■ なぜC型肝炎にかかるのでしょう?

★悪い奴ほどよく眠る、C型肝炎ウィルス(4)



 それにしても急性肝炎と慢性肝炎は、どこで違いが出るのでしょうか? 私は前著で、「肝炎ウィルスの量と免疫力の強弱に左右される」――と述べました。その意味はこういうことです。

C型肝炎ウイルス.jpg

 まず肝炎ウィルスの量ですが、これが多ければ多いほど急激に発症する ―― と考えたのです。なぜかといえば、侵入してきた肝炎ウィルスに対して免疫細胞たちが大挙して立ち向かうはずだからです。つまり全面戦争です。

 マクロファージ、好中球、キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞などの白血球の仲間たちがそれです。ところが免疫細胞たちの攻撃が強すぎると、勢い余って正常な肝細胞も道連れにしていっしょに破壊してしまいます。その刺激が急性肝炎となって現れる ―― と考えたのです。



 ところが、侵入したウィルスの量が少なかったり、免疫力が弱かったりすると、ウィルスと免疫細胞の戦いは小規模に終わり、肝炎ウィルスは生き延びます。そして症状が表に現れないまま潜航して慢性化する、というわけです。

肝炎.jpg

 さて、私は前にC型肝炎ウィルスのキャリア(持続感染者)を「300万人」と推定しました。とすると、そのうち30%が急性肝炎として発症しますから、その数は90万人。残りの70%が症状の出ない慢性肝炎とすると、その数は210万人……という計算になります。


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