その①から続く

さて福井には日本最古の天守閣を持つ日本100名城の一つ、丸岡城があります。初代城主は柴田勝家の甥、勝豊で、屋根は二重、三階構造で屋根が全部石瓦で葺かれているのが特長です。

以前の丸岡城の縄張りが再現されています。

この石垣も福井地震の影響を受けてかなり崩壊しましたが復旧されています。

日本最古とも言われる木造天守に登って行きます。

 

全体的に室内は暗いのですが出窓から明かりが差し込んでいます。

現存の最古の天守ということで、3階建ての中は狭く階段は紐伝いでも危険なくらい急でした。

400年前にここにも武将がいたのかと思うとなかなか趣のある空間です。
この急な階段を甲冑を付けた武将はどうやって上り下りしたのかが謎ですね。

平山城でも天守からの眺めはなかな良いですね。ここで上杉部隊の動きを監視していたのでしょう。

押し窓を開けると眼下に街並みが広がります。
 

そしてもう一か所一乗谷朝倉氏遺跡にも寄りました。一乗谷は足羽川に沿った山間に存在する居住地域です。

一乗谷の象徴とも言える唐門が見えてきました。

戦国時代に一乗谷城を中心に越前を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡です。

 

初代孝景から最後の義景まで栄華を誇った朝倉氏でしたが、織田信長の侵攻により一気に崩壊することになりました。

石垣を発見しましたが何に使われたのでしょうか。
居館ですので城跡では無いですが昔は多くの人がここで生活していたのでしょう。
敷地内には義景公墓所の碑が建っていました。織田信長勢に一気に壊滅させられました。
途中、足羽川のほとりには水の駅で美しい光景を見ることができました。

足羽川の川の治水利用が美しいです。

最後の福井の旅はやはり恐竜博物館です。

営業時間外に着いたので中には入れませんでしたが外観やオブジェだけでも十分楽しめるテーマパークです。

なかなか楽しめますね。

運転中に道路にこんな恐竜が出てきますのでテンションは上がりますね。

怖すぎます。

さて福井市内に戻ってきました。乗る機会はなかったですが市内を路面電車ならぬ福井電鉄が走ります。

福井の旅は終わりですがこの後敦賀に向かいました。なかなか歴史ある県であることはよく分かりましたね。(25)