これまで。

 

その1:折りたたみ小径車を買う

その2:YouTubeの止まらない「これどうよ?」

その3:流れ的にはやっぱり行動に移っちゃうよね

 

えー、その4です。なんだか長くなっちゃいました。

タイトルもおじさん臭がしてますね。

 

冬が過ぎ、春が近づくと試乗会や自転車のイベントがネット検索で現れるようになりました。

チャンスがやってきました。が、それは同時に沼へさらに深くハマる一歩ということです。

 

異常なほどのフットワークの軽さを発揮し、乗れるところには片っ端から行きました。

憶えてるだけでもこんな感じで。もう、アホですよね。
 

ARGON18 FELT Cervelo PINARELLO
Bianchi FOCUS Chapter2 RIDLEY
BMC GIANT Cinelli SPECIALIZED
BRIDGESTONE GUSTO CORRATEC TREK
CANNONDALE MERIDA DE ROSA YONEX
CANYON ORBEA    

(その後、Winspace、Santillocicli、ELVESにも乗ったの思い出しました)

 

ある時は街の中、ある時は河川敷、ある時はイベント会場のコースで乗りまくりました。

 

ここまで来たら勢いついてるので、ショップ常設の試乗車もお願いしました。
 
但し、たくさん乗っても所詮は試乗です。短い平坦なコースが多いので断片的な情報を注意深く感じて行くようにしました。まぁ、これだけたくさん乗れば、さすがにある程度の傾向や好みは明らかになってきます。色々試乗すると毎回気持ちは揺れますが。
 
色々試乗した結果、いろいろなことがわかってきました。
長らくの運動不足で体も固く腹も出てる、還暦の自分の状態も判断しなきゃということですね。
  • エンデュランス系かなと思ってたが、実際乗ってみたらもっさり重い感じで
    思ってたのと違った。
  • 直後に乗った軽量オールラウンダーが高印象で各社乗ってみた
  • 機種によっては前傾ポジションで首が痛くなった
  • メーカー推奨の身長通りだとリーチが足りないケースが多く、
    1-2サイズ小さめがいいことがわかった。
  • 在庫や色展開の関係でサイズを決めかねることが起こった
    (「このサイズだと好きな色がないよね。ひとサイズ上だとあるんだけど」みたいな。
    身長168cmなので調整すればいけそうな。)
最終的には3機種ほどに絞ったところで大いに迷いました。
多分どれ選んでも満足しそうな感じはしたので、なおさら迷いました。
 
てか、試乗している間にいつの間にか購入機種選びにすり替わっている

で、結局 Cervelo Caledonia となったわけです。
最終的にはフィッティングを受けてサイズ/ジオメトリ的に最適なものを選びました。

Caledoniaは分類的にはエンデュランス系と言われています。
「あれ、エンデュランス系はもっさりで思ってたのと違ったのでは?」
と言われるかもしれないんですが、
 
分類って難しいです

一口にエンデュランス系といってもメーカーごとにかなり違う気がしています。
試乗した中ではこの辺りがエンデュランスなのですが、それぞれに異なっています。

あくまでも個人的な感想ですが、
  • PINARELLO X3
    Fシリーズよりは楽なポジションで乗れますが、
    結構アグレッシブにぐんぐん走れる印象です。
  • Roubaix SL8 Comp
    Future Shock 機構等で圧倒的な振動吸収力はあるものの
    ちょっと重い印象です。
  • Cervelo Caledonia
    これが一番説明しづらいんですが、
    気がついたら楽に距離進んでた感じでした。
    メーカー側のコンセプトとしても、
    エンデュランスと片付けづらい部分があると思います。

Caledonia については、こちらのインプレッションも参考させていただきました。

とても的確にわかりやすく説明されていると思います。
この方の他のインプレッション・動画も個人的に好きでよく見させていただいてますす。

 

というわけで、気がつくと自宅にはKHSとCerveloがあります。

実は、近場用に

20年以上長いこと使ってて愛着が湧いているので、レストアしてみた安価な小径車
もあります。この顛末はまたそのうちに。

(やっと完)