第一回のCremiu発送で分かった多い失敗の例をまとめ | Akiのタイ生活: 珈琲とワインを片手に

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タイの珈琲研究家。クレマのできるモカポット「Cremiu」(クレミウ)開発者。タイの珈琲・ワインを楽しみつつ、珈琲関係の器具を開発しています。

その他、タイの珈琲農園巡りおよび珈琲イベントへの参加、自家焙煎、エスプレッソ抽出など。

サワディーカップお願い

 

Cremiuを第一回で送ったのはおよそ80個。この週末は問い合わせへの対応でまあまあの時間を割いていましたニコニコ

 

もしかしたらまだうまくいかない方、いらっしゃるかもしれませんが、今後受け取るかたもまだまだいらっしゃいますので、一度、まとめておこうかと思います照れ

 

まず、大前提ですがアセアセ

1⃣ モカポットですので、水の量は安全弁を絶対に超えないようにお願いします注意注意注意

 破裂する危険性があります滝汗花火

 

2⃣ IHは原則として、非対応です注意

 電気コンロはOKです。私は途中で教えてもらったのですが、IHヒーティングプレートというものを使ったらうまくいきました。IHヒーターやこのヒーティングプレートも各メーカーが出していますので、これらでうまく動作がしないときに、私に保証はできないですあせる

 (ただ、実績として、ウチのIHヒーターはタイで購入したヒーティングプレートで上手く使えてますチョキ)

 

ささ、ここまでは前置きになるのですが、最も上手く行かないという相談です。(大事な話ではあります)

 

第一位 「コーヒーが沸騰して出てきてクレマにならない」!!えーん

これは動画にも失敗例のなかにあるのですが、私の動画よりももっと激しく沸騰しているようですねゲッソリ

 

原因はズバリ!火力の調整にあります真顔

家庭用コンロは出力がだいたい3600Kcal~4600Kcalと言われています。

カセットコンロだと2600Kcalくらい(モノによりますが)

 

家庭用コンロだとこのように火力が強いので、弱くしたつもりが弱すぎたり、強くしたつもりが強すぎたりといった感じで、微調整が難しいんですねあせる

 

慣れの問題で、できないわけじゃないんです。

ただ、初めはこの辺の感覚がありませんから、「クレマができないどころか、吹きこぼれて大変なことになってるーえーん」と、なるものまあ、わかりますあせる

 

そんな訳で、家庭用コンロの場合、火加減の調整はどうか慎重にお願いしますお願い

※電気コンロの場合は底面からジワーッと加熱するので、いきなり中火、強火でもOKです

 

では第2位!って言いたいところなんですが、大体この1位なんですね爆  笑あせる

2位以下は細かい質問になるので、ここでざっくりと答えさせて頂きます。

 

・豆の挽き方

誤解を恐れずに言うと、エスプレッソ並でおねがいします

中挽きでは絶対にいいクレマにはなりません。

 

・ポットに入れるのはお湯?水?

これはどちらでも構いません。

(冷水で真冬だと抽出までに時間が掛かることはあります)

 

・オススメの豆はどんな豆?

やはり浅煎りよりクレマができるのは深煎りです。

やや油が浮き出るくらいのものがベターです。

クレマの材料は油分であり、そのため、浅煎りだとクレマは乏しくなります。

安い豆か、高い豆かは関係ないですが、鮮度がおちた豆もよくありません。

具体的にはスーパーで特売の消費期限切れ間近!みたいなのは止めましょう

(珈琲豆のガスが抜けきっており、クレマができたとしても味は落ちるはずですパー)

 

・タンピングをしている

タンピングはしないでくださいあせる表面を平らに整えて、軽く手で抑えるくらいでOKです。

 

こんなところでしょうか?ニコニコ

 

あとはご自分で豆の挽き方や火加減、豆の種類など微調整していただくことで、より良い抽出条件と出会えるはずです二重丸グッ

 

えーーーと、いま私が一番焦っているのは第2便の発送ですねあせる

中国コロナ規制は手強い驚き

 

でもなんだかんだ、出荷の日程がだせそうなので、もう少々お待ちくださいませm(_ _)m

 

ではでは、今日も読んでくれてどうもありがとうございました!爆  笑