ラジオ英会話2024年1月29日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

それでは行きます。

 

OPENING

大西: いやあ、最近悩んでいるんだよね。

 

ろーざ: なに悩んでるの?

 

大西: あの「躊躇」って漢字があるじゃん。で、躊の方の真ん中のあたりの横棒1本忘れてしまうんだよね。

 

Rosa: Hey everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans. Okay you two, before I start having second thoughts, let's jump into today's lesson.

 

 

Lesson 196 発言タイプ: 感情その13 躊躇

 

[KEY SENTENCE]

I'm having second thoughts about going, actually.

 

今回は「躊躇」。物事に躊躇することは日常的にあります。いくつかの表現をマスターしておきましょう。

 

 

DIALOGUE

スミス先生とジェッツ先生が話しています。スミス先生は結局ウィーンに行かなかったようですね。

 

Mr. Smith: Good morning, Ms. Jetz.

 

Ms. Jetz: Good morning, Mr. Smith. Formal today, aren't we?

 

Mr. Smith: Yes, I like to be formal at the beginning of the year.

 

Ms. Jetz: Ah, yes. You're a very proper person, I know.

 

Mr. Smith: I try to be.

 

Ms. Jetz: So, I've been dying to ask you. How was Vienna?

 

Mr. Smith: I didn't go to Vienna.

 

Ms. Jetz: What? I told you to go!

 

Mr. Smith: I'm having second thoughts about going, actually.

 

Ms. Jetz: Why? What's the problem?

 

Mr. Smith: It doesn't feel right.

 

 

WORDS AND PHRASES

Good morning, Mr. Smith. Formal today, aren't we?

さあ、ここで付加疑問文となっていましたね。We're formalでこのWe areが省略されていると感じられているところから、aren't we?と付加疑問文がつくられるというわけです。

 

You're a very proper person, I know.

proper これはきちんとした礼儀正しい使いかたがあります。

 

It doesn't feel right.

さあ、feel right これは「正しいと感じる」ということですが、「しっくりくる」というニュアンスで使われています。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

I've been dying to ask you.

私はあなたにとても聞きたかったのです。

 

意味の広がり方において、英語は日本語と大きく重なっています。die(死ぬ)もその一例です。日本語で「死ぬ」は「死ぬほど~したい」のように「したい」とよく結びつきますが、英語でもそれは同じです。dying は「死にかけている」、それが「したい」につながっています。I'm dying for a beer. (ビールを死ぬほど飲みたい)といった言い方もありますよ。

 

 

I told you to go!

私はあなたに行くようにと言いました!

 

to不定詞を説明語句とする目的語説明型の文。目的語説明型は目的語とその後ろに配置された説明語句との間に「=(イコール)」あるいは「主語・述語」の関係がある形です。この文では説明語句にto不定詞が使われているため、目的語がto以下の行為に進んで行くというニュアンスが加味されます。youがgoするようにtold(言った)ということになります。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

おはよう、ジェッツ先生。

 

おはようございます、スミス先生。 今日はフォーマルな装いですね?

 

ええ、新年にはきちんとした服装をしたいですからね。

 

ああ、そうだ。 先生はとても折り目正しい方でしたね。

 

そう心がけているんです。

 

ところで、とてもお聞きしたいことがあります。ウィーンはいかがでしたか?

 

ウィーンには行きませんでした。

 

何ですって? 私がぜひ行くようにと言ったのに!

 

実は、行くことを考え直しているんです。

 

どうして? 何が問題なのですか?

 

何かしっくりこないのです。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

I'm having second thoughts about going, actually.

私は実のところ、行くことを考え直しています。

 

ゴガクルの解説より:「have second thoughts は「2番目の考えを持つ→考え直す」ということ。「躊躇」を表す表現の一つです。「躊躇」は日常頻繁に出あう重要な感情です。しっかりとその気持ちを伝えられるようになりましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284107

 

I'm hesitant to do that.

I hesitate to do that.

私はそうすることに躊躇しています。

 

hesitate は「躊躇する」という日本語にそのまま対応する動詞。

hesitantはその形容詞で「躊躇して」。

まずはここから慣れてください。

 

 

I'm not ready to do that.

I'm not ready for that.

私はその準備ができていません。

 

not ready(準備ができていない)も「躊躇」を表す簡便な方法です。

ready に to が組み合わされるのは「(これからすることへの)準備ができている」を表しているから。

 

 

I'm still on the fence about that.

