天気が午後下り坂になるということで早めに支笏湖温泉を出発し定山渓方面へ向かいます。まだこの時間は良い天気で湖畔のドライブコースは素晴らしい眺めです。

恵庭岳の頂に雲が一つ、標高1320メートル支笏湖一の活火山です。山肌には大きな亀裂が見えます。

支笏湖から定山渓へは札幌近くまで迂回しないと行けません。この時期は沿線の紅葉を楽しみながらゆっくりと定山渓を目指します。

黄色一色であったと思えばオレンジ色も混じったりとその移り変わりを楽しみながら向かいます。

国道230号で定山渓に近づくにつれ山肌がしっかり紅葉しているのがよくわかります。

国道230号線の右手に頂上が岩肌の珍しい形状の山が見えてきます。八剣山と言うそうですが岩以外の部分がすべて紅葉しており素晴らしい景色になっています。

他にも230号線沿いですが紅葉の山を背景に白い建物が目をひきましたので写真を撮りました。

定山渓の温泉街に着きました。紅葉の山々と大きな旅館が立ち並んでいるのが見えてきます。

最初に立ち寄ったのは岩戸観音像です。ここで今回の旅の無事をお願いしました。

さてこの後は車で約15分豊平峡ダムへ向かいます。ここも段々混雑してくると聞きましたので早い時間に行くことにしました。すでに駐車場は混み始めており後ろの山の紅葉はとんでもないことになっています。

この駐車場からはダムへは歩いても行けますが電気自動車でピストン輸送してくれます。

約30人くらいが乗り込んでダムへ向かいます。

ダムに着くと目の前が開けてスケールの大きさに思わず息を飲むような景色が広がります。

ダムには緑色の水をたたえます。

見上げるとその岩肌の紅葉の自然の美しさにうっとりとします。

見回すとダムの周りの樹木もしっかり色付いて美しいです。

しばらくは景色を楽しんでのんびりと過ごします。

反対側では放水が行われています。

よく見ると山側から谷底の方まで樹木が色付いていました。

ダムを支える大きな岩盤に圧倒されます。

反対側も大きな岩盤がダムを支えています。

さらに上の展望台まで簡単なケーブルで上がることもできます。

帰リのバスで駐車場へ戻ります。ちょうどピークに来れて良かったです。

近くには豊平峡温泉もありました。

こちらの山間の温泉も良い雰囲気です。

次に定山渓の反対側になりますが定山渓ダムもあります。定山渓はダムに囲まれた温泉とも言えますね。ここはダム下流園地ですがダムの下流側ですのでダムの中は見ることはできません。上に昇る時間も体力も無かったのでここで引き返します。

少し上るとダム資料館もありました。昇った方が景観が良く良い写真が撮れたかと少し後悔しました。

近くの山々はオレンジ色に染まっています。

ここから温泉街に戻る途中に時雨橋という橋がありますがこの辺りも景色が素晴らしいので車を停めて眺める人も多いです。

橋から覗き込むと渓流が見えましたがそれ以外はほとんどが紅葉しています。

青い空とのコントラストを目に焼き付けます。

温泉街の中を走っても道沿いの山々はほとんどがこの景観ですが来週になるともうピーク過ぎになるのでしょう。

十二分に紅葉を堪能したので早いですがそろそろ帰路に着くことにします。こちらは小金湯温泉です。

定山渓へ向かう車が込み合って来ています。思い切って早め早めに移動開始して良かったです。

千歳を目指して走っていましたらトリトンを見つけて思わず寄ってしまいました。北海道最後の食事はやはり寿司でしょう。

普段は絶対に食べることは無いですがちょうど誕生日が来ていたのとこの後北海道にいつ来るか分からないので思い切ってボタンエビ頼んでしまいました。(笑) 超美味かったです。

ありがとう北海道! 今年はたぶん最後になると思いますが寒くなるとまた色々と楽しみがあって誘惑されてしまいます。LCCもあって距離が縮まってありがたいです。また来年の今頃に北海道に来てしまうのでしょう。