来年新選組の検定を受けるので過去に回った新選組ゆかりの地を思い出すために過去のブログを整理しています。懐かしい会津若松の記憶です。
大河ドラマ、八重の桜で盛り上がっている寒い寒い会津若松に行ってきました。戊辰戦争の爪痕などが残る会津ですが、寒さもなかなか半端でなく郡山から向かうと気候が厳しくなるのがよくわかります。(2013/03)
郡山から列車ので会津若松に着きました。
綾瀬はるかのラッピング電車です。地元の人に聞くと郡山は晴れていても会津は大雪だったりと天気は全く変わるそうです。
線路の脇にもまだ雪が山積みされておりなかなか溶けないようです。
会津若松駅の駅舎は古めかしくいい感じですね。駅前では白虎隊と赤ベコがお出迎えです。
そして後で訪れます白虎隊の少年隊士もお出迎えしてくれています。
駅前も見渡す限り雪が積もって寒々としていますが天気はよさそうです。
市内の名所を回る周回バスがあって一日フリーキップが便利です。
市内に観光する場所は点在していますが、主な名所をめぐるためには市内の周遊バスが人気です。赤べこ号です。
赤べこバスにて飯盛山入り口に到着しましたが、なんとまだ雪が多く残っています。
飯盛山の白虎隊記念館を見学しました。
そして白虎隊士19名の墓所にお参りしました。
白虎隊のお墓には線香の香りが絶えません。
飯盛山からかすかに鶴ヶ城が見えます。白虎隊の子供たちもこの風景を見て自害に及んだのでしょうね。
近くのさざえ堂という珍しい構造の建物を見学しに行きますが山の方は雪が溶けていないので歩きにくいです。
さざえの様な珍しい構造の建物です。平成8年に国重要文化財に指定されました。
登り階段と下り階段が交差しない不思議な2重螺旋構造になっていますので、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りできるという世界にも珍しい建築様式です。
昔にもアイデアマンというかクリエイディブな人がいたんでしょうね。
街中に旧若松城の門跡の石垣が残るところが歴史ある城下町の名残ですね。
次に周遊バスにて鶴ヶ城に移動します。
まだお堀に氷が張っておりとにかく会津は寒いですね。
城内にもまだ雪が残っています。
戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月落ちなかった堅牢な城です。
天守閣からの眺めです。
天守閣から見た走長屋の様子です。戦いになったときなどに兵士が走って行き来するところから走長屋の名が付いています。
城の中では戊辰戦争の展示スペースが見応えありました。
石垣には武者走りという補助階段みたいなものが造られています。
白壁の美しい天守閣です。再建されるにはかなりの時間がかかったと思われます。
雪に埋もれた石垣群もゆっくり見て回りたいですが寒いのと時間が無いので今日は早々に引き上げます。
石垣群も素晴らしいですね。
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