初めて童話の里・玖珠町を訪れました。玖珠町は雄大な山々に囲まれた自然豊かな町ですが、水軍で有名な来島氏が移封された森藩の歴史などにたいへん興味が湧いています。他にもいろいろ楽しみがありますので写真を残します。

初めてやって来た久大本線・豊後森の駅はこじんまりとしていますがすごいお洒落な駅舎です。

黒塗りの木材をふんだんに使った落ち着いた駅舎ですね。

ちょうど大分方面に向けてゆふいんの森号がやってきました。この豊後森駅にも停車します。

なかなか景観に良く似合ったお洒落なデザインの列車ですね。

道路を走っているとまるでローマのコロッセオの様な異様な建物が見えてきます。あれが豊後森機関庫ですね。

背後からの写真ですが立派な機関庫にも見えてしまいます。中に入ってじっくりと観察したいと思います。

駅から歩いてすぐのところに豊後森機関庫公園がありますので駅に車を停めて訪れてみます。

目に入ってきたのは国鉄9600形蒸気機関車と崩れかけた扇形の機関庫です。

この機関庫は昭和9年に完成し久大本線の重要な中継ポイントの役割を果たしていました。当時は蒸気機関車が全盛期で25両もの機関車が所属していたということです。この転車台もフルに動いていたと思われます。

昭和45年のディーゼル化によってその役目を終えて今ではガラスは割れ壁も崩れてぼろぼろになってその歴史を語る史跡になっています。

近づいてみると本当に怖いような雰囲気で歴史を感じる遺跡になっています。

静態保存されている9600型蒸気機関車の概要です。

当時の周辺の鉄道史が興味深かったです。

夕方の16時過ぎですが本日2回目の豊後森駅にやってきました。実はゆふいんの森号の珍しい写真が撮れると聞いてやってきた次第です。16時18分ころ上りのゆふいんの森号がやってきました。

向こうに見えているのは機関庫公園の扇形機関庫です。

下りの列車が遅れてるので上りのゆふいんの森号が停車したままホームで待っています。

お洒落な駅にゆふいんの森号がよく似合います。

そして大分方面行の下りのゆふいんの森号も到着しゆふいんの森号が上り、下りと揃った珍しい写真を撮ることが出来ました。なかなか珍しい写真と思います。

上りの方が先に出て行きました。

そしてまだ時間がありましたので玖珠の歴史の基とも言われる伐株山へ登ってみることにしました。大男が巨大な楠を切り倒してできたという伐株山です。

山頂はテーブルの様に平坦になっており爽やかな風が吹いています。ちょうどかかし祭りというイベントが行われていました。

何か人がいると思ったら皆かかしの様です。

精巧にできたかかしの様で実際に人が何かしているのかと思いまいした。

そしてちょうど山頂の平坦を利用してパラグライダーの跳躍が行われていましたので見入ってしまいまいました。

ちょうどこの日は微風が吹いていまして風を利用して山から飛び出すことができていました。

風に乗って山から滑り下りるように飛び出していきます。

町を見下してたいへん爽快だと思います。

また別のパラグライダーが飛び出していきました。この伐株山は普段からパラグライダーの滑走地になっているようです。

空を見上げると2つのパラグライダーが気持ちよさそうに交錯していきました。

めったに見れない良いものを見せてもらいましたね。

次へつづく