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1578.02.07.  天正四年丙子二月七日

熊本県山鹿市大字山鹿字大宮 大宮神社

凝灰岩製

塔高;123.0センチ

基部幅;67.0  最大幅(60.0高);69.0

基部厚;18.0  上部厚(80.0高);18.0  頂部付近厚;10.5

 自然石塔婆が神社の南隅に西北を向いて建っている。

 基壇は設けず、直接埋め込む。板状自然石の上方を舟形光背型に近い形に加工して、碑面を整え、彫刻する。背面は、削りだしのままにする。

 上方に、大きく円相を線刻する。中に彫刻は無く、墨書などは確認できない。その下直ぐから、縦に線刻蓮座上に五輪塔五大発心門種子5字を並べ、浅く刷毛書薬研彫りする。

 五大種子を挟んで、紀年銘と2名の法名を刻字する。蓮座横の法名右側と下部に、細い線刻で短冊形枠を40程加える。他の自然石塔婆などに見る、石塔造立参加者の法名を列記するための枠と思われるが、刻字は無く、墨書が有ったかは、現在確認できない。

 彫刻は、

           「天正四年丙子」

               「妙正禅尼」

(円相)「khakarabaa」(線刻蓮座)壽位

               「正家居士」

           「二月七日」

 

 夫婦と思われる「妙正禅尼」「正家居士」2人の寿塔、逆修供養塔だが、他に40人ほどの参加者が有ったのかもしれない。

1976.06.28.モノクロ、調査、測量

2022.05.21.撮影

参考文献;山鹿市広報『広報やまが』(文;森川恒臣)
熊本県山鹿市大宮神社円相自然石塔婆 (2)

熊本県山鹿市大宮神社円相自然石塔婆

熊本県山鹿市大宮神社円相自然石塔婆 (5)

熊本県山鹿市大宮神社円相自然石塔婆 (6)


 



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