澤に捌かれる。
5-2=19

ケース2 北日本が前受け
スタートで②新山が①東口を制して前を取れた場合。まず⑦藤井侑が押さえに来たとき②新山は突っ張るか下げるかの選択だが、ここで下げると⑥小森が叩いて逃げて②新山は8番手になる可能性大。②新山は下げず突っ張り先行を選ぶしかない。
こうなるとサラ脚で3番手追走できる⑥小森だが、ここで動かず構えてしまうと近畿で上位着独占は難しくなる。3番手からでも果敢に叩きに行くだろう。
⑥小森が叩けずとも、突っ張る②新山は脚を削られ、最終的には⑨中井太①東口の捲り追い込みが決まる。
19-159-12459

ケース3 中部が前受け
S回数12回の③笠松信が前を取り切った場合。
⑦藤井侑が突っ張り先行の体勢となるが、それでも主導権を取りたい⑥小森が青板バックで先上がり。両者退けずのモガキ合いになる。
こうなると後方で脚をためる②新山が、前がタレるタイミングを見定めカマシ捲りを決める。
25-25-139

こうしてみると、実際には前受けしたラインが主導権を取ったまま押し切るのは難しいと思える。
それでも初手で後ろ攻めでは後方で泳いだまま終わるリスクが高いので、やはり①東口②新山③笠松信は3車ともスタートダッシュしてくるはず。そうなれば結局は内枠有利で、枠なりのケース1になる。
3連単 5-2-1
3連単 5-1-2
3連単 5-2-9
➜ 1-4-5 3連単44,330円 (ToT)
初手は近畿が前受けのケース1。しかし②新山と⑦藤井侑の仕掛ける順番が逆。②新山前を叩けず⑦藤井侑は裸逃げになるし、まだ⑨中井太が踏んでいる最中に①東口が見捨てて出ていく謎の奇行。

11R 準決勝
⑤古性が引っ張る近畿3車で鉄板。別線で対抗できるのは実力的には⑦松谷だが⑥近藤隆の後ろからでは展開が向かない。
初手枠なりから②末木が先行体勢に入り7番手に下げる⑤古性。
ここで②末木が真面目に踏むなら、⑤古性はじっくりタイミングをはかっての捲り勝負。しかし、少しでも②末木が流す素振りがあれば、打鐘過ぎに⑤古性がカマシて一周以上駆ける。
その場合は①南修の差しもあり。

⑦松谷が連に絡むとしたら、⑥近藤隆が逃げて⑤古性が捲るとき①南修か⑨三谷将を⑦松谷自身が捌くしかない。加速差や横の強さなど色々な観点で無理筋だろう。
僅かな可能性として⑨三谷将が踏み出しを誤っての自滅しかない。
3連単 5-1-9
3連単 1-5-9
3連単 5-1-7
オッズが安すぎるので二点に絞る。
➜ 5-1-9 3連単280円 的中(^o^)
4着以降を5車身以上離しての安定の一番人気。この払い戻しを全額12Rに。

12R 準決勝
かなり復調してきた感のある連勝の⑦脇本。ここは長い距離を踏める別線もおらず展開的にも圧勝できる。
別線にとっては厳しいレースだが、活路を見出すとしたら、後続を捌いて2,3着に流れ込むしかない。
まず9割方本線押し切り独占だろう。他に早駆けしそうな別線もいないので、⑦脇本は初手後ろ攻めから自分の距離で駆けるだけでいい。
⑦脇本が仕掛けたとき、別線が後続に飛びつけるかどうか。⑦脇本の踏み出し高加速と合わせられるダッシュ力があるのは⑨菅田くらいだが、⑦脇本は離れた外コースを通る上に、⑤三谷竜②山本伸ともに横には強い。捌けたとしても②山本伸だけだろう。飛びついた⑨菅田は共倒れ。

この三点に厚く張るしかない。できれば11Rからの転がしで。
3連単 7-5-1
3連単 7-5-2
3連単 7-5-3
➜ 7-5-9 3連単660円 (ToT)
最後の最後に⑨菅田が差し込んできやがった。


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