へルタースケルターの監督であり、写真家でも活躍されている蜷川実花さんの写真展に行ってきました。
写真撮影が禁止ということで、入り口のみになりますが、
テレビ番組で、赤が好きと言われていたように赤で埋め尽くされたような印象でした。
写真や展示を観ているだけで、へルタースケルターのストーリーが浮かび上がるほど、インパクトの強い内容でした。
やりすぎ…って囁く人がいるほど、いい意味で振り切れたものでした。
色だけで観ても配色が綺麗で、観に来ている人もほとんどが女性でした。
写真を観ながら浮かんだ言葉は、
器を生かすための身体に、苦しむようになってしまった。(沢尻エリカさんが人形のように魂が抜け切ったような写真)
増幅しすぎた自分自身に、なにが何だかわからなくなってしまった。(全身整形でオペ中の写真の
下に、整形後に大ブレークして何十もの人形雑誌の表紙を飾ったディスプレイより)
弱い自分がいたから、強くなれた。(上と同じディスプレイより)
今日の写真展も最終日で、入場10分前に入って観てきたんです。
最終日って言葉に弱い自分がいます。