サードオピニオン会・講演会のお知らせ
減断薬読本購入希望の方
ある地方の大学にお邪魔した時、ちょっと良い話を聞いた。
一つは、かつて北海道で、精神障害患者、当事者に経営を任せる施設運営があったこと。
もう一つは、中部地方の認知症治療施設の話である。両方とも長い歴史がある。
北海道の施設は現在どうなっているかは定かではない。
中部地方の認知症治療施設は現在もある。
オルタナティブというより認知症に対する王道な取り組みである。
そこでは、患者の成育歴を聞き取り、その患者の幸せだった頃を確認し、
その幸せな頃を再現するような環境を整えるのそうだ。
楽しかったのが子供時代の学校であれば、疑似的な学校のような状況を再現するのだ。
その為には看護師より保育士を採用する。
1人1人それぞれのケースに対応する(本人中心主義)
コストはかかるが、管理主義(医学モデル)の病院などより、ずっと効果はあがっているようだ。
だが、薬に対する対応(要らない薬を減らしているか)がどうなのか確認はできていない。
認知症の最大のリスク要因は薬とアルコールである。
薬のことを棚に上げたリカバリーは無効である。
一度、見学に行ってみたい。
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