出崎統監督のハーモニー画をはじめとした、
TVアニメの資料も興味深く面白い。
でも、やっぱり原作の原画が最高。
たくさん展示してあり、ホセ戦で燃え尽きたジョーのラストカットもある。
もはやあの原画は、国宝であり世界遺産。
一昨日(4月28日)参加。
サブタイトルに「過去作から紐解く映画作家 園田新の軌跡」とある。
その通り、園田監督の過去作および最新作「リバースダイアリー」の
本編あるいは予告編が映されたり、
その時の挑戦、試み、制作時のエピソードが
ゲストともに語られた。
園田監督は穏やかで物静かな雰囲気の人だ。
そして新しい作品ごとに新しいこと試みる、
静かながらチャレンジ精神旺盛なところもある人だ。
最もオレが強く感じているのは映画宣伝の大変さだ。
「リバースダイアリー」は、「自主映画」とか
「インディペンデント作品」といった範疇の作品だ。
すでに5/26からユーロスペースで上映が決定しているが、
全国展開をしようとしている作品だ。
作品のクオリティは、国内外の映画祭でたくさんの賞を受賞しており、申し分なし。
「映画芸術」という雑誌でも、神原健太朗さんがかなりほめている印象を受ける。
オレ自身は今まで2回観ているけど、大好きな作品だ。
ケチをつけようとひねくれた見方をしなければ、
ほとんどの人は満足できる作品だと思う。
映画ファンならたぶん観ると思う。
ただ、普通の人に観てもらう、レンタルでなく、
劇場で1800円を払わせることは、そんな簡単なことではない。
失礼を承知で書くと、超有名な俳優さんが出演されているわけではなく、
園田監督も誰もが知っている監督さんとは言えないだろう。
そんな中で、映画関係者でも特別映画ファンでもない普通の人が
この「リバースダイアリー」を知って、映画を観る機会はそうない。
今回の園田監督の新しい試みの一つに、一般参加者が、
実際に配給&宣伝するワークショップ「配給&宣伝ラボ」をしている。
まとまりなく、グダグダ、つらつらと書いたが、
以下のURLにアクセスすると、「リバースダイアリー」について
もっと詳しく、まとまって書いてある。
https://www.cineast.jp/reversediaries/
https://motion-gallery.net/projects/reverse_diaries2
最後に長くなるが、勝村 俊之さんのfacebookの投稿(今年の3/28)を以下に引用する。
残念ながら、
インディーズ映画には大きな配給会社がついてくれて、
たくさんの宣伝費を使ってテレビでCMを流したり、
そういうことはできないわけで。
ではどうするか、になるわけですが、
snsを使って情報を流したり、
チラシやポスターを配ったり、
まあ、仲間や個人でできることをやる。
本当にそれくらいですね。
残念ながら。
興行として成立させるには、
赤字になるわけにはいかないですから、
続けていくには、なおさらで。
最低限、入って欲しいのはやまやまで、
ロードショー作品とは違い、
劇場としても自らリスクを負っているわけですから、
なんとか成功させたい、
自分のことととして、そう思うわけです。
もちろん、作り手も同じなわけで
自己資金を投入し、一体どれくらいが自分に、
自分たちに戻ってくるのか、
半ば、絶望的な気分でやらなきゃならない場合だって
あったりするのを知ってます。
作品によっては
あんなに精一杯作ったのに、
そういう結果だってよくあることでしょう。
本当に残念ですが。
だからこそ
こういう状況はなんとかしたい、
そう思っているのです。
そうして、実は、
そのために必要なものは、
とてもシンプルだと思っているのです。
作品を観に劇場に足を運んでくれる人。
お客さん。
この人たちが増えれば、
劇場で映画を観ることが好きになる人が増えれば、
きっと状況は変わってくると考えています。
少なくともその第一歩としては
劇場で映画を観てもらうことが何より大事だと考えています。
当たり前すぎてなんなんですが。。。
ですが、
言ってしまえば、
たとえ、作る時以上にたくさんの人に協力いただいて、
たくさん時間をかけ、
それでもあまりお客さんがたくさん来てくれなかった、
なんてことだってあるわけです。
これは本当に残念なことです。
でも、
そうでないこともあるんです。
そうでないことが何度もあったんです。
みんなが頑張ったから、成功した。
作品の力だけでなく、宣伝も頑張ったから成功した。
たくさんのお客さんに観に来てもらえた。
そういう興行もあったんです。
1週間とか、2週間の上映のために、
いつも叱咤ばかりで、
激励が足りないことを内心申し訳なく思っていたりもしますが、やはりこう言いたいのです。
映画を作った時と同じテンションで
自分の作品の宣伝を頑張ってください。
自分の作品をたくさんの人に劇場で観てもらえる期間はとても短いものなんです。
なんとか一人でも多くの人に自分の作品を届けられるよう、
同じ熱意で、それ以上の熱意で頑張ってください。
そうしてもらえたら
たとえ残念な興行になっても
私は満足です。
(会社は不満でしょうがw)
