パピヨン | kazuのブログ

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サラリーマン社長のムービートラベル

7年ぶりにブログを再開します。偏見の塊、贔屓の引き倒し、「サラリーマン社長のムービートラベル」記念すべき1回目は、永遠のスーパースター、スティーブ・マックイーンと名優ダスティン・ホフマンの名作「パピヨン」の再映画化が公開❕と言うことで早速観に行きました。が、この若い俳優二人にこの名作を背負わせるにはあんまりにも可哀そう...主役のパピヨンを演じたチャーリー・ハナムは「前作を意識せずに演じた」とのこと。けど横顔や煙草を吸う仕草はマックイーンそっくり。思いっきり意識してるやんと突っ込みたくなります。で、もう一人、前作でダスティン・ホフマンの演じたドガ役にレミ・マレック、名前を言ってもわからない人は「ボヘミアンラプソティ」でフレディ・マーキュリーを演じたと言えばわかる?

 

本作を観てどうのと言うより45年前の作品を思い出してどこかノスタルジックな気分に浸ってしまいました。パピヨンとは主人公の体に刻

まれた蝶の入れ墨、仲間からはその入れ墨からパピヨンと呼ばれるヤクザな男ある時、無実の罪で刑務所へ、そこは孤島で受刑者たち

は想像を絶する過酷な扱いを受けます。彼は何度も何度も何度も脱獄を図り、脱獄しては捕まり独房へ、脱獄しては捕まり独房へ...

その独房と言うのが何日なんてものじゃない。2年、5年、そのうち月日が流れ、マックイーンの頭は真っ白に、それでも彼はあきらめない。

自由への渇望、人間としての尊厳、まさに不屈の男です。だからマッイーンなんやね。よぼよぼになりながらも断崖絶壁から荒海に飛び

込み袋に詰めたヤシの実だけで海を渡る...「俺は絶対くたばらねえぞぉー」そう叫ぶ彼の叫び声がまだ小学生だった私の耳に今でもこびりついています。

 

ホント、名作ですよ