どうも。
さらに行きます。
OPENING
大西: ウーン、高校の先生かあ、なりたかったなあ。ラグビー部の顧問とかやりたかったんだよねえ。
ろーざ: 先生、ラグビーやったことあるの?
大西: ない。
Rosa: 食い気味だったね。Hey, everyone. Akino Rosa here.
David: And I'm David Evans. I wish my high school had a rugby team.
Lesson 173 発言タイプ: これからその5 決意表明 + α
[KEY SENTENCE]
I'm going to be a teacher no matter what it takes.
決意表現に付き物のフレーズを学びましょう。より強く決意を表すことができるようになりますよ。
DIALOGUE
デスパレート・ラッツのマネジャーを辞める決心をしたシンシアが、ボーカルのビルと話しています。彼女は高校の先生になりたいようですね。
Bill: Cynthia, I can't believe you're leaving us. So, what are you going to do?
Cynthia: I want to be a high school teacher.
Bill: Really? I had no idea you were interested in teaching.
Cynthia: It's been on my mind for a while. I'm going to be a teacher no matter what it takes.
Bill: I believe you, Cynthia. You can do it.
Cynthia: Thanks, Bill. I'll never forget about the Desperate Rats.
Bill: Hey, we'll play music for your school festival.
WORDS AND PHRASES
I had no idea you were interested in teaching.
I had no ideaここの had、過去形ですよね。従って、従属節もyou were interesting in teachingと過去形になります。時制の一致というわけですね。
It's been on my mind for a while. 前から気になっていた
on my mind は「考えている」「気になっている」というニュアンスの英語表現です。ぜひ参考にしてください。
(DMM英会話 英語でなんてuKnow? 前から気になっていたって英語でなんて言うの?https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/5173/)
no matter what it takes
何としても、何が何でも、どんな手段を使っても、恥も外聞もなく(英辞郎)
I'll never forget about the Desperate Rats.
never forget で「絶対忘れない」「一生忘れない」ようなニュアンスになります。
(DMM英会話 英語でなんてuKnow? 今日のことは忘れないって英語でなんて言うの?https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/103659/)
GRAMMAR AND VOCABULARY
I want to be a high school teacher.
私は高校の教師になりたいのです。
「~することを」と目的語に動詞句的内容を使うときには、to不定詞か動詞ing形が用いられますが、wantにはto不定詞しか用いることができません。それはwantが「これから動詞」だから。wantは「(これから)~したい」と「これから」が色濃く意味に含まれます。そこで、矢印のイメージを持ち「これから」が感じられるto不定詞がベストコンビネーションとなるのです。「これから動詞」には、promise(約束する)、plan(計画する)のほか、decide(決定・決心する)など、さまざまな動詞が含まれます。
It's been on my mind for a while.
それはしばらくの間、私の気にかかっていました。
この文のon my mindにはonの「圧力」が感じられています。onのイメージは「上に乗っている」。その位置関係が「下に圧力がかかっている」と解釈されるのです。my mindをグッと押している、そこから「気にかかる」という意味となっています。
(ダイアローグの日本語訳)
シンシア、君が僕たちのバンドを離れるなんて信じられないよ。それで、君は何をするつもりなんだい?
私は高校の教師になりたいのよ。
本気なのかい? 君が教えることに興味があるなんて、全然知らなかったけれど。
このところずっと考えていたの。何が何でも、私は教師になるつもりよ。
君の言うことは信じるよ、シンシア。君ならできるさ。
ありがとう、ビル。デスパレート・ラッツのことは決して忘れないわ。
そうだ、君が教えることになる学校の学園祭で僕たちが演奏しよう。
TYPICAL EXPRESSIONS
I'm going to be a teacher no matter what it takes.
何が何でも、私は教師になるつもりです。
ゴガクルの解説より:「be going to ~(~するつもり)の表す決意に、その強調「何があろうと~(します)」が加えられています。what it takes は、takes の後ろに空所があり「それが何を必要とする」という wh節。それに no matter(重要ではない)が加えられ「何が必要であろうとも(重要ではない・変わらない)」そこから「何が何でも」という譲歩表現になっているのです。そのほかの強い決意を表す表現も見ておきましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/283904
I'll master English no matter how long it takes.
