韓国ドラマ 梨泰院クラス vs 日本リメイクドラマ 六本木クラス 感想 | マーマンのブログ

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ま~んまるおデブマン(略してマーマン)のダイエットブログです。
人生MAXの数値が体重108kg以上・体脂肪約36%以上・ウエスト約108cm以上のブタが人間に戻ろうと奮闘してます。 

2024年6月についに梨泰院クラスを開封しました。

それと同時に六本木クラスも開封。リアタイ組では無く、

後発組だからこそ出来る見比べです。

梨泰院クラスを中盤まで見た後に六本木クラスで追走し始めた

ので、普段の倍の時間がかかりました。

忖度無しで書きます。では早速。

 

まずは

『梨泰院クラス』(2020年)

 

ジャンルはサクセスヒューマン復讐ドラマです。

 

父親の昇進に伴い、引っ越しをした高校3年のパク・セロイ

(パク・ソジュン)は、転校先の高校で正義感からイジメを行っていたチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)を殴ってしまう。

グンウォンは、父親の勤め先である国内大手外食チェーン・

長屋(チャンガ)グループ会長の息子だった。

長屋グループ会長チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)は、息子を

殴ったことを謝罪しろと求めるもセロイは信念を貫き拒否した

ため退学処分に。そんな息子を讃えた父も20年勤めた

チャンガグループを辞める羽目に…。

セロイと父親は小さな食堂を作り、再出発に向けて準備をして

いたが、父はひき逃げ事故に遭い亡くなる。

長屋が支援する児童養護施設ケナリ園のオ・スア(クォン・ナラ)

から「ひき逃げの犯人はチャン・グンウォン」と聞いたセロイは、

グンウォンに暴力を振るい殺人未遂罪で刑務所へ。

そしてひき逃げ事件の事実は会長の金と権力で闇に葬られた。

 

夢も希望も大切な家族も失ったセロイだが、「チャンガグループ

を倒し復讐する」と覚悟を決める。服役中に経営について

勉強し、3年後刑務所を無事出所。

それから7年後・・・お金を貯めたセロイは梨泰院で

小さな居酒屋「タンバム」をオープンする。

これは父を殺し、自分たちの生活を壊した長家グループや、

グンウォンへの復讐を果たすための始まりだった・・・。

 

原作がウェブ漫画で、それを実写化したドラマです。

やっと観ましたよ~ニコニコ

「トッケビ」「愛の不時着」と並んで有名な「梨泰院クラス」。

パク・ソジュンさん主演だったので問題無いと思っていました

が、いかせん復讐劇。彼一人では見る気にならず(´・ω・`)

そうしたら推しのアン・ボヒョンさんが悪役で出演と知って

「おっ!!」と。もう一人好きな俳優が主要で出ていれば~

って思っていたら最近好きなユ・ジェミョンさんも出演して

いると知ったので触手を伸ばしました(`・ω・´)ノハイ!!

 

既出されている通り、面白かったです!!

でも深みは無いかなとww

雑な部分も有ったりな作品。例えば高校生の時、グンウォンが

殴られて入院したシーン。途中で傷が完治していますww

次のシーンでは痕が有ったので、また殴られたんかなてへぺろ

スケジュールがタイトだった??

伏線回収はほぼ無いですが、唯一のキーワードは「土下座」。

 

キャストは主要どころは強いけど、脇が弱いかなっていう。

セロイ役のパク・ソジュンさんは見事なシンクロ率!!

