さて川越からそのままま足を延ばして次の目的地の国営武蔵丘陵森林公園にやってきました。ここの公園では現在見ごろを迎えた花があるということでぜひ来てみたいと思っていました。

森林公園にバスで到着しましたがなんとこの日は無料招待デーということで入場料金410円がタダになりました。ラッキー!。

公園内はめちゃくちゃ広く東京ドームの65個分の広さだそうです。

何も知らない私は南口から入ってしまいましたが目的地は公園の中央近くにあることが分かり園内のバスで移動します。

森林公園というくらいですから森の中を移動します。歩いても森林浴が楽しめますね。自転車を借りて移動することも可能な広さです。

離合もあります。

お目当ての一つのルピナス畑にやってきました。ルピナスは北海道のあちこちで見られますが関東にも見れる場所があるという情報をネットで見つけて見に来た次第です。下から上に花が昇る形状も好きですが一つ一つの色合いが違ってなんとも絵になる花です。

二つとして同じ色が無い淡い色合いが好きです。この時期しか見ることができないです。

よく見ると本当に神秘的で不思議な花で何故か惹かれます。

まだ七分咲でしょうが十分楽しめました。北海道では来月くらいまで見ることができるそうです。

公園内は本当に広く子供たちが楽しめるイベントがたくさんありました。

いろいろな動物に直に触れるふれあい動物園です。

様々なアトラクションがあってファミリーが楽しめますね。

最近話題のネモフィラの丘です。山が青色に染まっています。

浅いプールでは子供たちが水遊びに夢中です。

自然を生かした園内には渓流もあって楽しそうです。

いろいろな花を楽しみながら回るのが良いですね。

さて庭園から山の中を歩くこと歩くこと約30分視界が一気に開けてその黄色い色が目に飛び込んできました。

ちょうど満開を迎えたアイランドポピーです。

黄色が多いですがオレンジ色や白いのも混ざってとても可憐です。

ルピナスとは違ってはっきり3色に分かれてます。風にゆらゆらとなびいて癒されます。

ここで記念写真を撮って帰りましょう。

さて森林公園は楽しかったですが欲張りしてもう一か所寄居駅へ向かうことにします。寄居には後北条氏の支配していた100名城の一つ、鉢形城跡がありますので見学に向かいます。駅から歩いて15分くらいです。

駅から歩いてから正喜橋を渡ってすぐの道を右に折れる所に鉢形城跡の碑が立っています。

鉢形城は武蔵国の支配を強める後北条氏の拠点として北条氏康の四男、氏邦が拡張し現在の縄張りとなったようです。

鉢形城の歴史を伝える鉢形城歴史館がありましたので入館します。

北条氏康は小田原城の守りとして八王子城、鉢形城、韮山城に氏照、氏邦、氏規の三人の息子を配置し盤石な体制を作りました。

まさか秀吉に破られると思ってもも無かったのでしょうが。

天正18年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際に後北条氏の重要な支城として、前田利家・上杉景勝、真田昌幸に包囲され激しい攻防戦を展開しましたが、1ヶ月余りにおよぶ籠城の後北条氏邦は城兵の助命を条件に開城しました。

これにより氏邦は地元で今も讃えられているようです。

鉢形城は荒川と深沢川が谷を刻む断崖上に天然の要害に立地した搦手を守り攻略には苦労したでしょう。また障子堀の跡も見つかるなど後北条氏の叡智の特長がよく残る城跡と言えるでしょう。

もう一カ所埼玉の行田の忍城へ行きたかったですが今回は時間がありませんでした。次回に期待します。(31)その①へ