その①より

宮島交流館には杓子発祥の地である宮島のシンボルとして制作された世界一の大杓子が展示されていました。以前来た時は表参道商店街にあったと記憶していますがその後移転したとのことです。

長さは7.7m、最大幅2.7m、重さ:2.5tという巨大さです。宮島のシンボルですね。

歴史の深そうな建物が見えてきましたが千畳閣です。豊臣秀吉が千部経の転読供養をするため天正15年(1587)発願し安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。ただ秀吉の死により未完成のままになっているそうです。 

桃山時代の建築様式で国の重要文化財に登録されています。

宮島にこのような歴史的な大経堂があったことは初めて知りましたね。

内部はとにかく広い大伽藍で857畳の畳を敷くことができます。1000人もの僧が同じお経を読み供養することができる広さがある施設という事です。

多くの観光客が腰を下ろし眺望を楽しんでいます。壁も無いのでとにかく吹く風が遥か歴史をたぐり皆を癒してくれています。

秀吉公を祀る豊国神社です。

表参道商店街には多くのお土産屋や焼きがきなどのグルメの店が連なります。

外国人の観光客の割合が高いことがさすが世界遺産です。

食べ歩きができるお店も多いのでいろいろ食べることができて満足しました。

焼がきの発祥の店と言われるお店の前には大行列が。

お土産の定番のもみじ饅頭も多くがお店を出していました。

宮島のお土産の定番と言えば杓子ですね。実は我が家にも一本あるので今回のお土産は別のものにします。

こちらは杓子型のストラップのお土産です。

表参道にてランチを頂きましたが名物は牡蠣定食とあなご丼でした。

ここの鹿は全く人を恐れないし何か食べ物を持っている観光客には付きまとってきます。

一度に何匹もの鹿に囲まれたら少し恐いですね。

神の使いですから危害を加えることなく見守っています。

いよいよ島を後にするためにフェリー乗り場にやって来ました。

帰りのフェリーは松大汽船に乗ることにします。

フェリーは真ん中に車を積むこともできます。

帰りの便はさすがに疲れたので屋内の最前席に座って景色を楽しむことにします。

約10分の船旅で宮島口に到着します。

フェリー乗り場のすぐ隣には路面電車も乗り入れています。観光客も様々な手段が使えますので便利ですね。

最近の路面電車はお洒落になっていますね。

 

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