破壊的な出来事ほど人生を変える-振り返れば冥王星- | ■多忙な個人事業主・起業家様を事務面でサポート|オンライン/東京

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東京在住。事務歴25年目のパラレルキャリア。忙しい個人事業主や起業家の皆様の使える時間を増やすお手伝いを、事務面からさせていただきます。

挫折や辛い出来事ほど、振り返ってみると

自分の人生に大きな気づきを与えるもの。

 

最中にいるときには、逃げたくなったりもがいたり

執着したりして苦しむけれど、

後々、「あれがあって本当に良かった」と思える。

丁度、人生最大の底と、当時は思ってた

2年、3年前を振り返って、そう思ったので。

 

今日は、私にそんな変容をもたらした

大きな破壊について、一人語りしてみようと思います。

 

破壊を受け入れた日が変容の始まり

ずっと手放すまいと執着し、

努力で何とかしようと、1年間もがいてあがいて、
考え付くことは片っ端から手を尽くし
守ろうとした大切なもの。
 
その大切な存在である
子宮を摘出することを決めたのが、
ちょうど2年前の今日。
空の蒼さが痛いほど目に突き刺さる、
よく晴れた夏の日でした。
 
病院での検査を終え、
脱力しながらぼんやりとながめたニコライ堂の屋根の上に
タツノオトシゴのような雲が浮かんでいたこと、
2年たった今でも、くっきりと覚えています。
 
子宮筋腫ストーリーは突然に
子宮筋腫の進行が発覚したのは、3年前の2017年6月。
お腹を壊して駆け込んだ胃腸科で
私のお腹を触診していた先生に
婦人科診察を強く勧められたのがきっかけでした。
 
婦人科クリニックで診察してもらうと
「うちでは手におえないレベルだから」
と、総合病院へ行くように言われ。
 
どうせ診察を受けるなら有名な所で!と思い。
当時の派遣で働いていた大学付属の
某有名私立大学病院を予約。
予約が撮れたのが2カ月先だったので、
2か月待って診察を受けました。
 
その後検査結果をもとに再受診するまで、
更に1か月待ち。
そうして時間が経つうちに、
筋腫はすくすく育っていたのでしょう。
 
「16cmの巨大子宮筋腫で、肉腫(がん)の疑いあり」
 
と衝撃の診察結果をドクターに宣告され、
子宮全摘出を強く勧められたのは
秋風が吹き始める2017年10月の頃でした。
 
どうしても、「子宮全摘出」を受け入れることが
当時の私にはできなくて。
 
「切るのは嫌です!閉経まで逃げ切ります!」
と、ドクターの言う事を聞く耳持たず。
それ以降、その病院へは行くことはありませんでした。
(セカンドオピニオンを勧められ、癌研の紹介状書いてもらったけど。
セカンドオピニオン聞くのに4万2千円かかるのでやめましたw)
 
なぜなら、子宮がなくなる=女でなくなると思っていたから。
 
そして、「調べれば調べるほど、不安が増し増しだった」から。
 

 

辛い体験談だらけ=真実と思いこむ
子宮筋腫の手術経験談をググってみると、
術後高熱が出て、吐き気と熱でつらかったとか、
手術後は痛くて歩くのもつらいとか、
重いものは2~3カ月持てないとか
術後1年経ってもキズが痛いとかいった
「手術辛い系」な情報がわんさかあった上に、
派遣社員だと、1か月休んだら契約切られる
という「ツライ、イタイ」という
ネガティブな情報しか、ネット上になかったから
自分の中で、不安がどんどん膨らんでいったのです。
 
猫が、ねこが、増し増し・・・@豪徳寺
 
自力で「治す!」方向に全力投球・・
だったら、「自力で、何と小さくしたるっ!!」
という謎の思い込みを元に
子宮筋腫改善に効くということを
片っ端から試しまくる日々が始まったのです。
 
