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事実報道に本ブログ記事が連載されています。

 

行政機関の障害者枠の雇用水増しが問題となっている。

率先して障害者を採用するべき行政が雇用数を誤魔化していたことが問題とされているのだが、

この障害者枠雇用の在り方そのものにこの国の根本的な人権意識の低さを感じる。


精神障害の就労支援でも、その障害者枠で働くことが最上の目標となっている。

方や障害者差別解消法では、すべての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、障害を理由に差別することを禁じ、障害に対して合理的配慮を義務付けている。

障害を理由に差別することを禁じていながら、障害を理由とする雇用を義務付けている。

障害者差別解消法の精神にのっとれば、そもそも障害枠など必要ないのではないのか。

 

これは公共交通機関(電車やバス)の優先席の問題にも通じる。

諸外国の多くはそもそも優先席というものがない。

そんなものがなくても、席を譲るのが当たり前の社会だということ。

そこでの常識では、優先席があること自体がおかしいという事になる。

障害枠があること、
さらには障害者施設なるものがあること、
特別支援学級があることも同様である。
子供に発達障害の診断を下し、普通の生徒と分け隔て、特別支援学級に押し込んで、扱いやすくするための投薬を行い、それを支援と称する愚行。出来るだけ障害のある子とない子が同じ場所で学べるようにすることこそが合理的配慮ではないのか。

一緒にいるから障害に対する他の子の理解が生まれる。

区別するから差別感情がうまれる。人間は知らないものは恐れ遠ざけようとするのだ。

(もちろん、特別な施設を必要な障害もあるが、それを最小にする努力がいる)

 

障害名は、単にその人の困りごとを示すもの。

その人の困りごとに対して、合理的な配慮を提供する社会。

障害者福祉はそれで充分である。

 

区別して、施設に押し込み、管理の為の投薬を行う。

これを重大な人権侵害と考えない社会。

私は恥ずかしいと思う。

 

 

 

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