「え?それって成功法則じゃなくて、むしろ逆?!」-量子力学的しくじり②- | ■多忙な個人事業主・起業家様を事務面でサポート|オンライン/東京

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東京在住。事務歴25年目のパラレルキャリア。忙しい個人事業主や起業家の皆様の使える時間を増やすお手伝いを、事務面からさせていただきます。

突然ですが、

「あなたは自分の人生を生きていますか?」

と聞かれたら、どう反応しますか?

 

「はぁ( ゚Д゚)?自分の人生生きてるに決まってるじゃん」

って、大抵は反応しますよね。

 

質問を変えます。

 

「あなたは物事を決めるとき、直感や好き嫌いで決めますか?

それとも、得する方や世間体、常識を考えて決めますか?」

 

この質問に対しては大きく割れるんじゃないかな。

 

私は、もちろん「直感なんて信じない派!」でした。

特に、仕事の選択にかけては

「こっちの方が稼げそうだから」

「こっちの方が世間体がいいから」

という視点で選んでいました。

 

だって、「好きな事で食べて行けるほど世の中甘くない」

と思っていたし。

もっと言うならば。

何が好きかが分からなかったから。

 

だから、「好きを仕事に♡」という謳い文句を見ると

「はぁ( ゚Д゚)?ありえないし甘いし。」

「何フワフワゆるゆる言ってるんだよ」

って正直思ってました。

 

それが、実は成功とは真逆の行為だということを知り

衝撃を受けたのが、

小森圭太さんの著書「科学的潜在意識の書きかえ方」。

この本の冒頭で、

「うまく行く人、行かない人の違い」を読んだとき。

 

え?!これまで成功法則と思ってたこと、真逆だったの?!

うまく行かない人の例として挙げられていたのが、

常識や社会通念、世間体、見栄などに従って

「こっちの方が変に思われない」

「こっちの方が儲かりそう」

「こっちの方が損しない」

などという思考ばかりで選択している人。

片や、うまく行く人の例として挙げられていたのが

理論や理屈は抜きにして

「こっちの方が楽しい」」

「こっちの方が面白そう」

「よくわからないけど興味がそそられる」

というような、本当の気持ちや感覚によって選択している人。

 

つまり、私、「うまく行かない人」まんまの人生送ってたΣ(゚Д゚)

これまで、

「確実・堅実に稼ぐには好きより需要のあるものを選ぶ!」

と思い込んでいた成功法則が、

実は逆だったということに気づき、呆然・・・。

 

というわけで、量子力学的しくじりシリーズ第二弾は

「え?それって成功法則じゃなくて、むしろ逆?!」

でお送りいたします。

 

ちなみに第一弾はコチラ↓

 

 

自分の「好き」より「間違いだらけの成功法則」を選んだ残念自分史

今まで信じていた「成功法則」が実は逆だった事実に衝撃を受けたものの、

ずーっとずーっと、

「手堅く稼げる仕事につかなきゃダメ」

「好きなことで食べていくなんて、甘い!」

「好きより手に職!」

という価値観にゴリゴリ固まっていた私は

「好きな事、興味あることで選びましょうヾ(*´∀`*)ノ💛」

と急に言われても、

そういう事を感じるセンサーが麻痺していて選べないんですね。

 

というのも、この価値観は小さい頃から

母親に長い年月かけて刷り込まれ、強制させられて

身についてきたことだから。

 

こどもの頃は分かっていた「自分の好き」

そんな私でも、小さい頃から「自分が何が好きか分からなかった」訳ではありません。

お絵かきやどろんこ遊びが好きな子供でした。

 

友達がお絵かき教室に通っていたので自分も行きたくて

「お絵かき教室に行きたい」と言ったこともあります。

 

でも、それは

「あんたみたいな下手くそが習ってもお金がもったいない」

とディスられて却下され。

その代わりに、「ピアノ習いなさい」と強要されました。

 

どうやら、自分が子供の頃ピアノを習いたかったからというのと

「娘がピアノを習っている」というのが世間体がいいと

思ったのが理由のようでした。

 

当然、私としては好きではないピアノを無理やり習わされてるので

練習もしたくないし、いやいや通っていたので

結果上達しませんでした。

これぞ、うまく行かない典型ですよね。

 

やっぱり「好き」には、かなわない

ちなみに。

子供の頃からピアノに興味を持っていた私の甥っ子。

実家に遊びに来るたびに

私のピアノの前に座り、見よう見まねで弾いていたので

基本的な指使いだけ、教えてあげたのですが。

 

それから数年後の正月に実家に帰ったとき

その甥っ子が、どらえもん映画の主題歌

秦基博さんの「ひまわりの約束」を伴奏つきで

見事に弾いていてビックリ!

♪そばにいたいよ~♪っていう、あの曲です。

 

「ピアノ習ってるんだー!上手いね」

と言う私への答えが

「習ってないよ。耳で聞いてこんな感じかなって弾いてるだけ」

というのに、更にビックリ!!!

