サードオピニオン会・講演会のお知らせ

減断薬読本購入希望の方

事実報道に本ブログ記事が連載されています。

 

参加申し込みは、こくちーずへお願いします。

 

オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。

 

ここ数か月の間に、我々はオルタナティブを実践するという新たな局面を迎えました。

当事者達による起業

思春期病棟で、社会的入院を強いられていた人の受け入れ

当事者によるシェアハウス(クラブハウス)の運営

どれも、既存の医療、福祉システムの外側での実践です。

 

また、どれも、オルタナティブの基本理念である

多対一の関係性

対等な人間関係

当人の自己覚知・自己肯定感の向上を目指した本人中心主義

本人の要請に応じて提供する専門性(ソーシャルワーク、減薬計画)

を徹底している。

 

 

思春期病棟から受け入れたその人は、わずか2か月足らずで、すっかり我々の仲間になった。

怒りも悲しみも、社会に対する不信感、そして薬による不調もぐっと堪えて、前向きに進もうとする姿勢に我々の方が元気をもらっている。

行政手続き、医療受診、バイトの面接もすべて本人主導、誰もその経験を邪魔しない。

手続き上のトラブルがあっても、そのたび乗り越えてきた。

現在の姿をみて、その人が精神障害者一級であることを誰が信じられるだろうか。

 

その過程で、福祉システムを利用することも検討したが、結局それは選択しなかった。

逆に精神障害者というレッテルは、ことごとくその人の邪魔をした。

行政の窓口は、そのレッテルだけ見て、病院に帰れといった。その目はただの節穴か。

 

「良くグレなかったね」と問うと、「あの環境ではグレることは出来なかった」と答えた。

通信制限、外出制限、携帯電話の禁止・・・、そしてなりより、治療の強要。

はっきり言う、その人は精神病などではないし、そこで暮らさねばならない理由などどこにもない。

病気とされたその行動は、虐待という人生の危機における正常な反応である。

 

まるでドラマのような経験を我々はしている。

その人の決断を受け入れた自分たちが誇らしい。

 

今回、こんなことが出来た大きな理由は、

なにより、人生を楽しみたいとの本人の強い希望があったこと、

我々には、小さいけれども、思慮深くて、健全な人々のコミュニティと

仮住まいが出来る場所があったからである。

 

特筆すべきなのは、今回の取り組みは、それぞれ別の仕事を持った人たちが、出来る範囲でその人に関わっただけなのである。

福祉を利用することなく、やってのけることが出来ることを我々は経験している。

立派な施設や専任の専門家が居なくても、大した資源(施設や資金)が無くとも、やれることを我々は実感した。

 

今回のチャリティイベントでは、今回の経験を踏まえ、

その収益を

自立に向けた本人の快復を支える最低限の住居費、生活費の確保、

さらには、

虐待や抑圧による正常な反応を病気とされ、いまだ病院で暮らす子供たちの人生を取り戻す足がかりとなる

最低限の資源(住居、生活費)の確保に使わせて頂きます。

 

一人の快復に立ち会えること、それはとても楽しいことなのです。

ここまで、関わった全員、だれも、苦などと思っていない。

是非、この喜びを皆さまと分かち合いたい。

収益金の使い途、その成果は、そのたびに報告いたします。

 

 

 

我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。

空き家、空事務所、畑、里山、etc

(特に神奈川、東京、関西、福岡)

お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。

 

快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。

 

 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。