動物園の動物たちの写真の仕上げ(現像)の方法 ~撮った写真を良くする! | スチュワート チゾムの写真館

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今日、札幌はやっと気温が上がってピカピカ青空です。

でも風が強く、花の写真が撮れないので動物園に行くつもりです。

 


青空の動物園は気持ちがいいですけど、写真は厳しいですよね。

カメラマンは写真を全部RAWで撮っています。そして、LightroomというRAW現像ソフトを使って写真の現像をしています。

このソフトの「シャドウ」と「ハイライト」というツールを使えば、日差しの強い日に撮った写真をいい写真に仕上げることが出来ます。 


日差しが強い日のテイジの写真です。顔が真っ黒叫び


単純に露出を上げればこう↓なります。あまりいい写真じゃないね。


ソフトを使って、顔のシャドウ(影)だけを取ります。いい写真になりましたグッド!


エゾヒグマの大の顔も真っ黒です。


露出を上げるとこう↓なります。


顔だけのシャドウを取れば、こう↓なります。


こちらは、リッキーの格好いい写真カメラ

これでもいいのですが、顔の影と岩の明るさが気になります。

 

露出を上げると。。。 ダメですね。


気になる足と岩の白飛びをハイライトのツールを使って直します。

良くなりましたね。


写真のシャドウを全部取ると、こう↓なります。 ダメですね。



顔の影だけを取れば、いい写真になります。

 


最後にアズキの写真です。かわいいね。でも顔は真っ黒ですね。


露出を上げれば水の色がなくなります↓。顔の白飛びも気になります。

 

ハイライトとシャドウを両方調整すれば、いい写真↓になります。



これらは、カメラマンが一番よく使っているツールです。

シャドウとハイライトのツールは、RAW現像のソフトだけではなく、他の

写真ソフトにも入っていますので機会があれば是非使ってみてください。