知れば知るほど、情けなくなる。
フリーライターかこさんのブログ内のなかで
ベンゾジアゼピン再考という記事を読んで、怒りというより情けなくなってしまった。
どうして、こんなにも幼稚なんだろう。
こんな幼稚なものが良くも、市民権を得ていたものだ。
精神医療の論文は、そもそも、曖昧な物を論じているのだから、どうとでも書ける。
くそ論文ばかりである。
科学的でもなければ、論理的でもない、読んでるそばから、突っ込みどころ満載だ。
無理やり、正当化しようとするから、文章が論理的に破綻するのだ。
もう、嘘だとわかっているでしょう?
もう、言い逃れできない嘘を上げましょう。
・副作用の少ない良い薬があります。
・新しい薬に依存性はありません。
・離脱症状は3、4週間でおさまる。
・うつは薬で治る。
これらの嘘は、もう、立証できます。
金融機関が、投資商品に儲かりますよと言って販売すると営業停止です。
いいですか、儲かるか儲からないか分からないものを、儲かると云って販売するのは法律で罰せられるのです。
眠れない人は、病院へとか、元気のない人は病院へはセーフかもしれないが、
上の嘘は、ダメです。公のキャンペーンとしてはアウトです。
法の立場から言えば、これって、犯罪ですよ。
ちゃんと、手続きふんで司法に問えば、禁止できる気がする。
深夜の通販番組が僕は嫌いだ。
嘘を平気でつく、個人差があると画面の隅に出しとけばなんでも許されると思っている。
それより、こうしたうつ病受診キャンペーンはさらに性質が悪い。
個人差がある事さえ伝えていないのだから。
一般市民は、精神医療が、こんなに幼稚であることを知らないのだ。
あまりに幼稚過ぎるので、逆に嘘がわからなくなっているのだ。
嘘だとしたら、あまりにも、お粗末すぎるからだ。
でも、やっぱりお粗末で幼稚なのだ。