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天売・焼尻へ留萌から日帰りする。平日のみ運行の沿岸バスの早朝便は数人の通勤・通学客が乗っていた。せっかく日本海側の眺めがあるのにあいにくの天気で見通しは悪い。
国鉄羽幌線の跡がところどころ確認できる。45年前に乗ったはずだが「海岸の荒涼とした眺め」以外の記憶がない。
羽幌ターミナルで運転士が交替した。ここで金額式の回数券を買っておく。本来は地元の客が日常使いするためのものだ。通りすがりの旅行者でしかない私だが今日明日で沿岸バスを4回利用する。
次の本社ターミナルからタクシーに乗れば羽幌港発8:00の天売行き高速船にぎりぎり間に合いそうだが、タクシー代と急行料金を払ってまで早くいかなくても、8:30のフェリーでも天売島で3時間半の余裕がとれる。
フェリーの2等室は絨毯敷きの部屋が3層にある。いずれの部屋もそこそこ混み合ってた。景色が見られるのは一番上だけである。さらに外にデッキがあるので景色を見る分にはそちらで立ってた方がいい。ただあいにくの雨なので部屋と行き来して画像を撮った。
1時間で焼尻島についた、おそらく仕事に向かう男性の一団が降りていずれの部屋も空いた。なお、一等室は確認もしてない。焼尻島の北岸を見ながら進み天売島着。
天気が悪いので島巡りはあきらめて折り返しのフェリーを見送る。その後早めの昼食にした。当然海鮮メニューはあるのだが海鮮の一部素材が苦手なのでなんとかつ煮定食にした。ただ小鉢のタコの酢の物はモチモチでうまかった。
港の近くの展望台と灯台へ行ってみることにした。ずっと上り坂で雨なのか汗なのかわからないぐらい濡れた。気温は15℃ぐらいなのだが。
展望台にはたどり着けたが、その先の灯台は途中で道が悪くなってあきらめた。明らかに自動車の轍が砂利道に続いているがもうしんどい。
高速船で焼尻へ戻るが本来なら予約が必要である。が、窓口氏は「今日は空いてるから必要なし」と。到着を出迎えがてら動画を撮った。乗り込んでみると130人乗りに十数人だったから予約が必要ないのも道理である。
焼尻港へはわずか15分だった。見送り動画を撮って、この資料館へ行った。展示物は普通に郷土館のそれらである。ただ、一角が旧郵便局になっていて(当時は郵便局の業務であった)電話交換機が残されていた。
特徴ある自然景観はあるが濡れるわ疲れるわが嫌になって港でフェリーの着発を撮ってた。羽幌へ戻る便の天売行きである。朝の便ほど乗客はいなかった。
羽幌行きの到着が15分ぐらい遅れた。特にその旨のアナウンスもなかったのでやきもきした。留萌へ戻るバスまで50分ぐらいの余裕を見てあるが、それを逃すとタクシーしかなくなるのでシャレにならない。
ところどころ揺れが大きい航海だったが減速してるわけでもなく15分の遅れで羽幌港についた。連絡バスは待ってたので本社ターミナルまで移動した。
すぐそばにコープさっぽろがあるのは確認済なので早速向かう。夕食と朝食を買って夕食はターミナルの待合室で食べた。
乗り込んだ留萌行きも平日のみ運行の最終便だが帰宅の羽幌高校で十数人高校生が乗ってきた。羽幌線は通ってたがバスでは支線となる古丹別方面へも数人乗り換えてた。
とっぷり日が暮れてホテル最寄りのバス停に着いた。疲れた。
ここまでの詳細と画像はこの記事にて。
翌朝、旭川行きの一番バスで旭川へ向かう。深川まではおとといの巻き戻しで、その先は依然神居古潭を訪れた時に利用したルートである。ほぼ定刻の9:20に旭川駅前に着いた。
9:38の富良野線で美瑛に向かうが、実は白金温泉へ行くなら9:40の美瑛経由の直行便がある。JRで行っても美瑛からこれに乗り継げるが実は乗り継いだ方が20円安い。
美瑛ではそのバス停でインバンに紛れて私一人日本人が待ち合わせることに。十数人居たインバンは途中の白金青い池で下車していった。この路線はクレカタッチで乗れるので下車も迅速かと思いきや5人ぐらい千円札を両替して降りて行ったのでそれなりの時間がかかった。
私は白金温泉で降りてすぐ昼食にしようと思ってたら、あてにしていた食堂が11時から開かなかった。先にすぐそばの白ひげの滝へ。
その他気が見える橋を渡り切った先に雪覆いがついた避難階段があった。十勝岳噴火に伴う土石流災害の備えであるこの施設が286段を登り切った先にあった。
入場無料だが資料を見ている時間はなさそうなので映像コンテンツのみ視聴した。白ひげの滝ができた理由もよく分かった。
バスで青い池へ移動した。観光バスが何台も停まれる駐車場の奥に「池」と呼ぶにふさわしい大きさの青白い水面があった。画像に撮ると木々が映り込んで緑がかるのが残念である。
インバンは元より日本人も多くて大変混み合ってた。寒空に青池ソフトクリーム屋が繁盛していた。
ここから「道の駅白金ビルケ」まで徒歩移動する。当初は川沿いの自転車道を歩いていたが、一人なので不意に熊の出没が気になった。かと言ってバス通りの道道は交通量が多いうえに歩道がない。幸い側道があるのでそこへ移った。
白金ビルケのハンバーガーショップでようやく昼飯にありついた。観光地価格の大変良いお値段で最安のバーガーでも税込み1500円超である。もちろんバンズもパティも野菜も質はいいんだが、マックの悪い油に慣れていると物足りない。セットで付けたポテトも塩が薄い。ドリンクのホットコーヒーだけは量・質ともに満足した。
その名も「白金ビルケ」バス停から美瑛に戻った。乗り継ぎのバスまで観光案内所で待ち合わせた。次に乗るのは旭川ー帯広を狩勝峠経由で結ぶ都市間バス「ノースライナー」である。先般の富良野ー新得間のJR線廃止により山部・幾寅・落合の代替停留所ができた。
幾寅に対応するのは「道の駅南ふらの」で、ここで小休止した。この時点で乗客は3名しかいない。この路線も要予約だが閑散期はこんなもんだろう。
草に埋まった旧落合駅構内を確認しいよいよ狩勝峠である。国道38号はトンネルなしで峠越えするので十勝側の展望が一気に広がる。JRの新狩勝峠はもとより国鉄時代の旧線よりも標高は高いだろう。
ひたすら峠を下って新得駅前を過ぎあとは帯広まで十勝平野を進む。帯広市街地にいくつか停留所があるのも都市間バスの利点である。今晩の宿へは競馬場前で降りれば時間的に到着は早かったと思うが、歩く距離が短い方を選んで駅前まで乗った。
ここまでの詳細と画像はこの記事にて。
ーつづくー



