その①から続く

気が付けばたいへん気持ちの良いところです。阿蘇の外輪の囲まれていますが空が近く緑が溢れていて花が咲き風は涼しくあまり暑くはない、のんびりと空を見上げて風を感じて癒されました。

帰路につく前に青々としてい風が爽やかな青田の間を散策しました。向こうに見えるお洒落な白い教会のような建物は先ほど降りた阿蘇白川駅です。

しばらく寝そべっていると高森方面からトロッコがやって来ました。

青空が無いのは残念ですが青々とした田を走る光景は素晴らしいです。おもちゃの様にも見えますね。

ゆっくりと阿蘇白川駅に入っていきました。

ほとんど降りる人はいないですが散策するととても癒される場所ですよ。

余韻を残してゆっくりと出ていきました。駅のカフェの方が手を振って見送ってくれます。

さて高森駅に向けて帰りのトロッコにの乗ることにします。カフェでコーヒーをテイクアウトし阿蘇白川駅のホームで待っていると列車がやって来ました。

ゆっくりゆっくりとホームに入ってきました。

列車は鉄橋を渡ります。

車窓からは阿蘇の外輪と青々とした田んぼが良く見えます。

途中停まった見晴台駅です。ここでは上白石萌歌さんがCMロケしたことで有名になったそうです。

高森駅に戻って来ました。阿蘇の雄大な景色と田園風景にすっかり癒やされて満足でした。

熊本地震で不通となった立野までの全線(17.7キロ)が開通するのは来年夏とのこと。立野で豊肥本線とつながればアクセスもよくなるし沿線の観光も盛り上がると思います。

それとお天気ですね。あいにくの曇り空でしたが晴天の日にもう一度トロッコに乗って素晴らしい雄大な景観をまた楽しみたいです。

熊本地震からの復興を目指した力強いメッセージが多く寄せられています。なぜONEPIECEかというと・・・。

漫画ONEPIECEの作者、尾田栄一郎先生は熊本市のご出身であり災害復興のためにのご支援で、特に甚大な被害を受けた9市町村にキャラクター像が設置されたとのこと。高森駅前にも迫力のフランキー像がありました。

小さな町ですが魅力がいっぱいで災害復興で頑張っているなと感じました。来年の南阿蘇鉄道の全線開通が待ちどうしいです。

そして高森には阿蘇山の湧水を体感できる珍しい観光スポットがあると聞いて訪れます。高森湧水トンネル公園です。

入口ではまだ公園の様子は分かりませんね。

中央の水路には噴水が見えますが端の通路を進みます。

しばらくして馬蹄形のトンネルらしき入り口がありました。入場料300円を払って進みます。トンネルの長さは2055mで湧水量は毎分32tという表示が気になりますね。

外は30℃ですがトンネル構内は17℃ということで入った瞬間たいへん涼しい! 天然のクーラーです。

中央の水路には湧水が流れ涼しい空気が流れます。この先何があるのか不明ですがとにかく一方通行の右歩道を進みます。

7月中は七夕飾りを行っているそうで幼稚園生とか企業の七夕飾りが続き眺めながら歩きます。

こんなところに飾りがあることがまず驚きです。珍しいですね。

やっとあと100メートルの表示がでました。とにかくもうすぐ終点のようです。神秘的ですねー。

案内にあったウォーターパールの壁に到着しました。落ちて来る流水が水玉状になったり逆流したりと不思議なイリュージョン?を見ることができました。

仕組みを聴いても難しくてよく分からなかったですね。

突き当りの岩盤ですが水源にあたるのか滝が流れ落ちています。ここから引き返します。

帰りも可愛らしい飾りを見ながら歩きますが涼しいので汗も出ないですね。

やっとトンネルを出ると外は暑い!! ずっとトンネルの中に居たいです。 ちなみにこのトンネルは高森ー高千穂間の鉄道建設工事の跡で、実際にトンネルが掘られたものの途中で水脈に当たり工事を断念せざるを得なかったという事で現在は湧水公園として利用されています。とにかく阿蘇の湧水をアピールする珍しい施設ですね。

阿蘇の全体図を見るとカルデラの中に存在するこの地域には観光資源がたくさんあって魅力がありますね。特に夏は涼しくて空が広くて風が爽やかでたいへん癒されると思います。

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