ハードルが上がりすぎて断念 | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

画像・動画を含む鉄道趣味のブログです。ときどき戯言を書いてます。ー[2013年2月9日以前の記事はほとんどの画像が表示されません]ー

スマホのアプリは個人でも製作できる。android用ならGoogle play、iOS用ならapp storeに開発者として登録すれば有料・無料に関わらず配布できる。

 

前者は登録料だけでいいが、後者は年会費が必要だ。さらにMac OS搭載のPCからしかアップロードできない。

 

これまでアップルのPCは使ったことはないし、当然所有もしていないので「初期投資」が大きすぎて必然的に前者でチャレンジすることにした。

 

まずは、アプリを作らないと意味ないのだが諸般の事情で1年半ぐらい作業が止まっていた。当然、まだ開発者登録してない。

 

登録料がドル建てなのに円安がどんどん進むので「アプリの完成度を上げてから」と後回しにしていた。

 

これが良くなかった。昨年11月に「アプリテスト要件」が追加された。

 

「20 人以上のテスターが 14 日以上連続で...」とある。その20人どうやって調達するんだよ。

 

アプリのテストはそれまではGoogleがやってたんだが、登録申請が増えすぎて手が回らなくなったんだと思う。

 

その20人を提供するサービスも出てきそうだが、それは費用の発生を意味する。ガチで人件費だから高いだろう。

 

いずれにせよ、だいぶ完成に近づいてきてたスマホ用アプリは登録寸前で頓挫してしまった。

 

開発環境を仕込んだPCからはローカルネットワークでリンクさせた実機にアプリを送り込める。

 

したがって家庭内ではプレイできる。が、それだけのものでしかない。

 

実は、スマホ側の設定をいじればGoogle Playからでなくてもダウンロードできるらしい。

 

が、それはそれで御法度な気はするのでやらない。

 

仮に要件の追加前に登録できたとして、実は別の悩ましい条件が追加されて以前からの登録者にも順次適用されていく。

 

収益化する場合は開発者の住所が公開されるのだ。収益化しなくても氏名は公開される。

 

YouTubeが完全に匿名でも収益化できるのとえらい違いである。チャンネル登録者数と再生時間がハードルだけど。

 

で、今後どうするかだが、スマホにはそもそもブラウザが乗っている。

 

従来のWeb版はPC用なのでスマホで使うには難がある。ページが切り替わるたびにデータを読み込むからギガに優しくない。

 

今回のアプリ開発の際にデータ構造・画面表示や操作方式を完全に変えた。データは最初に一気に読み込んでオフラインでのプレイも可能にした。

 

これを踏襲しつつブラウザのjavascriptで同じことができないか検討してみる。

 

実現すれば大きなメリットがある。iOSつまりiPhoneもブラウザがあるから使えるはずだ。

 

実機は持ってないから動作確認はできないが。