”努力と根性”は昭和。”思考と選択と工夫”は令和 | ■多忙な個人事業主・起業家様を事務面でサポート|オンライン/東京

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東京在住。事務歴25年目のパラレルキャリア。忙しい個人事業主や起業家の皆様の使える時間を増やすお手伝いを、事務面からさせていただきます。

唐突なタイトルですが。

ふと頭に浮かんだので、まんまタイトルにしました。

 

私は団塊ジュニア世代ピークの昭和49年(早生まれなので48年と同世代)生まれで。

常に同じ世代の人数が多かったのに加え

世の中の荒波ざっぱーん 

かぶってきた世代なので

 「THE 競争

が、デフォルトで生きてきました。

 

生まれた時にはオイルショックで

(親が)「トイレットペーパーはどこじゃー!」

とトイレットペーパーを根性で探し。

 

中学の部活(いちおう軟式テニス部)では

人数が多い中で、レギュラーになれるのは

一握りの運動神経抜群メンバーで、

運動音痴な自分は、球拾いとコート整備だけで終わった青春。

でも、涙出ちゃう。だって、おんなのこだモン。

って、アタックナンバーワン(だったっけか?)のセリフを地で行くような飛び出せなかった青春時代で。

 

 

受験するお年頃には、

「受験戦争・最盛期」×人数Max。

親世代は「いい学校行っていい会社に就職すれば人生安泰」を信仰する時代。

それが受験戦争に拍車をかけた結果

「欲しがりません 勝つまでは」

と、遊びたい欲を封印して努力と根性で合格を勝ち取り。

 

就職活動にさしかかったときには

とっくにバブル崩壊⇒就職氷河期を迎えてて。

これまでの努力と根性が役に立たない

初めての挫折を経験。

 

就職してからも、結婚適齢期(当時は30がギリ)を過ぎても結婚相手どころか彼氏もできない

恋愛砂漠状態で。

 

当時はまだ「婚活」という単語が無かった

(と思う)2005年頃から

「努力」と「根性」で、ネット婚活戦線に参戦。

「愛の千本ノックや!!!」という言葉で

自らを奮い立たせ。

ネットお見合いで、よっぽど嫌な感じじゃない人とは

片っ端から会いまくるという、

ガチ昭和な努力&根性で

「欲しいゴール=結婚」を勝ち取ろうと頑張ってましたねぇ。

結局その努力と根性で掴んだ出会いは

たった1か月でフラれるという、(しかもXmass直前)手痛い経験をし。

色々、努力と根性で

「欲しいものは自分で取りに行かねば手に入らぬ!」

と思い込んで突き進んでおりました。

 

婚活についての手痛い経験については

こちらに過去にしたためております。

 

 

 

時代背景的に、努力と根性が賞賛されてて

努力と根性で勝ち取らなければ生き残れない!

だから、努力すべし!

というのが、刷り込まれて育った昭和世代。

 

だけど、

努力だけでは、どうにもできない事ってあるし。

そもそも「努力」と「根性」と引き換えに

「欲しいものが手に入る」という強大な期待を抱き、それを原動力として行動しているから

努力が実らないと

なぜ、私はこんなに努力しているのに、全然努力してない人がオイシイ思いするの?

と、被害者視点になり。

 

「あの人は美人だからトクをするんだ」

とか

「あの人は、経歴がすごいから、どんどん仕事が舞い込むんだ」

とか、努力すればするほど、

被害者意識が雪だるま式に膨らんでいったのですね。

 

ある事がキッカケで、

2020年は「努力と根性」から離れることを心掛けるようになり。

(そのきっかけについては別で書こうと思います)

 

ガムシャラに努力することを意識的に抑えてたら

自堕落で、何も得るものがなく、ダメ人間になるだろうなぁ・・・・。


と思っていたら、全然そんなことはなくて。

 

努力と根性に割いていた時間がなくなった分

自分に余裕が生まれ。

今まで「これってお金にならないからムダだよなあ。好きだけど」

と思っていた、自分が夢中になれる趣味に没頭するようになり。

 

結果。

全然、ダメ人間にならないし

お金に困らないし

「もっと、仕事に役立つ知識を得なきゃ!」とつぎ込んでいたお金が節約できたし

(去年の春にExcel VBA講座に通ったけど、実務で結局使ってない(汗)←しかも興味もてなかった)

 

「努力と根性を必要としていることって、本当に自分が欲しい事だったのかな?」

 

という、実に、「早く気づけよーッ!」ってことに気づいたのです。

 

結局ね。

自分で自分に合っていないことを引き寄せようとするから

「努力と根性」が必要で。

その引き寄せようとしたことって

「自分が考えて選んだ」ことじゃなくて

「世間や親が”これが成功”って言っている事」

だったんだよねぇ。

 

その「世間的に成功」という鋳型が

自分の才能や適性に合うかというと違ってたので

そこに合わせるには、

自分をグイグイ曲げる

強い力と、長い時間がかかったのですわ。


でも、コロナ禍で、外出自粛になって気づいたのですが。

これまで「仕事が出来る人が成功者」みたいな図式だったけど

Stay Homeで、その資質が豊かさをもたらすかというと、違うんだよね。

 

美味しい料理が作れたり

日々を楽しく過ごすアイデアを生み出せたり

手先の器用さを活かして、布マスク作ったり

お花を綺麗に活けて生活に彩りを加えたり

 

そういった「女性性」を活かしている人の方が

世の中の役に立っているよなぁ。

そんなことを思ったりしたのです。

 

そもそも、「努力と根性」って

「男子は泣くな!」とか

夏の暑い日でも「昔は冷房なしで勉強したんだから耐えろ!」

みたいな、昭和時代の男性優位な価値観だと思う。

 

それって、変化の激しい令和の今には

逆に足かせになるんじゃないかしら。

そもそも、これが成功!という頂点めざして

「競争」するという概念が、もはや、古いし。

 

 

だって、「努力と根性」って、力業でどうにかしようとしているのであって。

「取捨選択」と「思考」と「工夫」が無いように思うから。

 

変化に対応するスピード感としては

物凄く劣るし、しなやかさがないと思うのです。

 

それにね。

適性があったり、好きな事って

夢中になって時間を忘れるほど没頭するから

「努力」とも思わないし「根性」は要らないんだよね。

 

しかも、「これが役に立つ」という正解というか

スタンダードな答えは、1つではなくなり

多様化している今。

何が役に立つかなんて

出してみないと分からないもの。

まさに、コロナ禍で、女性の得意な分野が

めっちゃ役に立っている事を考えると

「ビジネスでマーケティングと戦略立案が得意」

だけが世の中に役立つスキルではなくなっていると思うから。

 

自分が「これは自分が根性発揮せずにらくらく出来る」

ということを「選択」して

「それが役に立てる方法」を「思考」して

工夫を重ねるという力が、

令和のスタンダードになっていくんじゃないかしら。

 

と、思ったので、思うままに書いてみました。


 

ちなみに。

私がコロナ禍で、

「うわー、自分、めっちゃこの才能あるな」

思ったものは。

 

「自分で楽しみを作り出す」

才能 でーす♪

誰の役にも立たん(笑)

あ。オットの役には立ってる!?

 

でも。

ストレスなく外出自粛生活を

エンジョイ(←死語やな)できて

コロナに感染しないで済んでるので。

 

医療機関の方々に負担をかけないという意味では

役に立っていると自負しておりますのであります。

 

いつか、この才能が役に立つ日が来るかもしれないので

せっせと楽しんで才能を磨いていこうっと♪

(↑超楽観的w 月星座獅子座だから、ラテン魂なのさ~♪)