商船三井さんふらわあの大阪南-志布志航路で鹿児島へ向かう。
徒歩客は条件を満たせば「乗船チケット兼部屋のキー」として予約時に登録したメアドにQRコードが送られてくる。
したがってフェリーターミナル(以下FT)窓口での手続きが不要で「出航1時間前までに手続き完了」の枷が外れる。
志布志行きはFT2から出るが、FT1からFT2へのシャトルバスが1時間前を過ぎた便もあるのはそういうことだった。
前の記事の「夢洲」から地下鉄で「コスモスクエア」へ。ニュートラムに乗り換えて「トレードセンター前」で下車。
FT1はアジア太平洋トレードセンター内にある。ローソンもあったので夕食を調達した。
なお、船の食堂の夕食は2000円のバイキングまたは750円のテイクアウトメニューである。その気分ではなかった。
船旅といえば2等の安さが魅力だが、今回は一人用個室にした。窓が無いタイプのweb割で2等との差額は7000円である。
インバンで高騰してなければ中の上くらいのビジホに泊まれる。船だから揺れはともかくある程度の快適さは期待していた。
離岸から南港を出てしばらくはデッキで動画撮ってた。4月上旬とはいえ寒い。気が済んだので風呂に入る。
浴場はさすがに狭いが利用者が少なかったので問題なかった。繁忙期は遅めに入るか朝でないときついかも。
部屋でゆったりしていると、レベルは小さいが話し声・笑い声が聞こえる。主に2人分の声である。
個室エリアの入口のドアA+個室のドアBで遮音としては2重になっているのに。
結構絶え間ないので頭が痛くなってきた。隣室ではなさそうなので音源を探ってみた。
まずは廊下に出た。ドアAを開けても聞こえない。個室エリア廊下には他の部屋のドアBもあるがどれでもなさそう。
で、ドアCを見つけた。「トラック運転手専用エリア」と表示されていた。この向こうからだ。
消灯時間までにはだいぶあるので、雑音などが気になるかもと思って持ってきた耳栓をして寝た。
なお、出港前は聞こえていた機械騒音は無くなったので航行中は静かである。場所的に船首側なのでエンジンも遠い。
夜中に目が覚めたので徘徊した。エントランスホール8階に「20:30以降は会話禁止」のソファ・テーブルセットを見つけた。
やはり早い時間でも苦情はでるのだ。
朝食はバイキングにした。海象的に船の揺れは小さいから腹いっぱい食べても大丈夫だ。750円は安い。
志布志湾の景色を風に耐えながら動画に撮っているうちに入港である。
到着アナウンスが大阪到着のものが誤って流れていたが、まさか船外スピーカだけ違うとかないよね。
デッキで撮った出航と入港の動画
画像はこの記事にて
さて、最終目的地は鹿児島中央駅である。連絡バス「さんふらわあライナー」で2時間かかる。フェリーの客は無料である。
道中は順調で、途中、国分PAでしっかりトイレ休憩したが定刻より25分くらい早着した。