お水送り神事と若狭 小浜の聖地を巡ります | 祈りの山旅

祈りの山旅

祈りを込めてお山に上がる「登拝」や
神社仏閣、聖地への参拝を通して変わる心の旅。

山伏の私が登拝、参拝の案内人を務める「祈りの山旅」の活動記録、
予定告知、日々の感想記です。

祈りの山旅 次回行事予定のお知らせ
(当会は会員制などではなく、どなた様でもご参加自由、入会金なども不要です)


文中敬称略にて失礼します。


令和6年4月6日(土)~8日(月)

出雲大社と美保神社への「両参り」参拝、今回は美保神社の例大祭に合わせての「特別編」としての開催です!

その他、日御碕神社、隠ヶ丘、神魂神社、熊野大社、須我神社と奥宮へも足を伸ばします。


「出雲巡り 美保神社例大祭特別編」

(残席1名さま)



令和6年4月19日(金)~ 4月21日(日)

これまでの旅の集大成として行いました「天河玉置 熊野巡り」が更にパワーアップ!

熊野三山と玉置神社、天河大弁財天社と大峯山麓の聖地に加えて、今回はゴトビキ岩の神倉神社と、修験道の開祖 役行者ご誕生の地 吉祥草寺にも参拝。

天川村に宿泊して天河大弁財天社の素敵な朝拝にも参加します。

役行者が熊野から大峯山へとたどられた跡を慕っての旅、題して「熊野玉置天河巡り 役行者特別編」です!



令和6年5月31日(金)~ 6月2日(日)

大好評をいただいております高千穂巡り、阿蘇山エリア巡りも加えて再度開催!

高千穂の聖地巡りと夜神楽拝観はもちろん、阿蘇山麓の上色見熊野座神社、白川水源、神龍八大龍王神社へも参拝。

阿蘇山火口見学と砂千里散策も予定してます!

神話の故郷 高千穂と、火と水の地 阿蘇を体感する旅です。


「高千穂 阿蘇山巡り」

(残席2名さま)


詳細、お申し込み方法などはリンク先のブログ記事をご参照下さい。

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来年の3月2日(土)~3日(日)に、1泊2日の行程で福井県小浜市で行われます聖なる儀式「お水送り」を拝観し、若狭の水の聖地と御神島を望む常神半島の常神社、そして不老不死の八尾比丘尼伝説の伝承地を巡る旅を行います。
(どちらも車で近くまで移動しますので歩き通しではありません)

訪れますのは、
瓜割の滝
若狭姫神社
若狭彦神社
神宮寺
鵜の瀬

常神社

空印寺と八尾比丘尼入定地 

神明神社

です。

以前にも行いました行事の告知文を一部変更して再度掲載いたしますので、ご参照下さい↓
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 水、生命の源。


福井県は米どころ、酒どころ、そして水が綺麗な事でも知られていますが、特に若狭、小浜ではその清らかな水を使った儀式が今でも続けられております。

春を告げる風物詩として毎年ニュースにも取り上げられる奈良 東大寺の修二会「お水取り」。

境内の井戸から汲み上げられた霊水「お香水(おこうずい)」を十一面観世音菩薩さまに捧げ、一切の罪過を悔い改め救いを求める儀式ですが、じつはその聖なる水は「お水取り」の十日前に小浜にて行われる「お水送り」によって届けられています。

毎年3月2日に、若狭神宮寺の閼伽井という井戸から汲み上げられたお香水は、遠敷川にある鵜の瀬と呼ばれる場所まで運ばれ、壮大な儀式の中で注がれます。

そして10日間かけて東大寺の若狭井という井戸に流れ着くそうです。

若狭の新鮮で清浄な水「変若水」を、新しい春を迎える為に供える意味深い儀式。

また、鵜の瀬と東大寺を南北につなぐ直線上には、鞍馬、貴船、下鴨、伏見稲荷、石上神宮、大神神社、吉野、天川、玉置、熊野があり、このラインは地のエネルギーが走る龍脈、そして一説にはその下を走る地下水脈が実際にあるとも言われております。

今回はこのお水送りの神事を拝観し、関係する場所を巡ります。

お水送りのご神水湧き出る閼伽井、神宮寺



遠敷明神というお名前で祀られる二柱の神が御祭神の、若狭彦神社と若狭姫神社


そしてお水送りのクライマックスの地、鵜の瀬

(*神宮寺、鵜の瀬は夕刻からのお水送り神事の際に訪れますが、鵜の瀬は昼間にも行けそうでしたら訪れる予定です)


そしてお水送り神事を拝観します。

夕刻より行われる達陀(だったん)、彩燈護摩などの炎鮮やかな儀式をみたあと、鵜の瀬までの2kmの道のりを手松明を持っての行列にも参加できます。
*神宮寺(夕刻以降のみ)、鵜の瀬での神事は自由に拝観可能ですが、行列は手松明購入の方のみになります。

(松明行列へのご参加は自由です。なお、お水送り神事の際は自由行動となりますので、行列に参加されない方はお好きな場所でお過ごしください)

行事の流れはこの様になります↓

(小浜市観光・おばまナビさんよりリンク)



