南北朝時代
奈良県天理市柳本町 長岳寺古墓地
花崗岩製
古墓地の中央付近に、宝篋印塔の基礎が残っている。以前は、基礎、塔身、笠が揃っていたが、いつの頃か、塔身と笠が失われている。
地覆は、元のものか不明。
反花座は、側面無地。複弁反花は、各面共4弁で、上に基礎下部幅に合わせた請座を薄く作り出す。基礎上は、2段を作り出す。
塔身は、月輪中に刷毛書薬研彫りで金剛界四仏種子「ウーン」「タラーク」「キリーク」「アク」を四方に配する。
笠は軒下2段、軒上6段を作り出す。隅飾は、輪郭付きの2弧で、僅かに外傾する。
相輪は欠失し、五輪塔風空輪を乗せる。
複弁反花は、同所五輪塔2に比べて、形式化が進み、塔身梵字も鎌倉時代の力強さは感じられない。造立の時期は、五輪塔2から遅れる南北朝時代と思われる。
1971.11.03.モノクロ
1972.頃モノクロ
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