リューザエモンは、16歳になったとたん堂々とガールフレンドができたと発表。 これまでもしょっちゅうボーリングや映画に行ったりしていたけど、たいていグループだった。でもあるときは映画に行くというから、車で連れて行くつもりでいると、いいんだ女の子が迎えに来るからと言う。 ひとつ年上でもう免許があるらしい。いったいどんな子だろうと、こっちは玄関を気にしながら待っていた。 リュウザエモンもドアの外で待ち構えている。 そこへピックアップトラックがやってきた。走り出す子、あっという間に助手席に飛び乗り、2人ともひらひらと私に手を振って行ってしまった。 


何だ挨拶もなしか、私の大事なベイビーを連れて行ってしまって、しっかりお化粧して何さ、と毒づいてもだれもなだめてくれない。 カロラインと言うこのたびの正式ガールフレンドは、うわさによると歌って踊れて、楽器は何でもできる小柄の子らしい。 そんな子に派手に振られて傷つくんじゃないかと今から、心配。 


孫の顔を見せてくれそうなのはやっぱりこの子だ。 ま、あと10年はさきの話だけど。


ワシントンから帰ってきて、玄関のドアを開けるとすぐにつれあいの姿が目に入った。そこで固まってしまった。 なんと頭をそってしまって丸坊主。 いったいどうしたのよとスーツケースをもったまま、叫ぶ。子供たちが部屋から出てきて、荷物を私の手からとり、まあまあほら靴を脱いでと言う。


ちょっと留守にするとコレだ。何考えてるのよと訊くと、手入れが簡単だからとか、若く見えるだろうとか、くだらないことを言う。 てっぺんが薄くなってきているので、それを隠すのには全部刈ってしまったのが一番と安易短絡思考に違いない。 髪の毛はなくなっても顔一面のひげは残っている。 白いものが混じったと言うより、白いひげである。これでは歳は隠せないと思うなあ。


サイノスケは、夏の間の肩まで届く長髪を経て、今は普通にもどった。結構ウェーブがかかっている自然の茶髪なので、私にはうらやましいようなまるでパーマをかけたような仕上がりになる。 リュウザエモンは真っ黒の直毛でずーっと1センチくらいの短い髪、明らかに私似。 クマゴローは、量の多いウェーブのある黒い髪、床屋代の節約で長め。 


つれあいの小さな頭が余計に小さく見えて、まるで皮をむいたピーナッツじゃないの。 ま、かわいいけど。

クマゴローの最後の医学校の面接にDCに行ってきた。 さすがに毎週末出かけていると疲れる。帰ってきて、ぐったりしているところである。 ダイニングのカーペットが落ち葉のかけらやごみで一杯なのをみると、疲れが3倍くらいになった。 こっちはお金使って、おいしいもの食べてきた身、あまり文句は言えないが。


DCはお金がないと、暮らしにくい町のような気がする。 ニューヨークはお金がなくても、〔私たちみたいな貧乏旅行でも)楽しめるし、地下鉄もわかりやすくて、どこへでもいけるし、便利。 一方DCはメトロもバスもどこへでもと言うわけではないし、仕方なくタクシーを使った。 大きなお役所ばっかりで、手軽に安くご飯を食べるところも歩いていける範囲にない。特に週末にはご注意、10時半過ぎないとどこの博物館も開いてない。


アメリカの底力を感じるのは、スミソニアンの博物館、美術館がすべて無料なことだ。 NATIONALGALLERYなんか、すごいコレクションだけど、なんだか、悪いような、すごく得したような気分になる。子供たちが小さいときに私の両親と一緒に行った。 すごく歩かせて、悪かったなーと今になって思う。 博物館の中を歩き回るだけで、すごい距離になるもんね。 


医学校の選択は多分来月になるだろう。 どうなることやら。 来週末は家の掃除をしっかりしよう。 

末っ子がもう16歳になった。 こちらが歳をとるはず。 本人の希望で ”ON THE BORDER" と言うメキシカンのレストランへ。チェーンのお店だが、さすが金曜の夜、待ち時間が30分。予約も取らないので、仕方ない。 プレゼントにクマゴローからCD, サイノスケからはサッカージャケット、親からはスケッチブックと鉛筆のセット〔今鉛筆の絵を描くのに凝っている子)とチャージできるバッテリー(MP3プレーヤーの必需品)。


あと2年でこの子も大学へ行ってしまうのか。寂しいような待ちどうしいような。 空っぽになってしまった家でがっくりこないように今から準備しておかなくてはと思うこのごろである。 つれあいと2人になるのね。 フーム。

妹にサルマネラ菌はないだろうと指摘された。 サルモネラ菌と言うらしい。 だって、サルマネラと発音するじゃないと言っても無駄か。 そういえばと25年以上前のことを思い出した。 結婚したばかりのころ、インディアナの小さな町でいわゆる戦争花嫁の人に出会った。名前はやすこ でもみんなからはスーと呼ばれていた。 あの年代の人はみんなアメリカ風の呼び名があったなあ。 彼女は娘2人と息子1人いる専業主婦。 その彼女から手紙をもらったことがある。 ずいぶんひらがなの多い手紙だなーと思った。その中で、すぐにわからなかったこと、ジャネとマグレである。 何だろうとひとしきり考えた挙句、やっとわかった。 ジャネットとマーガレット、2人の娘の名前だった。 そうよね、発音を聞いてるとそうなんだけど。違和感を感じたのを思い出す。 でも今私は同じことをしているんだろうか。


