見たくなかったけど
人民広場、中山公園、七浦路・・・・
人が集まるところには、こじきや物乞いが集まる。
先日、付き合いで渋々七浦路に連れて行かれた。
この七浦路、昔は服飾市場で、もともとは現在の位置よりもう少し北東にあったそうだが、
現在のところに移動してきた。今も各ビルの上階部分にそういうところが残ってはいるが、
基本は、ただ単に使い捨てにふさわしいような、すぐ壊れそうな安物売り場だ。
質は上海科技館の方がダントツ上だ。
さて、七浦路の西側には長距離バスのバス停があり、古いバスが何台も停まっており、
外地から来た人が服を仕入れにやって来る。
自分の身体よりずっと大きい荷袋を背負い、購入した服をバスに詰め込んでいる。
七浦路に到着早々、道にはボロボロの服を纏い、髪をボサボサに乱した老人たちが、
人通りの多い通路に立ちふさがるようにうつ伏せになり、
脚が悪いのか、腹部の下には4輪の台車を敷き、移動している。
顔の前に、古びれたホウロウのボールを置き、そこにお金をいれてくれるよう唸る。
あまりにも不憫なその老人に、
決して裕福とは言えなさそうな田舎から出稼ぎにきたであろう女の子が
小銭をその中に入れる。
本当に気の毒なのは、この老人というより、この純粋な女の子なんだけど・・・。
と思いながら、ビルの最上階にある食堂で食事をする。
このフードコートは、まだ旧正月明けで従業員が帰ってきていなのかあまり店舗が開いていない。
注文して席をとり、出来上がるのを待って座っていると、
挙動不審な男性がいる。
その日は暖かい筈なのに、ぶ厚いコートを腕に通さず肩に羽織り、キョロキョロしている。
空いている席はそれなりにあるのに、何をしているのだろう?
基本、中国ではファーストフード店もフードコートでも食べた後は食器を片付けない。
食器を片付ける場所がないこともしばしばだ。
従業員が片付けてくれる。
さて、先ほどの男性、突然腰掛けたと思ったら、食べ残しを食べ歩いていた。
一緒に来た上海人にそれを言うと、
さっきのあの老人の物乞いよりいいじゃない。食べ残した物を食べてくれるって、助かるわ。
と、答えた。
確かに一理ある。
結局、散々歩いた挙句、欲しい服はみあたらず、
ビルを出て帰ろうとしたそのとき、
あの老人がまだいた。
その老人の前には、口を大きく開けた小学生低学年と思われる子どもが
ポカンとした様子で突っ立っていた。
だって、その老人、突然立ち上がり、
さっきの台車をサーフボードを持つように片腕に抱え、
純粋な子どもを尻目に元気よく闊歩して階段に向かっていたから。
こうして、哀れな老人の演劇バイトを無事終え、
明日の体力に備え帰っていくのだった。
素朴な疑問:インフルエンザ
毎年この時期に考え、未だ明確な答えが得られない疑問。
こちらに来てから、インフルエンザにかからなくなったこと。
インフルエンザに罹る人をあまり見かけないこと。
こちらの風邪にはやっぱり白湯を飲むのが一番効き目があること。
大渋滞=上海
上海の大渋滞。
上海に住んでいるならば、当然知っていること。
15分で行ける距離が1時間なんてザラだ。
時間に煩い人などは耐えられないだろうが、慣れるしかない。
事情を知らず、ヒステリーを起こしたくなるのも事実だが、
ここは大陸上海。日本ではない。
とはいえ、上海は中国国内でも一二を争う時間にうるさい都市なのだ。
上海の大渋滞は全く読めないのも事実。
例えば、大通りでちょっとした車同士の衝突事故が起きるとする。
2台の大きなトラック、たまにパトカーやバスが
大通りの真ん中に車を置いたまま運転手が出てきて喧嘩が始まる。
大通りはふさがれたまま。
後続車はひたすら待つしかない。
こうして、とんでもない渋滞が起こるのだ。
もちろん高速道路上でも起こる。
事故が無くても渋滞がひどいのに、
事故が起きると半端じゃない渋滞だ。
最近出た案。
24時間、上海ナンバー以外の車は全て高速道路通行禁止にするというもの。
もともとラッシュ時間には外地ナンバーは走ってはいけないことになっているが、
それでも走る車は多い。罰金が課せられても走る車は多い。
大渋滞の緩和を徹底するために、
今回の案が実行される可能性はかなり高いかもしれない。
北京咳
ここ数日、北京など空気汚染の警報が出ている。
http://news.ifeng.com/photo/hdnews/detail_2013_01/12/21123116_0.shtml#p=4
咳がひどく、病院に通う人も増えており、
北京咳と名づけられたようだ。
ちなみに、国内では海が近いため空気がきれいだといわれる上海でも、
街を2,3時間買い物で歩くのと、日本の工事現場に1日いる時と汚れに大差ない。
そして、ここでまた出た!
あり得ない空気汚染対策。
黒キクラゲと豚の血に、予防する力があるというもの。
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あるわけない。


