ラジオ英会話2024年2月8日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: うん、今日のダイアログ面白そうですね。ぼくは小さい頃は、昆虫少年だったんですよ。

 

ろーざ: 今は?

 

大西: めだか一本です。

 

Rosa: Hey, everyone. Akino Rosa here.

 

David: And I'm David Evans. There's lots to do today. So, let's get started.

 

 

Lesson 204 発言タイプ: 感情その20 恐れを表す

 

[KEY SENTENCE]

It scared me.

 

恐れを感じることは時折ありますね。基本的な表現を身につけましょう。

 

 

DIALOGUE

南の島に住むシホとダグ。ある日の夜、シホの耳にダグの叫び声が飛び込んできます。

 

Doug: Aaaaaaarrgh!

 

Shiho: Doug! What's wrong?

 

Doug: Oh, I just saw a huge centipede on the floor. It scared me.

 

Shiho: Yes, the insects here on this island can get very large.

 

Doug: I've never seen a centipede that big in my life.

 

Shiho: You have to be careful, Doug. Sometimes, they're venomous.

 

Doug: My heart is still racing. Bugs creep me out.

 

Shiho: That's the downside of life on an island. But there are a lot of pluses too.

 

Doug: I know. We take the good with the bad.

 

 

WORDS AND PHRASES

I just saw a huge centipede on the floor.

さあ、centipede(ムカデ)という単語が出てきましたね。このcent100あるいは1/100を表す接頭辞ですね。それに足を意味するpedeがくっついて、足がたくさんの虫を表してるわけですね。

 

centipede 【名】《動物》ムカデ類(英辞郎)

 

Sometimes, they're venomous.

venomousっていうのは「有毒の」。似た単語でpoisonousという単語もありますが、venomousの方は毒を使って攻撃するということなんですね。サソリとか蜂を想像してみてください。poisonousは食べたとき毒になる。そうしたら使い分けがあるわけです。

 

venomous 【形】《生物》〔生物や器官が〕有毒な、毒を持つ[出す](英辞郎)

 

heart races 胸[心臓]がどきどきする(英辞郎)

 

creep out 【句他動】〈俗〉ひどくゾッとさせる(英辞郎)

 

take the good with the bad 楽あれば苦あり、良いことも悪いことも受け入れる(英辞郎)

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

I just saw a huge centipede on the floor.

私はたった今、床にすごく大きなムカデがいるのを見ました。

 

この文は目的語説明型。目的語と説明語句との間にイコールあるいは主語述語の関係がある型です。

この文は「すごく大きなムカデ」イコール「on the floorにいるのを見た」ということ。

この型は一度身につけると非常に便利です。ぜひこの文を使ってマスターしてください。

 

 

The insects here on this island can get very large.

この島の虫はとても大きくなることもあります。

 

長い主語を伴った文です。長い主語を使いこなすコツは、主語一連の塊としてしっかり意識すること。The insects here on this islandを塊として主語の位置にポン。その容量です。

できれば多少スピードを上げてください。あまり悠長に構えていると自分でも今主語を作っているんだ、という文の形に対する意識がなくなってしまいますからね。

ちなみにこの文でも潜在的可能性のcanが使われていますよ。こちらにも慣れてくださいね

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

うわあ!

 

ダグ! どうしたの?

 

ああ、たった今、床にすごく大きなムカデがいるのを見たんだ。びっくりしたな。

 

ええ、この島の虫はとっても大きく育つものもいるわ。

 

あんなに大きいムカデは生まれて初めて見たよ。

 

気をつけてね、ダグ。ときどき、毒を持つものもいるから。

 

まだ心臓がどきどきしているよ。僕は虫みたいなものを見るとゾッとするんだ。

 

それは、島で暮らすことのマイナス面ね。でも、よいこともたくさんあるわ。

 

そうだね。 よいことと悪いことのどちらも受け入れよう。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

It scared me.

それにはびっくりしました。

 

ゴガクルの解説より:scare は「怖がらせる」。ほかの多くの感情を表す動詞と同じく、他動型で用います。この文は「私を・怖がらせる」ということですね。恐れ、恐怖を表すさまざまな表現に慣れておきましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284270

 

I'm scared.

怖いです。

 

That's scary.

それは怖いですね。

 

動詞scareの過去分詞から派生した形容詞がscared(怖がらせられる)。そこから「怖がって」と人の感情を表します。

怖がらせるような事物について形容するときは、scaringでなくscaryを用いましょう。要注意ですよ。

 

 

The story frightened me.