ソシオパスのイソ役だったキム・ダミさんはジャケ写の印象

だと目がキツいイメージだったけど、セロイを見る時は

目がクリックリになって印象が変わるんですよ爆笑

髪の毛は長い方が似合っていたかな。キム・ゴウンちゃんに

似ている印象。

スア役のクォン・ナラさんは「あやしいパートナー」・

「マイディア」に出ていた綺麗な女優さん。

上の5人は強かったですね。

トランスジェンダー役のイ・ジュヨンさんは「恋のゴールド

メダル」にボクジュの友人役で出ていましたね。

いじめられっ子のホジン役だったイ・ダウィさん。

時たまカン・ハヌルさんに見えるんですよ。もしこの役が

カン・ハヌルさんだったらもっと良かったんでしょうね。

意外とハマると思うんだけどな口笛

次男坊役のキム・ドンヒは実力不足感が・・・。

トニーは・・・。

 

ザックリ言うと伏線とかがほぼ無くて、シンプルで

見やすかったです。圧倒的リーダーシップをもつセロイの元に

集まった個性あふれる仲間と共に上り詰めていくドラマです。

 

次は

『六本木クラス』(2022年)

 

ジャンルはサクセスヒューマン復讐ドラマです。

 

基本内容は一緒なのであらすじは割愛しますww

日本版のウェブ漫画「六本木クラス」を実写化したドラマです。

 

大前提で六本木クラスが面白いのは当たり前だと思いますニコニコ

原作も本家ドラマも面白いんですから、つまらなくする方が

難しいと思いましたよ。

リメイクは、セリフは一言一句同じにしなくていいと私は思って

います。ただ、深みが無い作品が更に荒くなった印象です。

「梨泰院クラス」を観ているからこその違和感が・・・。

 

①まず出だしから違う。

本家はカウンセラーとの出だしで始まりますが、こっちは

クラブから始まります。そしてなぜか英語。

 

②高校時の引っ越し前の描写が無い。

これのせいで主人公の性格が分からず始まる。

 

③親父と酒を酌み交わすシーン

高校生の時に親父と酒を飲む場面。意外と重要なシーン。

こっちでは飲まず、でしょうねww

息子が飲もうとした時に親父が止めて、その拍子に跳ねた

お酒が口に当たります。

その時に「どうだ、酒の味は」「・・・甘い?」のやり取りは

無いでしょww

私の返答?「・・・(味が)しね~よ」ですえー

いじめや鶏のシーンは頑張って再現したのにね~。

 

④主人公が好意を寄せた瞬間の描写

高校生時代の公園のシーンなのですが、本家は落ちかける太陽

の光が二人を照らし、なんとも言えない描写。エモいニヤリ

かたやこっちは昼間の普通の公園ガーン

 

⑤お店のビルを買い取られ会長に会いに行ったシーン。

本家はビシッとした姿で、こっちはいつも通りの恰好。

憎んでいる相手ではあるが、尊敬しているはずなのになえー

 

⑥新店舗になって刑事の子供がいなくなるシーン。

本家は猫を見て追いかけ、こっちは虹を見て・・・。

あの位置からは虹は見えないんだけどww

 

⑦事故のシーン

本家は突然ぶつかってビックリしましたびっくり

こっちは事前に車が見えていたので、ちょっとげんなりショボーン

もう事故るの分かっちゃうじゃん。

 

⑧会長の息子を殴りに行くシーン。

本家は一回高校に行っていないのを確認した後、病院へ。

こっちはいきなり病院。

なぜ入院しているって分かったんだろう?

 

⑨キャストの一人が抜けている。

いなくても成り立ちますが、トニーがいないww 

 

⑩ライバルとの身長差

竹ノ内さんと早乙女さんの身長差が気になります。

 

⑪最終回・・・まさかのポッポシーン無し

えっ、ウソでしょ。無いの?とビックリしました。

代用案のロングコートの二人羽織は韓ドラでもたまに

ありますが、なぜそれを採用したんだろう?

 

⑫元刑事と専務の関係。

最後のシチュエーションは一緒でしたけど、途中の関係が変化

した部分はカットしていた気がしたので、なぜ急に感が。

 

⑬最後のスペシャルゲストのシェフがいない。

このシーンは別にいらないけど、誰かいなかったの?って

思いました。

 

後は羅列しますが、

・飲食業会トップグループなのに本社ビルがなんか小さいww

・バイクの二人乗りのシーンはもろCG感満載ww

・会長解任の役員会議なのにテーブルも椅子もちゃっちいww

・セロイの頭を触る癖、会長の指トントンの癖が無い

・セロイのぼくとつさが出し切れていない。

・最終回、息子も父親と同じように車に引かれるのに、

こっちは銃やナイフびっくり

 

