飛行機代が安くなったために東京から鹿児島へ飛んで、坂本龍馬の新婚旅の足跡を追って鹿児島を楽しんだ後、良い温泉があれば疲れを癒して来たいと思います。今回LCCの破格値旅券をゲットしたので成田空港から鹿児島を目指します。 テレビのニュースで話題になっていましたように成田空港はLCC用の第3ターミナルは今回初体験です。
これまで利用していた第2ターミナルから歩くこと約600メートル、下の青い床ベルトに沿ってひたすら歩きます。

やっとチェクインカウンターに着きましたがかなり歩いてややお疲れ気味です。ここまで15分はロスしますので、早めに到着しないとまずいですね。まあ安いから文句は言えないですがね。

出発待ちロビーは以前よりも広く明るくなりましたね。

成田から約1時間半、桜島が見えてきましたがあいにくの曇りでくっきりとは見えずに残念です。

窓から見える左から隼人三島と呼ばれる沖小島、弁天島、辺田小島ですが、龍馬とお龍はしばらく薩摩の小松帯刀宅で過ごした後に天保山から船でこの島を通って霧島(浜の市港)に上陸したものと思われます。

空港からはレンタカーで回りますが近いので真っ先に寄りました肥薩線の嘉例川(かれいがわ)駅ですが、1903年開業で駅舎は開業当初からの木造建築で鹿児島県内の駅としては最古の存在で、国の有形無形文化財に登録されています。

1時間に1本くらいに列車が出ているようです。

坂本龍馬が手の傷を治すために逗留したという塩浸温泉公園です。現在は宿泊施設はありませんが、公園内に「龍馬資料館」や「龍馬とお龍の縁結びの足湯」などがあります。

有名な坂本龍馬・お龍新婚湯治碑が建っていました。

ここが気に入った二人はゆったりと温泉や自然に癒されて18日間過ごしたことが記録されています。

今は道路が通っていますが、当時は本当に山の中の秘湯という感じだったのでしょう。鳥の声と川のせせらぎしか聞こえない静かな温泉でした。写真の下の方に映っている露天風呂らしきものが二人が入った露天風呂を再現したものです。

写真は撮れませんが温泉に入らせていただきました。龍馬と同じ体験をしました。

奥深い山間の温泉であることが分かります。

道路沿いに立っていて看板でドライバーをぎょっとさせます。

近くの和気清麻呂を祀る和気神社をお参りしました。ここは狛犬でなく珍しい狛猪が配置されています。

猪との由来が書かれた碑がありました。

この和気神社にも龍馬とお龍はお参りしています。社務所の脇には龍馬夫妻がこの地を訪れた記念碑がたっています。
境内にはふじの花が咲き乱れていました。

和気神社から坂を登りますが滝を見下す展望所から見下します。
このあたりも龍馬とお龍が湯治を兼ねてぶらぶらしこの世の外かと思われ候ほどめずらしき所なりと日記を残しています。のんびりと二人で過ごした印象深い場所であったことでしょう。 高さ36m。
高千穂河原へ向かいますが神話の里公園(道の駅霧島)で昼食を食べることにしました。こんな楽しみも歴史旅にはありますね。

しゃもなど龍馬の好きなものをイメージしたという龍馬鍋です。ここで食べることでいっそうの味わいでした。

現在JRで霧島神社を訪れるときには霧島神宮駅がありますが、ここから約6キロの距離がありますので歩いては行けませんね。

特急列車(きりしま)も停まりますので列車でのお詣りや観光客も多いでしょう。

その②へ続く (24)