 

嫌々ピアノを習っていて、ちっとも上達しなかった私に引き換え、

「興味ある!好き!」だから、

チャンスがあればピアノに触れて

自己流なのにめきめき上達する甥っ子。

これぞ、「好き、興味ある」ことをやった方がうまく行く実例だなぁ。

とふと思い出してしみじみ。

 

「ダメ出し」×「好き封じ」→自己喪失という負のループ

習い事以外にも、母からの「好きの封じ込め」と「ダメ出し」は続き。

 

小学生のとき、国語で100点取っても

「いくら国語で100点取っても算数が全然ダメじゃない。」

とダメ出しされたり。

 

高校受験では、私の志望校に対して

「あんた、数学の偏差値たったの48でその高校受かると思ってるの( ゚Д゚)?」

とディスられたり。

(その後勉強頑張って、半年で数学の偏差値68まで上げて受かりましたが)

 

高校時代、ダイエットしていて食事と栄養に興味を持ち、

栄養士になりたいから家政学部のある大学に行きたいと言うと

栄養士なんて就職先は学校給食しかないからダメ!」言い。

(↑世の中の事を知らないくせに、大変失礼なことを言う母)

「それよりも、(就職で)つぶしの利く法学部を受けなさい」と言ったり。

 

就職の時も「安定した公務員になりなさい!」と言ってきたり。

(これは数的処理という試験問題がある時点で私は諦めました。数学ニガテ)

 

事あるごとに、

「あんたは私に似ないで目が細くて足が太くて残念!」

と外見をディスり続けたり。

 

就職が決まったときには

「今が整形するチャンスよ!お金なら出してあげるから整形したら?あんたブスだから」

と、私の人生史上最大のディスりをしてきたり。

(もちろん、整形なんてするもんか!って思って、メイクやファッション研究して頑張りましたが。)

 

 

数々のダメ出しと好き封じをされ続けた結果、

自分に自信が持てなくなり、

自分が「好き」なことを考えることができなくなり、

母の言う「世間的に成功と言われている仕事に就くことが成功」だという

価値観にゴリゴリに染まってしまったのです。

あー、毒親の洗脳ってこーわーーーー((((;゚Д゚))))

 

そんな所に、まさかの、これまで信じてきた成功法則が

「成功と真逆な価値観」という事実を知る2018年・秋冬。。

 

はて、どうするよ???

 

さらなる衝撃!ワタシ、「他人の人生」を生きてた?!

そんなところに追い打ちをかけたのが

小森さんの「そのままの自分を出せばいい」という記事。

 

他人や社会によって植え付けられた価値観に縛られていると

本当の自分を抑え込み、本来の自分を発揮できないという内容で。

 

ま、、、まじかーーーーーッ!!!???

衝・撃

 

 

 

他の記事で引用されていたスティーブ・ジョブズの有名な演説

 

あなたの人生という時間は限られている。
だから、他の誰かの人生を生きるなどという時間は無いんだ。
誰か他の人達が考えた人生に従って生きるなどという教えに囚われてはいけない。
自分の内なる声を、他の誰かの意見で押し殺すなどということをしてはならない。

 

も、さらに衝撃で!!!

 

わたし、他の誰かが考えた人生に従って生きてたじゃん!!!

 

自分の人生、生きてこなかったじゃん!!!

 

ちーーーーーーーーーん。。

 

「他人が考えた人生」を生きること、自分で選択してた!?

そして、これまで強要されてそうなったと思い込んでたけど。

小森さんのブログだったか本だったかで

「すべては自分が選択したことが事実となる」

という事を読んで。

 

母の価値観を受けることを「選択」したのも、自分で。

拒否するという選択だって出来たのにしなかったのも自分で。

拒否をしないで「受け入れる」ことが楽だったから

そっちを選択してきて

他人の考えた人生を歩む選択をしてきたのも自分。

 

ということに、今更ながら気づきまして。

 

しばし、頭を抱えました。

 

 

500円ハゲができるかと思うほど、頭抱えました。

 

あ。。それはウソです( *´艸`)

 

「自分の人生」を取り戻す方法

で、

ようやく、気づきました。

 

「これまで選択してきたのなら、

これからその選択を、変えればいいじゃん!」

 

ということに。

 

いきなり「好きを仕事に( *´艸`)♡」ってのは無理だとしても。

「こっちの方が興味あるかも」という感覚は幸い残ってるし。

その「なんか面白そう」という方を選択することは、

ハードル低いから、今からでもできる。

 

「好きなこと」が分からなくても、

何かをやっていたら「没頭して日が暮れてた」ってことに出会うチャンスはある。

 

現に昨日、大掃除していたら、

お風呂場の黒カビ掃除をしていたら、

ちょっとでも黒カビが残っているのが許せなくて。

徹底的に歯ブラシ、刷毛、タオルを駆使して掃除してたら

3時間経ってたってたし。

(ちょっと違うか?)

 

11月に、自宅療養で暇してた時に

拾ってきたドングリ使って小物作ったときなんて

4時間近く没頭してて、出来上がったら日が暮れてたもんな。

 
 

そんな感じで、色々気になることを気軽に試してみて、

そこで「没頭する」状態になれば、その「没頭した感覚」が分かるし。

何度か没頭状態になれば、その共通項が見えてくる

その共通項を抽象化していけば

どんな仕事でも「没頭できる=ゾーンに入りフロー状態になる」

方向に持っていけるんじゃなかろうか。

 

没頭すること=好きなこと

 

だと思うので、

「好きな事探し」みたいな自分探しの旅をするよりも

「色々やってみて、何に没頭するか」を探していく方が

案外自分らしい生き方、自分を最大限に生かす

自分らしい生き方への近道になるんじゃないかなぁ。

 

と、思ったので、2019年からは

「なんか面白そう」「なんか興味ある」という

心の声に従い、親の価値観を生きる人生から

自分の人生を取り戻す年にしようと思ったのでした。

 

そうすることで、親への心のわだかまりも溶けていくだろうし。

人生100年時代。まだ折り返しにも至ってないのだから(^^)

 

 

またもや長文、、。

お読みいただきありがとうございましたm(*_ _)m.