その物語は私を怖がらせました。

 

I'm frightened.

怖いです。

 

That's frightening.

それは怖いですね。

 

frighten(怖がらせ・るぎょっとさせる)も他動型で用います。過去分詞frightenedは人の感情、動詞ingfrighteningは怖がらせるような人物について述べる形容詞。scareと同じような意味ですが、scareや次に紹介するafraidが根深く、長く続く恐怖の感情にも使えるのに対し、frightenは一過性の恐怖と考えるネイティブスピーカーもいます。

 

 

I'm afraid of spiders.

I'm terrified of spiders.

I'm scared of spiders.

私はクモが怖いです。

 

このI'm afraid ofという形は、I'm afraid of failing.などのように動詞ing形を使うこともあります。感情を表す形容詞 + ofの形に慣れておきましょう。afraidは形容詞「恐れている」。terrifiedterrify(ひどく怖がらせる)の過去分詞から派生した形容詞。

 

 

I was paralyzed with fear.

I was frozen with fear.

私は恐怖ですくみました。

 

Bugs creep me out.

私は虫を見るとゾッとします。

 

恐怖を表すその他の表現です。

paralyzedparalyze(麻痺させる)frozenfreeze(凍らせる)の過去分詞。すくんでしまっている状況を表しています。

creep someone outは「…をひどくぞっとさせる」。

 

 

PRACTICE

Rosa: Okay, everyone. It's time to practice. For today's practice session, I want you guys to really act scared while you're practicing these lines, okay?

 

ろーざ: はい皆さん。練習の時間です。今日の練習コーナーでは、実際に怖いふりをしながら次の各フレーズを練習していただきたいんです。いいですか?

 

David: All right. Let's get to it.

 

デビッド: はい、さあ始めましょう。

 

I'm scared.

That's scary.

 

Rosa: Let's continue.

 

ろーざ: 続けましょう。

 

The story frightened me.

I'm frightened.

That's frightening.

 

David: Let's keep going.

 

デビッド: 続けていきましょう。

 

I'm afraid of spiders.

I'm terrified of spiders.

I'm scared of spiders.

 

Rosa: Excellent work so far! Let's do a few more.

 

ろーざ: ここまでは素晴らしい出来です。もういくつかやりましょう。

 

I was paralyzed with fear.

I was frozen with fear.

Bugs creep me out.

 

 

Great job, everyone.

 

皆さん、よくできました。

 

David: Excellent!

 

デビッド: お見事!

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: キャー!びっくりした! そんなふうにそっと私に近づかないで!

 

ヒント: キャー! Eek!

 

解答例: Eek! You scared me! Don't sneak up on me like that!

 

「怖がらせる」という意味で「びっくりさせた」のです。

sneakは音をたてないでこそこそ動く。sneak upで「こっそり近づく」です。

onは「圧力のon」。被害を感じさせます。

 

 

2.

日本語: その炊飯器の音でギョっとしました。スイッチが入っていることを忘れていました。

 

ヒント: 炊飯器 rice cooker

 

解答例: I was frightened by the sound of the rice cooker. I forgot it was turned on.

 

frightenは「怖がらせる」「ぎょっとさせる」。

turn onは「~をつける」「オンにする」

 

 

3

日本語: 私は海で泳ぐのが怖いのです。水中には何でもいる可能性がありそうじゃない?

 

解答例: I'm afraid of swimming in the sea. Anything could be in the water, you know?

 

afraid ofなどが使えたらOKですよ。後半部分で使われたcouldは可能性のcan(~し得る)の控えめな形。

 

 

ENDING

Onishi: Hey, guys. What are you most afraid of?

 

David: Clowns! Clowns. Nothing is scarier than clowns. I'm terrified of clowns.

 

大西: なるほど。ピエロなんですね。

 

Rosa: Well, now I know what I'll be for Halloween next year.

 

デビッド: あっ、しまった!

 

Rosa: What about you, sensei?

 

大西: 饅頭かな。

 

 

大西: ねえ、二人とも。一番怖いものは何?

 

デビッド: ピエロ!ピエロ。ピエロより怖いものないよ。僕はピエロが怖いんだ。

 

大西: なるほど。ピエロなんですね。

 

ろーざ: まあ、これで来年ハロウインで何になるかわかったわね。

 

デビッド: あっ、しまった!

 

ろーざ: 先生はどう?

 

大西: 饅頭かな。

 

 

 

英語圏にも「饅頭こわい」みたいなみんなよく知っている定番ジョークってあるんですかね。