極めつけは土下座ですよね。

高校生の時、初対峙したシーンで「土下座」のワードが

出てきます。そして主人公が捕まって相手の親父が面会に

来た時も「土下座」のワードが。

ですから最後に土下座をさせるのは大きな伏線回収って

いう意味で大事だと思いました。でもこっちでは土下座させず。

理由は・・・半沢直樹を思い出して比べられるからかなって。

絶対パロディされるでしょうからね。

実際土下座しようとしている姿はそう見えたしww

香川照之さんをキャスティングした時点でそうなるのは

分かっているでしょう。

それに土下座を止めさせた為に、見下す相手を見上げている

構図って結構シュールな気がしました。

 

酷評していますが、リメイクとして見なければ面白いと

思いますよ。

個人的には出演者もみんな寄せていたし、内容も大筋は一緒。

主題歌もリメイクで良かったし、挿入歌も日本のドラマに

してはしっかり入っていました。頑張って寄せていた分、

もったいなかったなって言うのが印象でした。

作りこまれたロケーションの本家に対して、雑さが見られた

リメイク。

 

出演者の中では早乙女太一さんが一番再現しようとして

いた印象があります。がっつり見まくったんでしょうね。

ちなみにリメイクするならマーマン考察はこんな感じ。

※カッコ内は次点

 

・セロイ:東出昌大

彼ならイガグリをやってくれるでしょう😁 

・イソ:平手友梨奈(古川琴音)

変えなくて良いかなと。ただ、リメイクと聞いた時、私は

古川さんが思い浮かびました。

・スア:中条あやみ 

二番手はヒロインを喰う美人さんじゃないと。

・チャン・デヒ:柄本明

ぴったりじゃないかなと。

・グンウォン:賀来賢人(尾上松也 鈴木信之)

悪役を敢えてやらせてみたい。悪い役ですが、どこか寂しさも

求められる意外と大変な人物像 。カッコ内の方が本命です。

・グンス:柄本時生 志尊淳

明パパが会長役なら時生さんは面白いかなって。イケメンを

入れるのなら志尊淳さんかなと。鈴鹿央士さんは、silentの

戸川君にしか見えなかった。まぁ同時期でしたからね。

・スングォン:中野太賀

本家を見た時にすぐに思い浮かんだ俳優さんです。 

・ヒョニ:小松菜奈 

イソ役でも面白いかなと思いましたが、こっちの役でもハマる

かなと。それに最終回のシェフ役を菅田将暉さんに

やってもらいたいからww

・トニー:アイクぬわら 

アイク以外に誰がいるっていう配役ww

色々あったので無理でしょうね😅

・ホジン:矢本悠馬 

ここは変えようがない。ベストでした!!

・カン専務:高島礼子

雰囲気からも礼子さんが適任かなって。

・セロイ父:光石研

ここも変えないかな。ナイス配役でした!! 

・オ刑事:甲本雅裕 (堺雅人)

結構この意見も多いと思いますが、私もそう思いました。

堺さんは香川さんが会長役ならの、敢えての遊び心ですww

・ソクチョン:坂本ちゃん(みなみかわ)

丸刈りくくりですww

 

「六本木クラス」は「梨泰院クラス」を見ていなければここまで

辛口にはなりませんし、単体で観れば面白いと思いますよ。

ただ、韓ドラ民からしたらリタイヤするかなと。

原作を大幅に弄ったりせず、日本の風土に合わせている印象。

コンプラや文化の違いがある中では、寄せたねと思いました。

個人的にはキャスト陣に拍手を送りたいと思っています拍手

みんなしっかり本家を見たのが分かります。

梨泰院クラスの製作費が10億円以上なのに対して、六本木は

1/5程度と言われているので、まぁ頑張ったな~と。

あっ、だからか!!最終回車壊す予算が無かったのねww

 

以上、違いを忖度無しで書かせてもらいました(。・ω・。)ノ