使うのは大きなやわらかいボール、その上に座ったり、腹ばいになったり、または両手でかかえたりする。 ダンベルを使って腕や上体の筋肉を鍛える。 バランスをとるのと両方するのが大変。 やさしいように見えてかなりきつい。 腹筋の弱い(ない)私にとってはどれもこれもできなくて恥ずかしいやら情けないやらで笑うか泣くかしたくなるようだ。 1時間があっという間に過ぎた。


教えるのは60歳過ぎの体に無駄な物がまったくないという小柄で短髪の女性。 この動きはここのお尻の下のこの筋肉を使います、とお手本を示す。 なるほど、普段使わないなあと納得。 あくる朝、その通りにきっちり使った部分が筋肉痛。 

ちょっと前の話になるが、クマゴローの結婚式をあと3日に控えた日、仕事の途中抜け出してファーマーズマーケットに。 (毎週水曜日に私の仕事場のある通りで開かれる。) そこで友達のSさんと落ち合って一緒に買い物。 何やかやと忙しいんだと愚痴る。 別れるときになって、さりげなく手渡してくれたのがこれ。 ファーマーズマーケットで花も売っているけど、私は食べれるものしか買わないもんね。 びっくりしてありがとう。
カンサスの田舎にて


日本から来ている姪たちと一緒に遊んでくれたサイノスケのガールフレンド。 彼女はうちに3日泊まっていった。最後の日にくれたのがこれ。 シクラメンの鉢植え。 まだ今も元気に咲いている。
カンサスの田舎にて

そして、今日のファーマーズマーケットで、赤い帽子をかぶった知らないおばあさん(あとで聞いてみるとこの町では結構有名な人らしいが)がくれたのがこれ。
カンサスの田舎にて

ほんの10センチほどの花だが、思いがけなくてうれしい。 いっしょにいた同僚のKさんとHさん(どちらも60歳くらいのおっさん)も同じようなのをもらっていた。 彼らはそれぞれの秘書にあげていたが、私は自分の机の上に飾った。 たかが3ドルほどの贈り物だが、こんなに人をやさしい思いにするなんて。今日はずっと雨が降ったりやんだりして、人出が少なかった。 花を売っているおばさんもたくさん売れ残りそうだから、あのおばあさんはこうして自分で買っては通りがかりの人たちにプレゼントしていたのかも。 とあとになって思った。 (ガラスの入れ物は買った人たちがまた持っていって返します。)


優しい気持ちにさせてくれる花のプレゼント。



使ってある食材がすべて近郊で取れたものでオーガニックというハンバーガー屋さんに行ってきた。 息子2人はエルクバーガー、サイドにはリュウザエモンがフレンチフライ、サイノスケはピラフ。 エルクは鹿の大型のやつらしい。(いい加減、よくしらない)
カンサスの田舎にて

カンサスの田舎にて

私はラムバーガーとサラダ。 


カンサスの田舎にて

中は少しピンクで上手く焼いてあるし、一応おいしいのだが、 これで一皿10ドル近いというのは高い(と貧乏学生の母は思う)。 (おなかいっぱいにならなかったし。)

日本からやってきた若い姪たちから受けた影響。 

その1. マニキュアをまたはじめたこと。 昔は金色、銀色、ジーンズのような青などを塗っていたが、この10年くらいご無沙汰していた。 

その2. うすーい地の足の指だけ隠れるようなソックス(なんと言うのかよくわからない)を履くようになった。 日本からのお土産にもらったのがこれ。


カンサスの田舎にて

こっちのお店にも売っていると姪たちが見つけるまで私は知らなかった。 手の爪には姪がおいていった桜のはなびらのシールを貼り、足にはこれまた桜もよう。 おしゃれではないか。と一人悦に入っている。(さすがにこの話題では駅前のお医者さんまたはご隠居サンもコメントはむりでしょうね。)

日本から来ていた姪たちと無駄話をしていて、私が、どうして日本人はありがとうというべきときにすみませんというんだろうと訊いた。 Thank you.と Sorry.はまったく別のものだから。 特に明快な答えを期待していたわけではない。 相手は13歳と20歳のお嬢様である。 その彼女らが言うには、”ありがとう”というと上から目線という感じで失礼だから、相手に対してへりくだって”そんなことをしていただくようなものではありません、どうも申し訳ありません”という気分で”すみません”となるんだとか。 


