サードオピニオン会・講演会のお知らせ

減断薬読本購入希望の方

事実報道に本ブログ記事が連載されています。

 

「診断名はバラバラなのに、利用者さんたちの困っている症状は皆そっくり。

それっておかしくないのか?」

オルタナティブ協議会の仲間の福祉事業所の職員の言葉。

 

その困った症状が似通っているは、病気のためではなく、使っている薬が同じだからではないのか。

そう、その困った症状は、エビリファイやジプレキサの副作用で説明できる。

うつでも、双極性障害でも、統合失調症でもエビリファイ、この間まではジプレキサ。

エビリファイのうつへの適用は難治性に限られているが、みんなエビリファイ、これでは全員難治性ということになる。

うつ病治療のガイドラインにも、抗うつ委+抗精神病薬は推奨されていないにもかかわらずだ。

 

諸外国は基本単剤(すべてのカテゴリーの向精神薬で1剤)、

抗うつ剤+抗精神病薬+抗不安薬(睡眠薬)といったカクテル処方が当たり前のこの国の処方は異常。

そんなんで多剤ではないといってる医師は恥じるべき、いや患者を傷つけている自覚を持て。

薬が良いか悪いかの議論は、せめて単剤化したうえでの話。

 

福祉職員は、そこにいる利用者が、病気に悩む人なのか、それとも薬の副作用に悩む人なのか?

今一度、じっくり考えるべきである。

薬のことは、医療の不可侵な領域?

本当にそうだろうか、逆である。

薬が役に立っているかどうかを一番知っているのは当人である。そして、次に日々共に過ごしている家族や福祉職である。

薬(診断)のことを棚に上げた支援などあってはならない。

 

今週日曜日にはこの件について、講演します。

 

どうする、福祉職?! 講演会&パネルディスカッション

2019年2月10日(日)
浦和コミュニティーセンター第13集会室 13:30~15:30 (13:00受付開始) 参加費 500円 (資料代として)
第一部 講演会 中川聡 氏
「精神保健分野での人権侵害」(仮題)
第二部 パネルディスカッション
~星丘匡史氏、平井医師を招いて~

多剤大量処方はすでに厚生労働省によって、診療報酬改定という形で規制が始まりました。日本の精神保健も、世界各国にだいぶ遅れながら、ようやく変わろうとしています。
どうする、福祉職?!というタイトルですが、医療、教育、療育、介護、及び行政機関のお仕事に従事されている方がたにも、是非聴いていただきたい内容となっています。

<講師・パネラー紹介>
中川 聡
全国オルタナティブ協議会代表、精神医療被害連絡会代表、社団法人日本臨床心理学会元理事。マスコミ各社への情報提供、コメンテーターとしてTV出演。2010年から3回にわたり、厚生労働省に対して要望書を提出。多剤大量処方の規制など精神医療改革の提言を行う。現在は自民党国会議員に向けた精神保健に関する勉強会の講師も担当している。
星丘 匡史
埼玉県精神医療人権センター代表、地域活動支援センター相談員(PSW)、元精神科病院看護助手。精神医療の現場で人権軽視の実情を目の当たりにし、自身の地元の埼玉県に精神医療人権センターを立ち上げる。
平井 清
よしこ心療内科(文京区)、山下医院(東村山市)、ヒロクリニック心療内科・児童精神科(川口市)勤務。慈誠会上板橋看護専門学校 非常勤講師。日々独自の研鑽を重ね、ひとりひとりの患者と丁寧に向き合う。
 

 

 

 

我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。

空き家、空事務所、畑、里山、etc

(特に神奈川、東京、関西、福岡)

お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。

 

快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。

 

 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。