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南北朝時代

奈良県天理市柳本町 長岳寺古墓地

花崗岩製

 古墓地の中央付近に、宝篋印塔の基礎が残っている。以前は、基礎、塔身、笠が揃っていたが、いつの頃か、塔身と笠が失われている。

 地覆は、元のものか不明。

 反花座は、側面無地。複弁反花は、各面共4弁で、上に基礎下部幅に合わせた請座を薄く作り出す。基礎上は、2段を作り出す。

 塔身は、月輪中に刷毛書薬研彫りで金剛界四仏種子「ウーン」「タラーク」「キリーク」「アク」を四方に配する。

 笠は軒下2段、軒上6段を作り出す。隅飾は、輪郭付きの2弧で、僅かに外傾する。

 相輪は欠失し、五輪塔風空輪を乗せる。

 複弁反花は、同所五輪塔2に比べて、形式化が進み、塔身梵字も鎌倉時代の力強さは感じられない。造立の時期は、五輪塔2から遅れる南北朝時代と思われる。

1971.11.03.モノクロ

1972.頃モノクロ

2024.03.05.撮影
2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (2)

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (3)

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (4)

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (6)

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (7)

2024.03.05.柳本長岳寺墓地宝篋印塔 (8)




 



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