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総括を兼ねて。
前身である常磐ハワイアンセンターの開業から60周年だそうだ。東日本大震災は福一に近い分経営危機としても大きかったし、コロナ禍もあった。だから、借金が多いのは分かるけど去年買収されたんだね。
お土産は何も買わなかったけど「60周年記念のお菓子」(見つけられなかっただけ?)が有ったら買ったかも。
料金を部屋付けする際は売り場側が端末で部屋番号と氏名で本人確認する。データに即時反映されるから直後に清算しても問題ない。スーパー銭湯のような鍵のリストバンドに識別子を付けてお財布不要が理想ではあるが、やるとなるとコインロッカーを含め大ごとだろう。
建て増しの弊害で、正直、案内板やマップだけではわかりにくい。駅などで床に色分けでずーっと続く線も追加してほしい。ホテル南3館のエレベータの暖房のパワーが足りないのか寒風を送風してた。
枕もとにコンセントがあるのはスマホ時代に対応してるが。照明のスイッチが近すぎて充電器でスイッチを押し気味になる。
エアコンは天井収納型だがOFFの状態でも館内一括制御で送風している。それだけでは寒いから暖房を入れるとちょっとうるさい。
食事は朝夕ともバイキングだったが、食が細いものとして「カレーライスに手を出すな」が鉄則である。もちろんうまいのは分かっている。なんとかこらえたが「炊き込みご飯」はちょっとよそって来た。
後は面倒臭さとの戦いで、とにかく「種類多く少しずつ」に専念した。ローストビーフと天ぷらは出来立てだと思うので最後にした方が良かった。席に戻るまでに冷める。
皮と種が付いてる果物も煩わしいがライチがあったので2つ取って来た。スイーツは超ミニサイズで10種類あった中から4種類選んだ。
ダンスショーは楽隊も生演奏・生歌唱で良かった。客席の傾斜が緩くて席のランクが良くても各ランクで最前列を取れないと前が邪魔である。特に一階席。二階席は最前列でないとステージの一部が見えない。
ショーの中盤に「ちびっこダンス教室」があるんだが、たくさんの子供たちが待ちかねたようにステージに走る。吸い寄せられるように上がって行くのを見て「仕込みか?」と疑った。地元の子なら親しみのあるコーナーなんだろう。
終盤のクライマックスのエースダンサーによるソロは圧巻である。映画「フラガール」で蒼井優が演じた最後に倒れこんで起き上がるのも見られた。学生らしき女の子が「(一人で観客を沸かす)あれは気持ちいいだろな」と地元訛りで言ってた。
さて、満足度だが、初回で要領を得ないのと体力・気力・食欲が続かないのは自分のせいなので、その影響を除けば80点ぐらいである。
ただ、リピートは無いなあ。楽しかったんだけどね。
-了ー