このゴールデンウィークには毎年小田原で北条家五代を偲んで五代祭りが盛大に行われているとのことで、今年は天気も良さそうなので参加してみることにしました。(2015/5)
小田原駅に到着しましたが駅前では北條早雲がお出迎えしてくれます。
偉大な北条早雲の生涯が書かれた案内板です。
今回で51回目となる北條五代祭りが開催されています。北條五代とは北條早雲を祖とし氏綱、氏康、氏政、氏直の五代に渡る戦国大名です。親子争うことなく約100年間の統治を行ってきましたが秀吉の登場により滅亡となってしまった次第です。
駅から歩いてすぐ小田原城の天守閣が見えてきました。たくさんの人が登っています。
天守閣は明治になって廃城されてしまったために昭和35年に復興されたコンクリート製です。3重4階で最上階には廻縁がついていますので登ってみたいです。
天守閣へ登る人たちが列を作っています。たいへんな賑わいです。
天守閣の最上階には廻り縁があってその眺望は素晴らしいです。
相模湾が良く見えますし伊豆大島がうっすらと見えています。
この方向にはあの石垣山、秀吉の一夜城がある場所です。
現在は森になっており場所が明確ではないですが、ここに秀吉が一夜で城を登場させて小田原城の士気を下げてしまったということですね。
小田原城は公園になっており城の隣では子供向けの小さな遊園地や小動物園があり子供の歓声も聞こえてきます。
小田原城本丸の正門にあたり最も象徴的な常盤木門です。市制30周年事業として再建されたものです。
さて伝令馬が駆け付けるところから出陣が始まります。
鉄砲隊による合図の砲撃があって一気に祭りのテンションが上がります。
銅門広場の内仕切門から住吉橋を渡ってパレード隊列が始まります。
様々な役割の人たちの行列で面白いです。
武者行列の先頭は北條早雲公ですが馬上は小田原ふるさと大使の阿藤快さんです。
代々の武者隊が続きます。
ご正室とその他の方々ですか。
忍者隊も人気です。
街中を武者隊パレードが続きます。
その②へ続く (30)