健康雑誌に載っていた「おなか押圧」という手技を試し。
婦人科系症状を改善する気功整体に毎週通い。
気功整体で勧められた毎日半身浴40分&ゆたんぽ温め30分などの温活に励み。
 
薬膳で婦人科系疾患に効くと言われる
黒きくらげやクコの実、なつめなどを積極的に摂取し。
 
お灸が効くということで、
銀座のせんねんこうお灸ルームに駆け込み
 
 
それまでは副業で稼ぐことに優先的に割いていた時間を
血流を改善するための活動に充てました。
 
 
けれども。
頑張れば頑張るほど、筋腫は大きくなっていく一方。
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自分の思い癖が自分の身を追い詰めていた!?

さらに気功整体の先生から

”人体で生存に欠かせない器官(脳など)を守るため、
血流は大事な器官に優先され、子宮が犠牲になりがちで。
ストレスなどで血流が阻害されると、
まず先に子宮への血流が減らされて
婦人科系の疾患が起きる”
というメカニズムを聞いた時は、
ショックなんてものじゃなかった。
 
自分のストレス感じやすい思考癖のせいで、
子宮筋腫がひどくなったんだ!!!
私のせいで子宮が犠牲になったんだ。。
と、自分責めが止まらず。
 
悲しくて、つらくて、悔しくて。
オットに気づかれないよう
毎晩のようにお風呂の中で、声を殺して泣いてました。
 
今思うと、自分責めすることで
被害者モードにどっぷり浸って自分を慰めてたんだろうな。

 

現実を変えようとコントロールすると逆現実化する
頑張りが裏腹になったのも
常に「子宮筋腫を小さくしなきゃ」
という事に意識を向けている
すなわち
「子宮が小さくない」ということを
強く意識し続けているわけで。
強く意識したから、その通りに
子宮筋腫が大きくなっていったんだろうなと
今では思います。
 
強制終了は、間違いルートを知らせる最終通告
事態が急転したのが、2018年6月半ば。
ちょうど、子宮筋腫を指摘されてから1年経った頃。
 
あまりにも子宮筋腫が大きくなりすぎて肺が圧迫されたのか
呼吸が苦しくなって、命の危険を感じるようになり。
ついに、もう逃げられない限界だと悟ったんです。急に。
 
「もう、潮時だな・・・」と、不思議と腹がくくれて
子宮摘出を決意することに。
 
やれることはやりつくし
泣いて泣いて、泣きつくしたからか
あんなにしがみついていた執着が嘘のように消え、
あっさりと、「切ろう!」と決めることができたのかもしれません。
 
とことんまでやると、
「やりつくしたから、もう、潮時だな」と
吹っ切れるものなんだと体感として学びました。

 

過去の失敗から人は自分最適を学ぶ
全摘を決めた私は、
前に受診した有名大学病院ではなく
先生やスタッフが親身になってくれると評判の病院を選びました。
あ、入院食が美味しい✨というポイントも外さずに。
 
そしたら、先生は気さくで可愛い女医さんで
看護師さんは、気配りもホスピタリティも神で
病院食も、めちゃくちゃ美味しくて
入院中は、何の不安もなく過ごすことができたし。
 
硬膜外麻酔を入れていたので
術後の痛みに苦しむこともほとんどなく、
オペ翌日には歩けたし、
なんなら退院後は普通に電車とバスで自宅に帰れたし。
 
首を切られるかと思っていた派遣先からは
「ゆっくり休んでしっかり体を治して復帰してください」
と言ってもらえて
私のいない間だけ、別の派遣さんを入れて頂けたし。
 
実際、摘出した子宮筋腫は、
23cm、重さ3.5kg、見た目的にはバレーボール大
まで成長していたけど(オットに写真撮ってもらって知った)
病理解剖の結果
肉腫は一切なく、普通に筋腫だけだったし。
 
