大船渡線の鹿折唐桑-陸前高田は山間を迂回した峠越えのルートで、途中に上鹿折・陸前矢作・竹駒の3駅がありました。
BRTの本線はこの区間では海岸沿いを通っていて、上鹿折は鹿折唐桑側から、残りの2駅は陸前高田側から支線扱いになっています。つまり、上鹿折ー陸前矢作はBRTとしても分断されています。
従って陸前矢作はBRTの支線の終点ということになりますが、このリンクの地図で分かるようにBRTの駅(駅のマーク)は旧鉄道駅(線路跡にある桃色の長方形)から陸前高田方へ1kmほど手前にあります。
旧駅跡には岩手県交通の「矢作駅前」のバス停があるので一日3往復しかない便とタイミングが合えば(せめて片道だけでも)歩かずに済みそうです。
この記事より前の4駅は「旧鉄道駅跡にバス停を置いてもそもそも利用者が居ない」状況でしたが、陸前矢作駅の周りは津波を免れたので家並は残っています。1kmも東に離れてBRT駅を作ったのは大型バスの転回が出来ないからかもしれません。
この春の改正で専用道化に伴い旧鉄道駅跡へ移転する予定らしいです。
[今日の更新]
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