へーぇ、そうなのかと妙に納得してしまった。 ”上から目線”という言い方も面白い (下から目線は果たしてあるのか)。 つくづく考えれば、大名行列に土下座する力関係から、名刺を交換してすばやくどちらが上役かどうかを読み取るサラリーマンの社会まであまり日本人の心境に変化はなかったのかも。 対等という位置関係は育ちにくいのが日本。 縦割りのどこに自分がいるかを確かめないと居心地が悪いのだ。 男女関係でもそうではないか。 亭主関白でなければ、尻にしかれているといわれる。 女刑事音道貴子の本の影響もあるのかもしれないが、ちょっと文化考でした。


最近手に入れた日本語の文庫本10数冊。 大事に読まなくては。 同じ乃南アサのシリーズ物があったので、まず持っていた”凍える牙”を読み直して心の準備をととのえた。 風の墓碑銘、上下。 楽しみ。
カンサスの田舎にて


妹が姪たちに託けて日本から持ってきてもらった本の数々。最近の文庫本が主だが、その中に混ざっていたのがこれ。 どっかで見たことがあると思ったら、この夏サイノスケがよんでいた。 こうして英語と日本語とあって楽しみで読むなら、当然日本語のほう。 仕事や勉強で必要なら英語のほう。


カンサスの田舎にて

クマゴローとA子ちゃんの結婚式で使った曲名、歌っているのはMagnetic fieldというグループ。 二人で誓いの言葉を述べる前に手をつなぎ、お互いを見詰め合っているときにこの曲が流れた。 式を執り行った裁判官は、曲の間中目を閉じて体を音楽にあわせて揺らしていた。 この同じ曲が映画Shall we danceに使われていたことを発見。 これはリチャードギアとジェニファーロペス共演の日本の映画を基にしてのリメイクだった。(オリジナルのほうがずっとよかったという風評) 映画の中ではピーターガブリエルという人が歌っているようだが。 最後のクライマックスで流れる。 このあたりかなり日本映画とは変えてあり、アメリカ人好みのエンディングになっている。 興味のある人は

こちら。

ツレアイの予定が急に繰り上がって日曜の夜、新学期の学校に向けて発つことになった。 ばたばたと荷造りをしてトラックの荷台に積んで、地図をだしてルートを研究する。  現金を取りに行って、サンドイッチを4つ作る。 カンザス、ミズーリ、テネシー、ミシシッピ、アラバマという順でドライブの予定である。 約14時間くらいかかるだろうという見込み。 出発したのが夜7時半。 10時前に電話でカンザスシティで大雨雷に合い、ハイウェイでのろのろ運転になったとか。 


セントルイスの手前では工事中で南に行くハイウェイがなかなか見つからず2時間くらい無駄にしたらしい。 夜中の1時半くらいにホテルに行き、ちょっと寝ようとしたが寝られず、2時間位して再び出発。 あくる朝の6時にはメンフィス(テネシー州)に到着。 私はグーグルで調べてあと380マイルよと教える。


その後仕事場に9時ごろ電話。 ミシシッピの小さな町に下りてコーヒーを買おうとしたところでトラックが動かなくなった。 クラッチが入らない。 こういうときのために入っている路上救助のメンバーシップ。 100マイルまでは車を引っ張っていってくれるのだが、あとの200マイルは1マイルにつき4ドルという。 ということは800ドル。 それに修理費はいったいいくらになるのかわからない。 レンタカーを借りるにしてもトラックを引っ張っていかなくてはならない。


結局、その町の修理屋サンで一時的な修理をしてもらい、自分でトラックをこわごわ運転して、何とかアラバマに到着したのが夕方の5時。


こっちは話をケイタイで聞いているだけで疲れてしまった。 本人いわく、こんなにつらいドライブ旅行はしたことがない。 でも無事に着いてアパートに入ったので一安心。 

あっという間にお客さんと子供たちとツレアイまでいなくなった。 夏も終わり。 一人で薄暗い夕方がらんとした居間にいると、お母さん(という英語MOM)とか、**子伯母さんという声が聞こえたような気がする。 空耳か。


まだまだ暑いが、せみの声と一緒にこおろぎの声も聞こえるようになった。