ウェブで読んだ、悲観的なことは、ほとんど自分には起こらなくて。
体験していないことを不安な気持ちで調べた情報だけ鵜呑みにするから
不安は増産されるんだなぁってこと、納得しました。
(オットには、「自分はすごくつらかったのぉ」って病気自慢して、「大丈夫?」って心配されたい人だけがそういうの書くんだから、真に受けちゃダメだよ、と、諭されました。。うん。君は正しい)
 
自分の実体験から得た感覚は最強の基準
まずは、自分で体験して感覚として持つ。
そこから、自分の納得できるのはどれか?
という視点で、取捨選択する。
これだけで、煽られたり流されたりしかけても
「いやいや、それは、自分は違和感あるよね」
って、自分の納得できる方向に引き戻す軸になる
ということを、
苦しんだり、翻弄されたり、
不安に駆られたりした経験を経て、
自分なりに会得した貴重な経験でした。
 
 
これが、コロナ禍での煽り報道だったり
煽りに反発して逆に振れる、
ある意味過激寄りな投稿だったりを見るときに
「自分ならどういう行動を選択するか」
という判断をする上で、
ものすごく役に立っています。
だから、ある意味、不安はあまりないかも?!
 
全然にてないけど、Covid19(ころちゃんね)と形がちょい似てるウニ画

 

外をコントロールしようとすることが招く悲劇
あと1つ、気付いたこと。
それは、
「結果を自分の思い通りにコントロールしようとするほど、辛い現実が目の前に現れる」
ということ。
 
なぜなら、
自分が思い通りにコントロールしたい
と思うのって、「思い通りになっていない」からで。
「思い通りになってない」が実は意識の根っこに強くあるから
そっちの方が実現されちゃうっす。実体験で学んだ(汗)
(だって、「コントロールできてない現実」の方を強く意識してるから
「できてない」方が現実化しちゃうから)
 
だから、まず。
自分の努力や頑張りで、
できることとできない事がある。
そこに気づくことが、大事。
 
努力や頑張ることが悪いというのではなくて、
頑張って努力したら見返りとしてこれが実現!
みたいなのに、縛られちゃうのが
実は、ツライ現実を引き寄せてしまうんじゃないかなぁ。
 
って思う次第です。
 
頑張った、努力した。
それで、いいんじゃない?
 
それで、自分の欲しい結果がついてきたら、ラッキーだし
自分の欲しい結果がついてこなくても、
やったことが「無」にはならないから、
タイムラグあるかもだけど
後々、もっと自分の想定を超える
ビッグなことに役立って「(゚∀゚)アヒャ」なると思う。
 
コントロールするのは、できるのは
自分の欲望。のみってことなんですな(*´▽`*)
 
まとまんないけど、強引にまとめ!

って、まとまらなくなってきたから

強引にまとめ!
 
  • 辛い、苦しい事は、振り返れば脱皮チャンス!
  • 悲劇のヒロインになるべからず!
  • だけど、感情はフタしないで自分で出し切る方が後々スッキリして次に進める
  • ネット情報を鵜呑みにするべからず!自分の体験からの体感が自分にとっての正解
  • (くれぐれも、それを他人に強要するべからず)
  • 結果を思い通りにコントロールしようとするのはご法度!やるだけやったら、忘れる位が精神衛生上よろし。

 

冥王星と太陽が重なる時のすさまじいパワー実感
ちなみに。
2年前、子宮全摘を決意したときのホロスコープを調べてみたら。
「破壊と変容」を担当する冥王星が
私の生まれた時の太陽の星座・度数と
ぴったり重なっていたΣ( ̄□ ̄|||)
 
※太陽=自分の生きる目的、冥王星=破壊と変容。
 
生まれた時の太陽と、今、進行中の冥王星が重なると
「もう、逃れられない」「観念する」
しかない状況になるのだなぁ。
と、改めて、ホロスコープの凄さに震えたのでした。
 
2018年7月10日のホロスコープ(外側緑)と
自分の出生時のホロスコープ(内側黒)。
出生時の太陽とトランジットの冥王星が重なっとる!