Rust Never Sleeps -4ページ目

レーシック 手術

同僚の話だけでなく、いろんな体験談を読んで
手術の技術的な心配はなかった。

適応検査で、近視と乱視が強いので再調整の手術の可能性が
他の人よりも高いことを告げられ、それは多少気になった程度。


手術を受けたのは、適応検査翌日の土曜夕方。

視力検査や診察があって、会計を済ませ、手術用の帽子をかぶり
麻酔や感染症防止の目薬をさし、手術室の外で待機したのが
その1時間半後。

麻酔が効くようにか目をつむって、いろんな音が聴こえてくる中、
10分ぐらいだったろうか、椅子に座って順番を待った。
その段階になっても、特に緊張もせず、至って冷静だった。

病院には、相当な人数の人が検査や手術のために
来ていたし、見ていると、15分おきに8人ぐらいが
次々と手術に向かっているのを見ていてたし、
なんかとても安心していたのだと思う。


しっかし、いざ手術台にのり、まぶたをテープで引っ張られ、
さらに開かさせる器具を固定され、何かを目に押し付けられたところで、
急に怖くなった。

まぶたを押さえつける器具は思ってたより痛かった。
あぁーなんか聞いてた話と違うよ。
手術なんだから当たり前か。考えが甘かったわ。

手術そのものは、フラップをつくったり、レーザーをあてられたり、
最後に消毒液をあてられても、痛さを感じてたわけではない。

だから痛かったのか、と言われるとそうではない。
押さえられた時、軽くパニックになったというのが正確かな。

「身体や顎を動かさないでください、動いたらできませんよ」
と何度も言われた気がするし、右目では顔の位置を直されたり、
左目では機械も止まったみたい。

力をぬいて、でも顔や眼球を動かさないというのは結構難しかった。
必死に指示に従おうとしていてもなかなか思うようにできない。
レーザーをあてられているのも数十秒、トータル15分ぐらいの
手術だったけど、とても長く感じた。

光を見ているうちに、何も見えなくなる数秒の時間があったり、
レーザーをあてられ焦げる臭いがしてきたり、
目に直接触れていろんなことをされているのを意識で感じるのは
奇妙な体験だった。


手術室から出て廊下を歩いて休憩用のリラックスチェアに
座らされたが、眼鏡をかけずに入った時と違い、ボンヤリだが、
視界は明らかに明るい。

それで手術が終わって見えるようになったことを実感。
でも涙がボロボロと出て目をちゃんと開けていられない。

一緒のタイミングで椅子まで案内された他の5、6人の男性たちの
様子ははっきりは見えなかったが、なんかとても冷静で
何事もなかったようにも見えた。

「彼らはすんなりいったんだろうな」
同時に、自分の恐れ、痛みに対する弱さみたいなものを
改めて感じた。

でも15分弱の休憩後の診察では、「キレイになってますよ」
と少しホッとするようなことを言われ、
少し安心し、無事終了した。