日本語で変に省略していうのがおかしい、たとえば、セクハラ。 セクセクして、はらはらするのよね、変なの。 アクセサリーのことをアクセと言うのも不自然。 ま、文句言っても仕方ないか。


ニューヨークに行く楽しみは日本食が食べられること、日本の物が買えること。 たとえば、BOOKOFF で平井堅のCDと文庫本を20冊ほど買い込む。 隣のCAFE ZAIYA 〔18 E. 41st)ではビアードパパのシュークリームと、お弁当を。 その隣のYAGURA JAPANESE GROCERY 〔24 E. 41st)で食料品。 カンサスの田舎から来ているとまるで夢のよう。


例外なく行くレストランはMINADO である。 食べ放題のバフェで今回は週末だったので、16ドル、週日のお昼は14ドルで、あらゆるおすしから、うどん、おでん、焼き魚、餃子、 焼きそば、てんぷら、サラダ、デザートにフルーツまで。 満足しました。 さすがに日本人のお客さんが多いです。テーブルの上にはチップの的確な割合について、但し書きが日本語で書いてありました。


地下鉄の中でも街角でも日本語の会話を漏れ聞いた。 ニューヨークは大都会。 大好きな町だ。



ニューヨークへ4泊5日で行ってきた。 クマゴローの面接の付き添いというのが、一応の名目だが、自他共に認める、本音はそれを口実に遊びに行っただけ。 失敗しないで、ちゃんとやるのよ、という大々的にいい加減なアドヴァイスの他は、勝手にやってくれと、こちらはショッピングにおいしいものの食べ歩き。 ニューヨークはこれでこの2年間で3度目。 地下鉄の乗り方にも慣れました。 といっても、週末で運休の便を待ってたり、各駅停車のはずが急行に乗ってしまって、あっという間にハ-レムについてしまったり、クマゴローと悪態をつきあって、責任のなすりあい。 


旅は体力か、金力である。私は体力で勝負。タクシーなんかめったに使わない。 1日中乗り放題の地下鉄のパス7ドルで買ってあるから、間違えても損をするのは時間だけ。 気楽なものだ。 階段の上り下り、歩けば歩くほど、カロリー消費して、その分食べても良いからね、と自分に言い聞かせる。


寒波の影響で寒かった。 疲れたけど楽しい旅だった。  

わがつれあいはあまり恥ずかしいと思わない人である。 私の生理用品をスーパーで買うのもナントモないと聞いて、こんなに優しい人なんだと感激した20数年前。今はただ羞恥心の欠如と露呈。 私に、ついでだからとコンドームを買わせたこともあるし 〔懐かしい昔のお話)、息子に痔の座薬を買ってこさせたこともある。 かわいそうに18歳の子供になんということを。 お店でばったり、ガールフレンド(にしたいと思っている女の子)のお母さんに出会って立ち話したそうだ、かごの中に問題の品が入ったまま。


2人目の出産のとき、病院に着いたら、準備のために浣腸をしますと看護婦さんに言われた。 自分でできますといったものの、大きなおなかと大きなお尻が邪魔で手が届かない。 ”ちょっとーてつだってー” というと、どれどれとやってくれた。 


ブリブリと大きなおならをして、”こらスミ、なんて音だ”と犬に罪をなすりつける恥知らず。

アメリカのトイレのドアは下にかなり隙間があって、それに慣れるのにちょっと時間がかかったというブログを読んだ。 そうか、私はもうすっかり平気、それに、ごまかす音なしで、”シャー”または”ジャー”とやることにも、もはや抵抗はない。 時々はうちでトイレのドアを閉めるのを忘れていて、息子たちが通りがかりに、ちゃんと閉めろよと言って閉めてくれる。 結婚する前、つれあいの両親のうちに遊びに言って、そこで、彼の家族にあった。 弟2人、妹2人。妹のスーザンは、トイレのドアを閉めず、私と話をしながら、用を足していたのをとても奇異に思ったのを思い出す。 


そのスーザンが15年くらい前、ウォーターベッドが流行だったとき、私たちはウォーターベッドを使っていたので、”買おうかどうか迷ってるんだけど、どう、セックスに不都合じゃない?” ときいてきた。 エーッ? ”あのー別に私には不都合な所はー”とか言ったけど、そういうこと訊くかなー? あとでつれあいに言ったら、さすがに苦笑い。


何を恥ずかしいと思うかは多分に文化的な要素がある。 副大統領の猟の間違い射撃は事後の扱いのまずさが恥ずかしい。


こちらの料理はどれもよく火が通っている。半生で食べるのはステーキくらい。ハンバーガーだと、ミディアムにしてくださいというと、すみません、ウェルダンしかできません、といわれる。 付け合せの野菜はもうお湯の中でしっかり、死んできましたという風体。 パスタはアルデンテにしてくださいというと、はー何ですかと言われたこともある。(単に田舎だからかも)  


日本ではとりの刺身とか食べるよ、というとぎぇーと驚くし、 タマゴかけご飯なんて、信じられないらしい。 生の卵? サルマネラ菌とか怖くないのと訊く。スシなんて、食べたことないし、食べたくもないという人も多い。 海鮮ものは火を入れすぎると硬くなるとか、野菜類は一寸お湯に通した方が色もきれいだし、歯応えも良いと思うけど。 ブロッコリーなんて、これでもかというような大きいのがデーンと生でサラダに入っているか、色あせてぐったり煮すぎているかのどちらか。 


今朝はタマゴかけご飯にのりにしよう。