その①から

ケーブル駅から地下道みたいな道を進みます。


少し歩いてやっと地上に出たと思ったら視界が一気に開け、なんとダムの真上でした。

思ったよりもダムの上は幅が広いのが第一印象でした。

ダムから見下すとものすごい迫力と水しぶきが見えてきました。

昭和31年から始まったダム建設には当時の金額で513億の巨費が投じられ約7年の歳月を経て完成しました。

写真ではよく見る光景ですが実際に目前で見ると大迫力で迫ってくる光景です。ダムの上を歩いている人間の姿が以上に小さく見えます。

水の勢いがすごいです。

この黒部ダムは標高が1454メートルでかなり高いですね。

ダムの側壁にはダム工事の慰霊碑がありました。これだけの大工事ということもあり碑には171名もの名前がありました。合掌。

別の角度から見たダムの放水の風景です。黒部湖の遊覧船が出ていましたので、せっかくなので乗ってみたいと思います。 
 

どこから眺めても見上げてもスケールがでかいです。

やや紅葉した山のダム湖の中を遊覧船が進みます。


素晴らしい眺めの中、黒部ダムの湖の上を遊覧しているのは感激です。

湖面からの紅葉が楽しめるようになっていて癒されます。

ダムを水面上から見た光景は上から見るのとまた違いますね。

約40分ほど湖面を走った遊覧船は桟橋に戻ってきました。

はるか山の中腹を紅葉に包まれてロープウェイが動いているのが見えます。


レストランからの眺めがすばらしいです。名物・黒部カレーを食べながらダムと紅葉を楽しみます。

周りの山々の景観を目に焼き付けてからそろそろ帰り支度をすることにします。

帰りはトロリーバスとバスを乗り継いで長野側の信濃大町駅へ向かいます。

トロリーバスを待つ人々が行列を作っています。


ここ黒部ダムではトロリーバスが大活躍です。


ようやく長野側の信濃大町駅に着きました。


ついに念願の黒部ダムを訪問した達成感で一杯です。

観光客が多かったですが当然と思います。ダムの迫力と周りの景色など感激の旅でした。たくさんの乗り物を乗り継いでやっと着いた場所は想像を超えるスケールと圧倒的迫力が待っていました。 (23)