そうして、それはきっと次の作品の興行につながると思います。
今日(4月29日)鑑賞。
オレの理解力、想像力が欠如しているのか、
「分からない」の一言で済ませることもできる。
でも、それでは何も残らなく、悔しいので、
今の時点で書けることを書いておく。
ちなみに「ソラリネ。」に関する予備知識はゼロ。
あるのは宮内杏子さんの出演されている他の舞台、
映画を数作品観ていて、ちょっとした知り合い(にわかファン?)、
くらい。
本作の雑感をつらつらと。
表面上の分かりやすいところから触れる。
●「YESNO枕」、「母をたずねて三千里」、「夢がMORI MORI」と
オレの世代には懐かしいものが出てくる
●芝居場が単なる平面でなく、忍者屋敷のようにも見えて、
トリッキーで面白い
このテーマは「輪廻転生」、「生命のリレー」のようなものと
オレは解釈した。でも、全く的外れかもしれない。
登場人物の行動より、言葉・会話で語られることがほとんどだったと思う。
難解な言葉は出てこないけど、言葉・会話の関係性が理解できなくて、
哲学書を読んでいるような印象ももった。
登場人物に好き嫌いの感情もわかない。
また、他の舞台や映画を観ていてもそうなのだが、
この舞台でも、誰の芝居が好き(あるいは嫌い)もない。
どう捉えればいいのか非常に困っている。
この舞台を観て、オレが好きになる作品の最低限の傾向は以下の通り。
●明確な主人公(主役)
●複数の解釈ができることは大歓迎だけど、
解釈できない(しようがない)のは困る
この「ソラリネ。」を否定しているわけではない。
けど、このblogの限りでは、そうとられても仕方ない。
全体的な好き嫌いは、しょうがないところもあるけれど、
どんなものを観ても、面白い・興味深い・楽しめるところはある、
くらいになりたいものだ。
全然まとまりがない。
語彙力・表現力も乏しい。
昨日、下北沢トリウッドにて鑑賞。
合計6回(劇場で5回、デジタルスクリーンで1回)も観た。
もちろん、それには理由がある。
オレがヒロイン役のみやびさん(歌手のMIZUKIさんとしても)、
サブヒロイン役の宮内杏子さんのファン(にわかかな?)
であることが1つ。
もう一つ大きいのが、感じる「彼女」とオレの共通点。
自分で言うのも変かもしれないが、どちらも不器用だ。
「彼女」だけでなく、「彼」もそうだ。
不器用さが原因で、「彼女」はガンガンに責められ、
そんな描写がオレにもグサグサ突き刺さる。
もともとオレにM的資質や要素があるのか分からないけど、
痛いところを突かれる作品は好きだ。
劇中で、
「彼女」は「彼」に「ヒューマンスキルが低い」と言われるが、
そんな難しい表現をしなくても、オレには「不器用」と映る。
また、「彼」は「彼女」から、最後の手紙で「不器用」と評されている。
「彼女」は大きなミスをするが、
それだけをもって「ミスが多い」と評価されてしまうのも気の毒だ。
更なるミスがあるのかは、描かれていないので分からないけど。
それよりも、先輩社員も認めていたと思うが、
分かりにくいソフトの方に問題がある。
いわゆる「仕事ができる」タイプなのか、そうでないのかは、
入社数か月で分かるわけがない。
でも、自分にその気がなくても、
目の敵にする者が、近くに現れるのがこのタイプ。
これまでオレにも、もちろん四面楚歌状態ではないものの、
マイナス部分しか評価されていないように感じる状況があった
(オレに非があることも確かだが)。
それでも、「彼女」を愛おしくとか、かばおうとか、思うところはない。
劇中には「ここは逃げておけ」、とか「あぁーやめろ、やめとけ」
と思うところがあったり、「「彼」がダメなら友人や家族・親族を頼れ」、
と言いたくなるところもある。
それができないのも不器用さ故なのかもしれない。
もしできたら、全然違う作品になるけど。
自分のことを書いていて、恥ずかしくなるところもあった。
それでも、今更ながら、オレ自身を見つめ直すという意味でも好きな作品。
うぅーーん、それにしても、表現するのは難しい。
エキストラで参加したときにおける担当の方との
メールのやり取りを見返してみた。
見返すと奇跡のようなことが起きている。
担当の方からは、いくつかエキストラが必要な日程を、
挙げていただいている。
もともと週末・祝日ぐらいしか参加できなかったので、
平日だけだったら、そこでおしまいだ。
運よく、日曜日の撮影が2現場あったが、
一方はほぼ定員、もう一方は女性を予定していたようだ。
ダメもとで、この日曜日の2現場の希望を連絡した。
すると、女性を予定されていた現場の参加がOKということで、
参加してきた次第だ。
もし、どこかで諦めていたら、
もうこれでこの作品に関わるのは終わっている。
当然、観ていない。
運よく参加でき、映画を観たら、
たまたまオレが映っていたところが使われていて、
加えて、これが一番大きいのだが、もの凄く面白く感じて、
大好きな作品の1つになっている。
どうなるか分からない。
まさに「縁」と「運」。
でも、その前に、そもそも何でエキストラ募集を知ったか、
思い出せないんだよね。