大体、正月映画というものはおもしろいけど内容がないという作品が定番ですがおもしろくもない、内容もない映画というものは苦痛以外の何物でもありません。この「エクストリームジョブ」という作品。最近見た韓国映画では最高にくだらないものでした。
ところが、これが韓国興行収入No1?、観客動員1,600万突破?訳が分かりません。大体、1,600万て数字が多いのかどうかそれさえ疑問。形態はアクションコメディ。ドジばかり踏んでいる麻薬捜査班が最後のチャンスを追い詰めたヤクザの事務所の前のフライドチキン店を買い取りチキン店を装いながら潜入捜査を進めるが。予想に反してフライドチキンがバカ売れ、長蛇の列、捜査に手が回らなくなる。果たして金星を挙げることができるのか?
韓国では受けたのかもしれないれど映画館の中は失笑さえも聞こえてこない...このあたりのギャグでは日本の観客、特に大阪で笑いを取るというのが無理。脚本の構成も問題。人物紹介がラストの方になるけど最初にしとくべきですよね?偉そうに言わせてもらえば....
監督がイ・ビョンホン(あのイ・ビョンホンではありません、韓国は同姓同名の人が多いからややこしい)というむ弱冠20歳の若者。20歳?まあ伸びしろを考えてやろうけどよう20歳に映画を撮らせたなという感じ。韓国映画はバイタリティがあってどこかしらおもしろいところがあるんやけどまあこれだけは受け付けれませんでした。