ラジオ英会話2024年1月17日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

ろーざ: 先生、何の本書いてるの?

 

大西: えー?友達のアンドウ君がおもちゃが大好きなんだけど、特に羊のおもちゃが大好きって話。

 

ろーざ: 話のタイトルは

 

大西: アンドウ君は電気羊の夢を見るか?

 

Rosa: Hey, everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans. I had no idea you were in such interesting topics.

 

 

Lesson 188 発言タイプ: 感情その7 無関心

 

[KEY SENTENCE]

Who cares?

 

「興味・関心がない」ことを表すフレーズです。きつい表現も出てくるので注意が必要ですよ。

 

 

DIALOGUE

フランキーとジーニーが、図書館の屋外デッキで話しています。フランキーはSF小説に興味があるようですね。

 

Frankie: I like this library, Jeannie. It is very quiet and peaceful here.

 

Jeannie: Yes, I like sitting outside on these deck chairs.

 

Frankie: I have been reading some science-fiction books. They mention us.

 

Jeannie: Us?

 

Frankie: Yes, many of these books have androids in them.

 

Jeannie: Ugh… Who cares? Besides, I don't like the word "android". I want to be just like a human.

 

Frankie: But the androids in these books act like humans.

 

Jeannie: I don't care. I don't want to be called an "android" in the first place.

 

 

WORDS AND PHRASES

They mention us.

さあ、mentionという動詞が出てきました。「手短に触れる」という単語ですね。覚えておきましょう。

 

Us?

ここは目的格自分たちを指差してusと言っている感触ですよ。

 

the book has ~ in it. その本には~が登場する

 

Besides, I don't like the word "android".

さあ、besidesというフレーズが出てきましたね。「その上」というわけですね。ここでは論点を加える形で使われています。

 

I don't want to be called an "android" in the first place.

in the first place これは「そもそも」という表現。まとめて覚えておきましょう。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

I have been reading some science-fiction books.

私はSF小説をいくつか読んでいます。

 

現在完了形のイメージは「今に迫ってくる」でしたね。この形に生き生きとした行為を描写する進行形を加えたのが、この文の現在完了進行形。過去から現在に向けてずっと続く行為を述べる形です。この文は、過去から現在に向けてreading, reading, readingということですよ。

 

 

I want to be just like a human.

私は完全に人間のようになりたいのです。

 

この文でwantの目的語がto不定詞to beとなっています。動詞句的内容を目的語にして「~することを」とする場合、to不定詞と動詞ing形が視野に入りますが、wantはto不定詞しかとることができません。それはwantが「これから動詞だから。wantが動詞句的内容をとる際、意味は「これから~したい」となります。そのため、矢印のイメージを持つtoが含まれ、これからのニュアンスを持つto不定詞とベストコンビネーションを作るというわけなのです。

「これから動詞」にはplan(計画する)、promise(約束する)、decide(決める)などさまざまな動詞が含まれます。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

僕はこの図書館が気に入っているんだ、ジーニー。ここはとても静かだし心が安らぐよ。

 

そうね、私は屋外で、このデッキチェアに座っているのが好きよ。

 

僕はSF小説をいくつか読んでいるところなんだ。その中には僕たちのことが書かれているよ。

 

私たちのことが?

 

そう、そうした本の多くにアンドロイドが登場するんだ。

 

そんなこと、どうでもいいわ。それに、私、「アンドロイド」という言葉は好きじゃないの。私はただ人間と同じようでいたいの。

 

でも、そうした本の中のアンドロイドは、人間のようにふるまっているよ。

 

私は興味ないわ。私は、そもそも「アンドロイド」なんて呼ばれたくないの。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

Who cares?

誰が気にするでしょうか?

 

ゴガクルの解説より:「形は疑問文ですが、疑問の意味はありません。「誰が気にするでしょうか?→誰も気にしない・どうでもいい」という文。くだけた、親しい間柄で使われる文です。無関心の表現はどれも使用に充分な注意が必要です。会話は相手との協調によって成り立ちます。話題に対する無関心の表明は協調を断ち切ることであり、きつく響くからです。ただ、関心がないのに関心があるふりをすることもできません。使用は控えめに。でも肝心なところではしっかりと表現できるようにしてください。無関心を表す表現をいくつか聞いてみましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284101

 

Who cares about that?

そんなこと誰が気にするの?

 

Who cares about a little scratch?

小さな傷なんて誰が気にするの?

 

Who cares about getting first place?

そんな1番になることなんて誰が気にするの?

 

「そんなことはどうでもいいです」という発言ですね。

Who caresをaboutを使って展開する形に慣れておきましょう。

 

 

I don't care.

That doesn't matter.