私はそれに関してまだ決めかねています。

 

このフレーズは先月のレッスン171で学習しましたね。決定を躊躇している状況です。

レッスンで覚えたフレーズをぜひもう一度復習してくださいね。

 

 

I'm still on the fence about that. It's a complicated issue.

私はそれに関してまだ決めかねています。それは複雑な問題です。

 

躊躇の表明には、その理由を述べる流れが加わることがしばしばあります。「躊躇しているんだ、というのも」という流れですよ。

 

 

PRACTICE

David: Okay. It's time for today's practice. These phrases express hesitation. Hesitation is a normal, natural, and valid human emotion. And it's very important to be able to express that feeling in English and any language. So, let's master these phrases. Here we go.

 

デビッド: はい。本日の練習の時間です。次の各フレーズは、躊躇を表します。ためらうことは正常、自然かつ正当な人間の感情ですね。そして、そうした気持ちを英語で、またどの言語ででも表現できることはとても大切ですから、これらのフレーズをマスターしましょう。ではいきますよ。

 

I'm hesitant to do that.

I hesitate to do that.

 

Rosa: Let's try the next couple.

 

ろーざ: では次の2文をやってみましょう。

 

I'm not ready to do that.

 

Let's try another version.

 

別のバージョンをやってみましょう。

 

I'm not ready for that.

 

David: Let's continue.

 

デビッド: 続けましょう。

 

I'm still on the fence about that.

 

Let's try one more time.

 

もう一度やってみましょう。

 

I'm still on the fence about that.

 

Rosa: And our last example.

 

ろーざ: では最後の例文です。

 

I'm still on the fence about that. It's a complicated issue.

 

Let's try one last time.

 

最後にもう一度やってみましょう。

 

I'm still on the fence about that. It's a complicated issue.

 

 

David: Hmm. should we do the practice one more time? I'm still on the fence.

 

デビッド: フム、この練習をもう一度やるべきかな?まだ決めかねているんだけど。

 

Rosa: I think our listeners can try again on their own time. How about that?

 

ろーざ: リスナーの皆さんは、お時間のある時にもう一度挑戦されるといいと思うわ。それでどう?

 

on one's own time  労働時間外に、暇な時に(英辞郎)

 

David: Sounds good. Let's keep going.

 

デビッド: いいね。頑張って続けましょう。

 

Rosa: Great job, everyone.

 

ろーざ: 皆さん、大変よくできました。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: 私は考え直しています。今旅行するには本当にお金がかかりますよね。

 

解答例: I'm having second thoughts. Travelling right now is really expensive.

 

考え直しているところをサラッと言えたらOKです。

Travelling right nowは、動詞ing形を用いた主語。

こうした主語の作り方、慣れてきましたか?

 

 

2.

日本語: それについてお話しする準備はできていません。まだすべての事実を知らないのです。

 

解答例: I'm not ready to talk about that. I don't know all the facts yet.

 

not ready toができればOK。

yetは「未完」を表す単語。「まだだよ」と軽く文に添えます。

 

 

3.

日本語: 私は思っていることを言うのに躊躇しています。君の気持ちを傷つけたくないのです。

 

解答例: I'm hesitant to say what I think. I don't want to hurt your feelings.

 

hesitantは知っていると便利な単語です。この機会に覚えてくださいね。

what I thinkはwh節。「私が何を思っているのか」「私が思っていること」両用の形です。

 

 

ENDING

Onishi: Hey, David. I'm hesitant to say what I think. I don't want to hurt your feelings.

 

David: Oh, well. Please don't hesitate to hesitate to tell me that.

 

Onishi: What do you think about that, Rosa?

 

Rosa: Hmm. I'm not ready to talk about that. I don't know all the facts yet.

 

大西: だれも何も言わないじゃん。

 

 

大西: ねえ、デビッド。思っていることを言うのはためらわれるんだよね。君の気持ちを傷つけたくないし。

 

デビッド: え?あー、どうかそれを僕に言うのをためらうのをためらわないで。

 

大西: ろーざ、今のことをどう思う?

 

ろーざ: うーん、それについてお話しする準備ができていません。まだすべての事実を知ったわけではありませんので。

 

大西: だれも何も言わないじゃん。

 

 

「躊躇」なんて漢字、私は手書きできません。手書きするときはたぶんひらがなですね。