大分県玖珠町には陸上自衛隊玖珠駐屯地があるために普段なかなか見られない珍しいものが見れると話題になっています。実は駐屯地から近くの日出生台演習場に戦車部隊が一般道路を通って往復するのをすぐ近くで見ることができるそうです。早速朝から玖珠町へ向かってみます。

 

道の駅童話の里くすに到着しました。玖珠町は日本のアンデルセンと言われる久留島武彦氏の出身地にちなんで童話の里という名称がよく使われます。この時期旬なフルーツが出回りはじめてぶどうや梨が美味しそうでした。私はなぜかブルーベリーを買いました。安くて美味かったです。

道の駅に車を停めてすぐ横の道路に出てみると既に散水車が通ったそうで道が濡れています。ここで待つことにします。実はHPに予定時間が公開されているのです。9:00~17:00と幅が大きいですが、演習場に向かう(上り)場合は9:00過ぎが多いと人に聞きました。

しばらくしてジープがやって来ましたがこれは先頭車で後13両が来ると書かれていますね、いよいよです。

来ました、きました。戦車のようです。

本物の戦車がやってきて驚きです。確かに一般道を走っています。ただ普通の車との違いはキャタピラの音がシャリシャリと響くことです。

こんな近くで戦車を見るのは生まれて初めてですね。迫力がありますね。私はあまり詳しくないのですがこの戦車は10式戦車というメジャーな戦車らしいです。

シャリシャリと音を立てながらアスファルトの一般道をゆっくりと慎重に進んでいきました。

次に写真スポット場所を少し移動します。387号線を横切る交差点に戦車が信号待ちしている異様な光景です。

きちんと信号を守り青になって進みます。後ろには一般車が走っています。

運転席の人には前方がどういう風に見えているのか気になりますね。

信号待ちする一般の自動車を横目に戦車が横断歩道を横切って行きました。

少し間隔を空けて次の10式戦車がまたやって来ます。

発進する際にエンジンを吹かすとゴーっと音が上がりますのでスタートがすぐに分かります。

なかなかこんな光景は見れないですね。玖珠町の名物でしょう。

交差点を渡ってまた違う角度から観察します。

また10式戦車が青信号を進んできました。

なかなかスタイルの良い戦車ですね。

まだ信号待ちをしている戦車がありますね。

違うタイプの車両?の様です。詳しくないので型名までは分かりません。

今度はトラックですね。

最期にブラシを回転させて道路清掃車が通りました。これで終わりですね。

なかなか珍しいものを見学することができまして感動です。事前に知らなくて突然自分の車の前を戦車が現れたら恐らく相当に焦ることと思います。特にミリタリーファンでは無いですが誰でも撮影も出来て自衛隊を身近に感じられると思います。願わくばこの戦車が実際の戦闘に使われないことを祈ります。

(21)

その②へ