【その1 津軽半島編 ②】
曇っていて残念ですが高台からの景色も素晴らしいです。荒々しい奇岩の様子が北海道と景観が似ているように感じます。
あの吉田松陰も津軽を訪れています。でもこの松陰先生は藩の許可が下りるのを待ち切れずになんと脱藩して江戸を出発して東北周遊に出ています。どうも思い込むと行動を抑え切れなくなる性格だったようです。
それでは復路は新幹線や津軽鉄道の駅に沿って内陸の道を通って津軽半島を南下していきます。まずは寄ったのが新幹線の奥津軽いまべつ駅です。
本数が少ないせいか待合室と改札があるだけの駅ですね。
駅の隣にある道の駅いまべつ半島プラザ「アスクル」で暖を取って一休みしました。ずっと運転してましたので一息入れました。今別牛が有名とのことでステーキなどがメニューにありましたが牛丼食べました。
途中十三湖の東側から少し山に入りましたが、途中の山道には放水区間があって道から水が噴き出して雪を流しています。珍しいので写真を撮りました。
こちらは津軽鉄道の終点の津軽中里駅です。
ちょうど走れメロスの名前の入った列車が停まっていました。冬の間はストーブ列車も走っていて人気です。
雪の中でオレンジ色の車両は良く目立ちますが少し寂し気です。
こちらは津軽鉄道の金木駅ですがお洒落な印象を持ちました。金木は太宰治の町です。
金木駅周辺の観光ガイドの看板が出ていました。
太宰治の生家の斜陽館です。太宰の父津島源右衛門が建てたものですが太宰が過ごした生家で現在は国の重要文化財建造物に指定されています。
JR五所川原駅です。以前にも来たことがあり立佞武多の館などを楽しんだ記憶が蘇りました。
JRの五所川原駅ですがリゾートしらかみの模型です。一度乗ってみて確かに窓が大きくて海岸線の岩壁がすぐそこに現れて感激したのを思い出しました。
お隣の津軽鉄道五所川原駅です。こちらもストーブ列車の始発駅です。
駅舎内の雰囲気が良いですね。こちらもストーブがあって部屋の中は暖かでした。
夜は青森駅に戻ってきました。夜は気温が下がるものの春が近いことを感じられました。
青森の象徴のアスパムが緑色に輝いています。
あれ、時間が経って見てみると今度はアスパムが青く輝いています。時間によって色が変わるんですか、初めて知りました。
夜は駅近くの居酒屋でホタテの刺身と貝焼き味噌を肴に美味しい地酒を頂きました。やはり青森はホタテと魚が美味いです。寒いので酒を飲んで温まりました。
翌日は朝から青森駅に徒歩で移動しますがしんまち通りもまだ路面が凍り付いてツルツルで危ないです。雪が固まったなかな溶けないですね。
朝のアスパムの様子です。
青森では駅から徒歩5分の青森魚菜センターでののっけ丼が有名です。1300円で券を買ってごはんに載せて回る方式とのことです。
翌日青森駅の近くに温泉は無いかと探していましたらのっけ丼のすぐ先にありました。まちなか温泉です。中は広くて安くて快適でした。また来たいです。
本州の終着駅の青森駅の光景です。
そろそろ日中の気温も上がり雪融けが始まってますね。
お隣は青森と目時を結ぶ第三セクターの青い森鉄道です。
改札もJRと青い森鉄道線が共通です。
一日で津軽半島をざっと回ることができました。明日は弘前へ行って弘前城を見て回りたいと思います。 つづく (30)