手松明は数に限りがありますので事前購入がお勧めです。

ご参加希望の方は各自でご予約ください↓

若狭小浜観光案内所

0770-52-3844









夜の闇に映える儀式の炎は素晴らしく、貴重な体験です。


(冬の夜間、約3時間に及ぶ行事ですので温かい服装をご準備下さい。
なお松明行列やその他の際、火の粉がかかる場合もありますので燃えやすい生地の服装はお避けください。
過去に私も行列時に他の人の松明でフリースを焦がされましたので十分にご注意を)


宿泊は若狭ふぐの宿若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)です。

他にも天徳時さまの境内奥地にあります「水の森」と呼ばれる場所、瓜割の滝も訪れます。


辺りに漂う豊かな水の気に育まれた樹々の織り成す森の景観、溢れ出す水の勢い、足元を流れる水の清々しさは素晴らしく、何度訪れても飽きない素敵な場所です。

そして今回は、前述の鵜の瀬と東大寺を南北に結ぶ線のほぼ北側に控える常神社にも参拝します。



更にこの若狭の地に所縁の深い、不老不死伝説の八尾比丘尼にまつわる場所、空印寺と神明神社も訪れます。


若返りのお水の神事と、不老不死伝説が伝わるというのも意味深ですね。


春をもたらす聖なる水、永遠の若さという要素あふれる地 若狭 小浜を深く感じる二日間の旅。


皆様と共に楽しみたいと思います。


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祈りの山旅 参拝の会 3月度行事


 【日時】 

 令和632(土)〜3月3日(日)


 【集合  

その

午前8:15 JR天王寺駅中央改札前コンビニ入り口付近 


その

午前9:00 JR新大阪駅3 新幹線中央口改札前


 解散時刻は 18時 新大阪駅または天王寺駅着予定(交通事情などにより遅くなる可能性もあります


なお、天候、道路状況など諸事情によりスケジュールの変更がある場合がございますことをご了承下さい。 


 【持ち物 服装】 

特に規定はありませんが、境内などをある程度歩く場所もありますので歩き易い靴、服装でお越しください。

傘やカッパなどの雨具もお忘れなく。

また、ご朱印もいただけますのでお持ちの方はご朱印帳もどうぞ。 


【ご参加費用】

22,000円

(ガイド料、高速道路料金や燃料費などの車両負担代を含みます


旅行保険の加入は取り扱わない様になりましたので、各自でご加入下さい。


 *ご注意*

昼食代、宿泊費は含まれませんので、現地にて各自ご精算となります。 


【宿泊について】

今回のお宿

若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)

お一人様 2食付き10,450円です。


お宿の部屋割りは基本的に男女別の相部屋となります。

設備、寝間着、アメニティなどはお宿のホームページからご確認下さい。


 【お申込金について】 

申し訳ありませんが、宿泊費などを除きましたご参加費用の全額をお申込金として先にお振込みいただく事にさせていただいております。

 催行日間近のキャンセルが増えており、赤字催行を余儀なくされる日もありましたので、申し訳ありませんがその為の措置として何卒ご協力願います。 


お振込みはお申し込みのご連絡の後、なるべく1週間以内にお願いいたします。 

時おりお振込みが遅れる方がおられます。

大幅な期間延長は前述の性質上お受け出来ませんが、ご事情のある方は必ずその旨をご連絡ください。


ご事情の連絡なく1週間よりも遅れる方は次回からのお申し込みをお断りする場合があります。


お申込金の振込み先はお申し込みのご連絡をいただいた後、直接ご連絡させていただきます。



 【お願い】 

キャンセルは出来るだけなさらない様にお願いいたします。 

体調不良、ご家庭やお仕事都合など仕方ない場合もありますが、最近身勝手な理由で簡単にキャンセルする方が増えており、非常に困っております。

措置として、この度キャンセル料金を改定します。

 万が一キャンセルされる場合お申込金の払い戻しをいたしますが、キャンセル料金が発生いたします。 

 お申し込金からキャンセル料金を差し引いた額が払い戻し金となります。 


キャンセル料金は、 

出発日の20日前までは20% 

7日前までは50% 

3日前までは70% 

前日までは80% 

当日は100%

とさせていただきます。

(荒天により中止の場合のキャンセル料金は発生しません)



 【お申込み方法】 

ご参加希望の方はメールにてお申し込みください。 

 「3月2〜3日小浜若狭巡りお水送り参加希望」と件名にご記入の上、本文に 


 ・お名前 

 ・ご住所 

 ・お電話番号(当日お持ちの携帯電話番号

 ・旅行当日のご年齢

 ・緊急連絡先(お名前とお電話番号

 ・集合ご希望場所(天王寺駅か新大阪駅のどちらか

 ・お食事の肉ありまたは肉なしのどちらか

 ・食べ物のアレルギーの有無(ある方はその詳細)


 をそれぞれご記入いただき、


inorinoyamatabi@gmail.com


(↑メールへリンクがいかない場合は、お手数ですがアドレスをコピペしてご入力ください)


 までご連絡ください。


 色々と記載しましたが、ご不明な点などございましたら、気軽に問い合わせ下さい。 


皆様のご参加、心よりお待ちしております!