サードオピニオン会・講演会のお知らせ
減断薬読本購入希望の方
薬のことは医師が決めること。
医療の現場でも、教育の現場でも、福祉・行政の現場でも当たり前のように聞こえてくる。
薬の専門家たる薬剤師までもが似たようなことを言う。
それは本当か?いや、絶対に違う。
では、医師の本音はどうだろうか?
自分の処方に責任を持てると思っているのだろうか?
そう考えていない医師も少なからずいると思う。
私は責任を持てないと言える医師の方がかえって信頼できると思う。
何故なら、薬のことを知っているなら、目の前の患者をきちんとみていれば、とてもじゃないがそのなことは言えないからだ。
逆に、私のような一般人が薬のことを語ると、
「そんなことを広めて、あなたは責任を持てるのか?」
と言われることがある。
その通り、責任なんて取れない。
だが、医師もまた責任なんて取れない。その人の健康を害して、ましてや命を奪ってどうやって責任を取るというのだ。結局、誰も責任なんて取れないのだ。
実際に、責任を取らされる順番は、
当人→家族→現場→医師
であって、
医師→現場→家族→当人
ではないのである。
責任を取らされるものが、決定権を持っていないということがあってよいのだろうか?
良いわけがない。基本的人権の侵害である。
だからこそ、薬を飲む飲まないの決定権は当人にあるのである。
こんな当たり前のことがわからないこの国はどうなっているのか?
(昔から、何も進歩していないのかもしれない。)
医療に関するわが国のシステムは、医師が立派な人間であるとする性善説に従って構築されてきた。その結果、現在の医療は、権力も経済も手にしたモンスターとなった。
結果、何をするにも医師の診断書が必要な状況になったのである。
この状況は、あらゆる現場での思考停止を生んだ。
職場でも、教育の現場でも、福祉の現場でも、薬の専門家たる薬剤師までもが、盲目的に医師の診断や処方を信じるようになったのである。
そもそも、医師は、労働の専門家でも、子育てや教育の専門家でも、福祉の専門家でもないし、ましてや薬の専門家でもない(医師はその養成段階でたいした薬の教育は受けていない)のである。
それぞれの現場も、当人をきちんと見ていないのだ。
治療を受けているのに、却って悪くなる当人を見て、おかしいと思わないことが不思議だ。
問題がどんどん悪化していることに気が付かないのが不思議だ。
医療に繋いだことで最善の支援をしている気になり、悪化は病気そのものが難治性なのだということで正当化しているだけだ。
診断がついた瞬間から、責任放棄となる。
その困った振舞の原因は、それぞれの現場そのものにあるかもしれないのだ。
医師より患者のこと(変化)を良く知っているのは看護師。
それより、もっと当人を知っているのは、日常的に当人に接しているひとである。
薬や治療が役に立っているかどうかを知っているのは、一に当人、そして周りの人間である。
意思決定の順番は、実際に、責任を取らされる順番と同じに、
当人→家族→現場→医師
である。
意思決定することには、責任(リスク)が生まれる。
だからこそ、
意思決定をするためには、当人がどんな薬を飲んでいるのか?
どんな治療を受けているのか?
よくよく学ぶ必要がある。
サードオピニオン会で提供される情報は、その意思決定に必要な情報である。
我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。
空き家、空事務所、畑、里山、etc
(特に神奈川、東京、関西、福岡)
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快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。
全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。