私はどれだけ長くかかろうと英語をマスターします。
I won't give up no matter what happens.
私は何が起ころうがあきらめません。
willやwon'tとno matter + wh語のコンビネーション。よく使われる形ですよ。
I'll follow you wherever you go.
あなたがどこに行こうが、私はあなたについて行きます。
I will say no whenever you ask something of me.
あなたがいつ何かを頼んでも、私はいいえと言いますよ。
wh語 + everの形も「何が~であろうとも」など、譲歩を表す形。everのイメージはat any time(いつのことでもいいのですが)。この選択を開くニュアンスがこの使い方につながっています。
I'll do that even if it's the last thing I do!
I'll do that if it's the last thing I do!
何が何でも、私はそれをやります!
I'll do that even if it kills me!
I'll do that if it kills me!
それがどれほど大変でも、私はそれをやります!
if it's the last thing I doは「それが私が人生で行う最後のことであっても」そこから「何が何でも」。if it kills me は「それで死ぬような目に遭っても」。
PRACTICE
David: Okay. Today's practice is more determination. I'd like you to listen for the stress in these sentences. So, ears open, and let's listen. Here's our first.
デビッド: はい。今日の練習もさらに「決心」です。これらのフレーズのアクセントに耳を傾けるようにしてくださいね。では耳を澄ませて、よく聞きましょう。では最初の例文から。
I'll master English no matter how long it takes.
I won't give up no matter what happens.
Rosa: Let's continue.
ろーざ: 続けましょう。
I'll follow you wherever you go.
I will say no whenever you ask something of me.
David: How are you doing so far? Can you hear the points we're accenting? Let's keep going.
デビッド: ここまではいかがですか?僕らがアクセントをつけた点を聞き取れましたか?続けましょう。
I'll do that even if it's the last thing I do.
I'll do that if it's the last thing I do.
I'll do that even if it kills me.
I'll do that if it kills me.
Great work today.
本日もよくできましたね。
Rosa: Yeah, great job!
ろーさ: ええ、上出来!
TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION
1.
日本語: あなたが何度尋ねても、私はあなたに言いません。いいかげんにしてください。
解答例: I won't tell you no matter how many times you ask. Please give it a rest.
I won'tの意思表明とno matter howの強調。大きなwh語how many timesと組み合わされ「何度~しようと」となっています。give it a restは「その口を休ませろ」そこから「いいかげんにして」。
2.
日本語: 批評家が何を言おうが、私は前向きであり続けます。私は自分を信じています。
ヒント: 前向き positive / 批評家 critic
解答例: I will stay positive whatever the critics say. I believe in myself.
I willの意思をwhateverで強調。criticsはヒントでお出ししたように批評家。believe inは「~を信じる」。believe ~とは異なり、発言内容を信じるのではなく深い信頼を寄せること。
3.
日本語: たとえどれほど大変でも、そのコンサートには行くつもりです! 彼らをライブで見るのは私の夢なのです。
ヒント: 彼らをライブで見る see them live
解答例: I am going to go to that concert even if it kills me! It's my dream to see them live.
even if it kills meでbe going to強調しています。ちょっと物騒に感じるフレーズですが、問題なく使えますよ。
ENDING
Onishi: I will lose weight whatever it takes.
Rosa: You said that last year, you know?
David: Sensei, I think the only thing you are losing is your resolve.
大西: Oooh!どうもすいませんでした。
大西: なにがなんでも体重を落とすぞ。
ろーざ: それ、去年も言ったよね?
デビッド: 先生、落としているのはやろうという意思だけだと思うよ。
大西: Oooh!どうもすいませんでした。
lose one's resolve 決心[決意]が揺らぐ(英辞郎)
英語の先生で、ラグビー部の顧問というと、「われら青春」の沖田先生。中村雅俊さんですね。
It's been on my mind for a while.は「前から気になっていた」という言い方のようですね。あと、never forget about ~は「~のことは(絶対/一生)忘れない」という意味合いのようです。