どうでもいいです。

 

care(気になる)を否定して、「私は構わない」。

matter(重要である)を否定して「重要な問題ではない」。

 

 

That's none of my business.

That's irrelevant to me.

私には関係ありません。

 

I don't want to get involved.

私は巻き込まれたくありません

 

無関係であることを強調するフレーズ。

irrelevantは「関係がない」。

involveは「巻き込む」。

 

irrelevantにはもう少し抽象的と言えるニュアンスがあるのです。「無関係」であることには変わりありませんが、「重要でない、ピント外れな、見当違いの」というニュアンスが入っているのです。

(【3分で使い分けが解る!】irrelevantとunrelatedの違いとはhttps://www.fruitfulenglish.com/blog/erika-48/)

 

 

I have zero interest in ~.

~にまったく興味がありません。

 

have zero interest in ~には全く興味[関心]がない(英辞郎)

 

No one cares.

誰も気にしません。

 

I couldn't care less about ~.

~なんてどうでもいいです。

 

ことのほか強く響くフレーズを集めました。こうした言い方をしていいかをよく確かめてからお使いください。

No one cares.は「誰もいない」が、強く強調されています。

I couldn't care less aboutは「これ以上気にしないことはできないでしょう」ということ。全く気にならないということになります。

 

"I don't care"(気にしない)の強調した言い方です。直訳すれば「これより少なく気にすることができない」という意味なので、意味を想像しやすいですね。「I couldn't care less + about…」という形で使われることが多いです。

(一目置かれる「慣用句」サラッと使いたい英語フレーズ"I couldn't care less"ってどういう意味?https://courrier.jp/columns/263300/)

 

 

PRACTICE

David: Okay, everyone. Let's get into today's practice. These phrases can be very dismissive and put a wall between you and the listeners. So, be careful what situation you use them in. But it's good to have them in your pocket.

 

デビッド: はい皆さん、今日の練習に入っていきましょう。これらのフレーズはとても拒絶的で、あなたと聞き手との間に壁をつくるものです。なのでどんな状況で使うかには注意してください。とはいえ、これらのフレーズを自分のものにしておくのはいいことですからね。

 

Rosa: Great point, David.

 

ろーざ: 素晴らしい指摘ね、デビッド。

 

David: All right. Let's jump right in.

 

デビッド: それでは、さっそく取り掛かりましょう。

 

Who cares about that?

Who cares about a little scratch?

Who cares about getting first place?

 

Rosa: Let's continue.

 

ろーざ: 続けましょう。

 

I don't care.

That doesn't matter.

 

David: Phew. So dismissive. All right. Here's more.

 

デビッド: フー!実に突っぱねますね。では続けますよ。

 

That's none of my business.

That's irrelevant to me.

I don't want to get involved.

 

Rosa: And our last few.

 

ろーざ: ではラストです。

 

I have zero interest in ~.

No one cares.

 

This next one is a phrase you will probably hear quite a bit. So, let's practice it twice.

 

この次のフレーズは、たぶんかなり耳にすると思うので、2回練習しましょう。

 

I couldn't care less about

 

 

Great job, everyone. I know you really care about your English practice.

 

皆さん大変よくできました。皆さん英語の練習には関心ありですね。

 

David: Very nice!

 

デビッド: とってもよかったよ。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: 人々が言うことを誰が気にするでしょうか? 彼らの言うことに耳を貸さないで。自分の情熱に従って。

 

ヒント: 情熱 passion

 

解答例: Who cares about what people say? Don't listen to them. Follow your passion.

 

Who cares aboutができれば合格。listen toは「~に耳を傾ける」。

 

 

2.

日本語: 私はあなたの私生活について尋ねたりはしません。それは私には関係ありません。

 

ヒント: 私生活 personal life

 

解答例: I won't ask about your personal life. That's none of my business.

 

That's none of my business.ができれば合格。personal lifeはヒントでお出したように「私生活」。覚えておく価値のあるフレーズです。

 

 

ENDING

Rosa: I love cats.

 

David: Really? I'm a dog person. I love dogs.

 

Rosa: What? Hey, sensei.

 

大西: はい。

 

Rosa: Which do you prefer?

 

Onishi: Ah, I don't want to get involved. 触らぬ神にたたりなし。

 

 

ろーざ: 私猫が大好き。

 

デビッド: 本当?僕は犬派だな。犬が大好きだ。

 

ろーざ: なんですって?ねえ、先生。

 

大西: はい。

 

ろーざ: 先生はどっちの方が好き?

 

大西: ええと、僕は巻き込まれたくないんですが。触らぬ神にたたりなし。

 

 

「関心がない」だと I don't give a damn.というのもありますね。

"Frankly, my dear, I don't give a damn".(正直言うとな、どうでもいいね) ― 風と共に去りぬ

あまりにも有名なせりふですね。